必勝立ち回り
【守山有人】
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さまよう
掲載:2010-09-17

最近の当コラムに書いている通り、プライベートでは水戸黄門2(以下、黄門)ばかり打っている。

すでに何度か書いているように、この機種は技術介入度が高い
普通に打てばほぼ間違いなく玉が減る確変時短中に「緻密な止め打ち」を駆使する事によって玉を増やす事が出来る。
ただ、非常に面倒くさい上に、人によっては慣れるのに時間がかかるのが難点。
それでも一般客とめちゃくちゃ差がつくのだから「止め打ち嫌い」の俺でも流石にやるしかない。
おかげで比較的優秀台を見つけやすいというメリットもある。

ってな訳で、今日も今日とて黄門の優秀台を探す旅に出たのだった。

10時過ぎに目的の店に着いた。
ここのところ頻繁に当日記でお世話になっている約3.6円の店だが、どうも今週は良くなさそう。
先週に比べて明らかに命釘が小さい
その先週ですら「ギリギリ」のレベルであった事を鑑みれば、自ずと「今日は手が出ない」という結論に至る。

ここでフト思い出す。
そう言えば、この店からそう遠くない地域にある等価店が本日イベントだったっけ。
「一応覘いてみようかな……」と軽い気持ちで行ってみたところ、まだ午前中だというのに20台ほどある黄門のシマの空き台が2台ほどしかない。
どうやら本日は黄門のイベントのようだ。

で、実際に空き台の釘を見ていくと……アレ?
あんまり開いていないような……。
それに出玉関係の釘イマイチにしか見えない。
まあ、等価店なので仕方のないところはあるのだが……不安な事は確かだ。

これだけ客付きが良い中での空き台と言う事もあり打つかどうか非常に迷ったが、結局打ってみる事にした。
この店で黄門を打つのが初めてだったから……というのが一番大きな理由。
打ってみなければわからない事も沢山あるのである。

※実戦データの見方
回転数_大当たり_投資金額

CRびっくりぱちんこ 爽快 水戸黄門2(A番台)

___19_ヤメ_1K

CRびっくりぱちんこ 爽快 水戸黄門2(B番台)

___29_ヤメ_2K

流石は等価店。
しかも混んでいる中の空き台ということもあって、手応えの方はサッパリ。
この出玉関係を見る限り、いかに等価店といえども日当を出すには千円当たり22回転は欲しいところ。
2台打って両方とも明らかに20回無いような感じでは「今日は状況が芳しくない可能性が非常に高い

ここで素直に諦める……というのが冷静な判断だろうが、なんとなしにポロっと空いた新たな空き台に座ってしまった……。
結果的に言うと、これが悪手(将棋用語で「悪い手」の意味)だった。

一応は千円20回を超えるペースで回ってくれていたので、なんとなく打ち込んでいく。
すると7千円目で当たる。
総投資はジャスト1万円。

CRびっくりぱちんこ 爽快 水戸黄門2(C番台)

___126_16R確_7K
(夜桜3擬似→赤泥棒→飛猿)
(141)_16R確
(_25)_16R確
(_20)_16R確
(_29)_11R通


当たってみれば、やっぱし出玉が悪い
自身の止め打ちが進歩したおかげで確変時短中はなんとか玉を増やせているが、大当たり出玉そのものが少ないのはいかんともしがたい。
これが等価の難しいところなんだよなあ。

だが、モチベーションを下げながらも何となく打ちこんでしまった。
結果的に言えば、これまた悪手

等価なんだし、求める時給が出そうにないと思った時点で撤退素直で合理的な行動だ。

__200__2R確
(諸国漫遊2擬似→風呂→トツキチ)
(102)_11R通
__151_ヤメ


回りも落ちてきて、流石にどう考えても求める時給が出ない感じになって来たのでここで撤収
出玉を流したら8411発。
これを1R120発で計算すると…24.4回/K!!

「なんでやめんの?」って感じだけど、これは1R130発で計算すれば19.8回/Kになる。
ボーダー的にいえば勝てる計算ではあるけれど、勝てるだけではダメ
時給が出なければ意味がない。
それがパチンコ生活者の悲しいところだ。
ともかく出玉関係とはかくも重要なのである。

気が付けば14時過ぎ。
運だけで浮いてしまったが、ここで帰宅するのはあまりにも早すぎる。
もうちょい足掻いてみようと思って色々やってみたけど、結局は泥沼から抜け出すことは出来なかった……。

店移動

ぱちんこCR北斗の拳 剛掌

__368_ヤメ_18K

別の店で出玉関係がよさげな「ラオウ」を触ってみるものの、回りが微妙に足りず

店移動

CRスーパー海物語IN沖縄2MTMS

___89_16R確_4K
(ノーマル2段階)
(_34)_16R確
(_32)_16R確
(101)_16R通
__638__2R確

(泡→マリン→ロング)
(109)_16R通
__238_ヤメ(20:27)


最後に打った沖海2は中盤まで千円25回転近いペースで引っ張ってくれて元気が出た瞬間もあったが、いかんせん出玉関係が弱い上に最終的には23回位にまで落ちてきた。
しかもちょうど良いタイミングで飲まれた(持ち玉でも時給2000円前後の台だったのでヤメはやむなし)ので、本日のパチンコはここまでにしておいた。
今のパチンコで時給を出すにはどうしても出玉関係が重要になってくる。
その意味価値を改めて思い知った一日だった。

出玉関係でめちゃくちゃ技術介入可能な黄門実戦的に見ても勝ちやすさの面で優秀な台なんだなあ。

(実戦結果)
トータル
【総投資金額】
32000円
【出玉】
8411発
【換金額換金】
33500円
【収支】
+1500円

(攻略データ)
CRびっくりぱちんこ 爽快 水戸黄門2
【千円あたりの回転数】
約19.8回(出玉は1R130個計算)

実戦データ
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