楽な勝負
掲載:2010-09-08
うす、食い物が楽しみな季節になってきたな…だが俺はキノコが大嫌いだ。
この時期になると松茸だなんだって、聞くだけで小便を垂れ流しちまいそうだよ。
秋刀魚(さんま)で良いんだ! 秋刀魚で。
そんなことを言いつつ、秋刀魚もそこまで好きではないエロリだ。秋は読者に限る。
さて必勝稼働報告と行こうか。気づけば潜確狙いで食い初めてから一年半…長いようで短い月日だったが、途中に何度他の立ち回りに変えようと思ったことか。だが変えなかったおかげで現在もなお、華麗なヒットアンドアウェイを続けられている。
言い換えれば打ち合う覚悟がないだけのハイエナ野郎なんだが、いつの時代も安定した立ち回りがあればそれを使うのが常だよな。
俺の知っている先駆者達は、いつの時代も足と苦労を積み重ねて稼いでいたわけではなく、いつも手を汚さず楽に大金を儲ける手法を使っていた。
苦労した人間が偉いとは必ずしも思っておらず、苦労してもしなくても、良い結果が伴った人間が偉い。わかりやすい世の中だよな。
そんなわけでまずは土曜日。この日は…
花の慶次~愛~
こんな感じのもの(潜確)が見つかって2R通常に怯えながら打ち出すも、1回転目からステップ5(慶次)→キセルと風流リーチに行けばむしろ確定と言う安心な流れとなり、無難に奥村リーチ→傾奇御免から六が揃う。
7連チャン。ここ何日かの潜確拾いにしては上出来の+37000円だ。
その後は友人がパチンコ屋にいると言うので顔を出しに行った時のこと、俺は金を捨てるように打つことが出来ないためボケーっと突っ立って、友人が終わるのを見ていた。
すると近くにあった竹内力から甲高い音が聞こえた。
よく見ると大仏のいるステージで潜伏の可能性が高い状態(ボタンプッシュで剣が現れる)を示唆しているではないか。
しかも3回は鳴っているのが確認できたため、確定とまで断言できるレベルだ。
やめないだろうと思っていたら、何とコールランプを押しやがった…。
すかさず台を確保し打ち始めると、突確→10連チャンとまたしても大きな回収となった。
そして何とこれだけでは終わらなかった…。
ちょうどヤメるとき、隣にあった竹内力も2Rランプが点灯した後にヤメていったのだ!
またしてもリニアモーターカー(時速500km)なみの速さで携帯を投げ込み、突確→6連チャンで終了と相成った。
この日は久々の大台手前となる+94000円の完全勝利で夜は小躍りをしつつ知識(と経験)の重要さを改めて認識した。
例えば竹内力を打ったことがなかったら1台目の潜確が拾えておらず、さらに2台目もなかったことになるからな。現代の中学生なみ(?)に侮れないもんだぜ。
続く日曜日。この日もどんなドラマが俺を待っているんだろうと胸を膨らませてホールに入った。だがそこにあったのは…
CRA釣りキチ三平
と言う過酷な現実だった。しかも1パチ。
たった+800円と言う地味な収支を紙(収支帳)に刻みつつ、この日は今月最も安い稼働日となり終了した。
そう2日連続で上手くいくわきゃねーよな、と言う感情を胸に来週は頑張ろうと心に決めたのであった。※実際に頑張るのは前日に潜伏確変を引く人です
まーそんなわけであんたらも秋を満喫しつつ、満喫を宿としてる人とも楽しんでくれよな。
じゃーまたな。
(C)隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/NSP 1990, 版権許諾証 YKJ-201