必勝立ち回り
【守山有人】
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思惑ハズレ~前半戦~
掲載:2010-06-18

昨日はクラブムーンを打った。
感想としてはスペックがやや甘い(表記通りの出玉だと等価ボーダーで16.5とか)上にゲージもやや甘い……と書くと良い事ばかりに感じるが、時間効率がイマイチなのがちょっとネックかな。

それと俺が打った台はスルーがちょっと通りにくかった。
位置としては理想的な場所にあるスルーだが、ちょっと変則的な形で釘をアケてくれないとなかなか通らないように感じた。
まあ、釘がアケばそこそこヤレそう(食える台が探せそう)だが、アカなければ流石に苦しい。
台の総評としては「ちょい甘」といったところ。

ただ、経験値が積めた事は良い事だ。
「この釘&デキでこのくらいのレベル」という一応の目安が出来た。
これの積み重ねこそが後の稼働に繋がるし、パチンコ力の維持&向上にもなる。
やっぱし、現場に出ないとダメなんだよなあ。

さて、本日。
昨日打ったクラブムーンはまあまあ(3.3円ナシナシで出玉削りほぼなしの24/K)だったが、イマイチ決め手に欠ける感じ。
目標とする時給3000円には届かない。

それに加えて雑誌の取材で今週中に武神烈伝(以下武神)を打たなくてはならない。
良い状況があればついでに打ってしまおうと考えているが、果たして状況やいかに。

ということで、わりと早めに起きたのだが、諸々の用事をこなしているうちに10時を過ぎる。
近所の状況がまずまず良い時期なので、慌てて家を後にした。

目当ての店(3.3円ナシナシ)に着いたのが10:30過ぎ。
幸か不幸か武神のシマは満席。

……と、良く見ると見慣れた男が。
オリ術ではおなじみのライター、デグチさんである。
彼も俺と同様の取材で武神を打っているそうだが、早くも大当たりをしている。

「いやあ、右の釘が悪すぎて話しになりませんワ~」と独特の関西弁で、状況を教えてくれるデグチさん。
助かった、おかげで状況の悪いシマで試し打ちをせずに済む。
「守山さんに釘の話をするのも何ですが……」と気を使ってくれながらキモとなる右の釘を教えてくれるデグチさん。
う~む、良い人や。
ありがとうございます。
後の実戦の参考にさせて頂きます。

さて、武神の実戦は後日に後回しする事にして、昨日打ったクラブムーンを見に行くと……据え置き
しかし、比較的状況の良いこの時期で昨日のレベルというのはちょっと……。

ここはひとつ他の台を探して冒険してみたい。
ということでこのクラブムーンを保険にしつつ、掘りに(優秀台をさがしに)行く事にした。

そこで目をつけたのが「バァーンダマシイ」(以下魂)のライトバージョン。
友人のやまちゃんが昨日打っていて、「一回転あたり1.5個ほど増えたよ」というところに魅力を感じた。
少しだけスペックが辛いとは言え、「電チューサポート率」(以下電サポ率)が高めのライトスペックで玉が増えるというのはデカイ。
その一点だけでも可能性を感じるので、ここはひとつそこに賭けてみよう。

さて、回転率はどれくらいあればだいじょぶなんだろうか?
クラブムーンの等価ボーダーは表記出玉なら千円あたり約16.5回。
それに対して魂は約18.2回。
玉増えや時間効率などの要素が絡むとはいえ、昨日のクオリティを上回るためには千円25回転以上&玉増えが必要と予想される。

まずは千円25回目標
そう考えて試し打ち開始。

※実戦データの見方
回転数_大当たり_投資金額

CRバァーンダマシイSSBS(A番台)

__52_ヤメ_2.5K

1台目を2.5Kで見切ると、次に打った2台目で軽い奇跡(パチンコで軽い奇跡やドラマというのはしばしば起きる事ではあるが)が起きた。
まだ訳も分からない1回転目で当たったのである。
ライトタイプなので比較的当たりやすいとはいえ、この展開は嬉しい。
持ち玉比率的なメリットもあるが、早い段階で「出玉関係の確認」が出来るからである。

データについてだが、リーチや予告などは戦車とか飛行機とかバァーンチャンスとかしかない。
あまりに単調なので割愛させていただく事をお断りしておく。

この機種は大当たりの種類が5種類。
ヘソ入賞時は

A・16R確変→5%
B・6R確変→40%
C・チビバァーンボーナス(実質2R確変)→20%
D・6R通常→10%
E・チビバァーンボーナス(実質2R通常)→7%

となっており、電チュー入賞時は

A→5%
B→78%
D→17%

となっている。
要するに電チューでの大当たりがカギを握るゲーム性だ。

データでは大当たりの種類をA・B・Cで表記させて頂く事にする。
それと大当たり終了後、ドットにVと表示されれば保留内での連チャンが確定。
SPならば確変(82%)濃厚。
Aと表示されれば確変OR通常。
なので、こちらも併せて表記しておく。

ちなみにBとD、それにCとEの違いは見た目にはわからない(セグを研究すればわかるだろうが、ST機なので立ち回りにはほとんど影響が出ない)ので、A→16R、B→6R、C→実質2Rという表記にさせて頂きたい。

CRバァーンダマシイSSBS(B番台)

___1_B→SP_0.5K
(_4)_B→SP
(_7)_B→V
(_3)_B→A


まずは4連チャンで2000発ちょいの出玉を獲得する。
6R当たり1回分平均520発というのが標準的な出玉だそうだからまあまあのような気もするんだけど……。
どうも確変時短中の止め打ちに「慣れが必要みたいで、なかなか玉増やしがうまくいかない
ほんのちょっとわずかに増えた(1回転あたり0.5個未満)て程度。

やっべーな、これだと回りがかなりないと厳しいゾ。
こうなってみると早めに持ち玉が出来たというのも移動ナシのこの店に於いては微妙な展開かも知れない。

_115_B→SP
(_5)_B→SP
(_7)_B→SP
(41)_B→A
(38)_B→A
_153_B→A


初当たりが軽いおかげでイマイチ回りが把握出ないまま実戦が進んで行く。
当たりを重ねるごとに止め打ちには慣れてきた。
慣れ来たが、どうやらこの台はスルーのヌケが足りない事が発覚。
どうも「減らない」、もしくは「微増」が限界のように感じる。

あまつさえ、時間効率もSTの消化に時間がかかるのでイマイチ
通常時は早いのにもったいない。
玉増えがないと途端に厳しい台になる感じだが……やっちまったか?

そしてようやく打ちこみに回る展開になったところで、読者の方に頂いた「50発を正確に測れるカップ」を駆使して回転率を把握していくと、2500発(玉を借りると1万円分)で235回転……。
こりゃ本格的に「やっちゃっ太郎」か。

下手をすれば玉を流して台移動まであるな……と感じ始めたところで後半戦に続く。

(本日の途中経過)
CRバァーンダマシイSSBS(A番台)
【投資金額】
3000円
【持ち玉】
約3500個

実戦データ
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