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| 必勝立ち回り 【守山有人】 |
思いがけず～前半戦～
掲載：2010-03-26
確定申告が終わっても、まだ区役所や税務署に用事が残っている。
という事で、本日は早めに家を出た。
が、すべての用事を終えた時には11時過ぎだった。
大事な週アタマなので10時前にすべて終わらせるつもりだったのだが。
自分のせいももちろんあるけど、区役所や税務署のトロい対応も一因な気がして仕方ない。
なんだか釈然としない思い。
いやいや、終わった事を気にしても仕方ない。
前を向かないと。
ともかく今からベスト尽くすしかないだろう。
わりと良く行く店に行ってみた。
……アッチャー。
開店から2時間の間、貯玉手数料無料サービスなんてやっているよ。
この店、3円ながら出玉関係が良いシマが多く、全体に寄りも綺麗。
このサービスがある日はチャンスがあってもおかしくないんだよなぁ。
時計に目をやれば現在11時20分過ぎ。
なんとも痛い出遅れになったしまったようだ。
一応、いきなりテキトーな台に座って玉貸しボタンを押しまくる「作戦」と言う手もないことはない。
ただ、釘の状況をパッと見る限り、難しそう。
ハッキリ使える(求める期待値が出る)台がないとこの作戦はあまり意味がない。
無駄に時間がかかるし、目立つし。
何度も来ている店だけに大海SPやひばりなど打ちこんでいるシマにそそる釘はなかった。
ということはすなわち、まだ打った事のない台に可能性を求めるべきなんだと思う。
※実戦データの見方
回転数_大当たり_投資金額
CR沖～な‐泡盛RED‐
_19_ヤメ_250発
CRルパン三世 徳川の秘宝を追え(A番台)
_42_ヤメ_500発
CRルパン三世 徳川の秘宝を追え(B番台)
_38_ヤメ_500発
新台を触ってみたが、沖～なとルパンのシマはどうもダメっぽい手ごたえ。
沖の方はかなり面白そうなんだけど……残念。
かくなる上は仕方ない。
一度打った事がある、あしたのジョーを打ってみよう。
25回ちょっと回った時に比べると、間違いなくヘソがイチマイ以上狭いけど、デキが良いことはわかっている。
貯手数無料だし、玉増えも見込めるし、23回くらいあればギリギリ足りているのかな。
ここで時刻を確認したら……ゲッ!
後5分しかないジャンか!!
急いで玉貸しボタンを連打。
丁度6000円分、1500発を下ろしたところで、12時になった。
ははは。
あんまし意味なかったみたい。
要するに思ったほど回らなかったのである。
CRびっくりぱちんこあしたのジョー
128_ヤメ_1500発
まあ、これくらいの打ち込みじゃまだわからないんだけど、もともと大したことないと思っているだけに、頑張れ元気、じゃなくて頑張る元気が湧いてこない。
シャレも古くなるってもんだ。
ハテ、困ったぞ。
貯玉手数料無料タイムは終わっちゃったし、この店の本日の状況は決して芳しいものではなさそう。
移動するか否かを含めて、ラーメンでも食いながら考えますか。
この沿線はラーメン店的にかなり充実しているからねー。
御用達の安くてウマい店に入り、ラーメンを啜りながら冷静になってみる。
個人的にはこの行為、無駄なようで意外と重要な気がしている。
……うーん、やっぱ移動かな。
という訳でラーメンを食い終わった後、電車に乗り込んだのであった。
さて、移動した先は最近、ひばりでお世話になった3.3円ナシナシ店。
さっそくお目当てのひばりのシマに直行するも、残念。
先週シマって打てなくなった時の釘よりもさらに状態が悪くなっている。
見た瞬間に却下。
もう午後2時近い時間だし、近所の3円アリアリで貯玉手数料2500発まで無料店に移動する事が頭をよぎった。
確かに不正解ではない選択のような気もするが、どうだろう?
そもそもその店はそこそこ時間がつぶせる(持ち玉時給2500前後)台はしばしば作ってくれるが、持ち玉で3000円を超えるような台は滅多にない。
それにその店で2500発を打ち切ってしまうと、とたんに選択肢が狭くなる。
残りの時間はもう、「店回り」にあてるか「MJ4コース」になるか「満喫行き」かのいずれかになってしまう可能性が高い。
週アタマからそれは流石にあんまりだろう。
ということでここは「近所店行き」をいったん保留。
もう少し店内を見回る事にした。
とは言え、なかなか打ちたくなる台がないもんだ。
が、フトあるシマの前で足が止まる。
「もっとレレレにおまかせ(以下、モットレ)」というハネモノ台。
実は俺、ハネモノが大好きなのである。
釘とヤクモノとストロークと止め打ちと。難易度は高いながらも出た時の達成感というか「実力で勝った感」がたまらないのである。
しかもこの機種は打ったことがない。
……ぶっちゃけ、凄く打ってみたい。
だが、この店は3000発定量というショボいルールなので、「遊び打ち」になってしまう可能性も高い。
かなり迷ったが、「この釘でどれだけ鳴いてどれだけ拾うのかを確かめる」という自分に対する言い訳を作って、結局打ってみることにしたのだった。
釘は全体的にオトシ(左側の1チャッカー)がやや大きく、ヘソ(ハネモノでヘソと言えば中央下にあるチャッカーのこと)は狭い。
寄りは全体にややマイナスといったところ。
どの台も大きな違いは無いように見える(実はこれが曲者で、ハネモノは小さな釘の動きでも絶大な影響がある場合があるから要注意なのだ)。
初打ちの機種だし、データで選んでみることにした。
選択基準は「なるべく鳴きに対する大当り確率が高く、回数がついている台」を選ぶというシンプルなもの。
これは単純ながら実戦において意外に役に立つので、ハネモノに慣れていなくて興味のある方は覚えておいて損はないかと思う。
……最初の500円で鳴きがゼロって。
普通はやめるのだが、試し打ちということで2000円くらいは打ってみようかと思い金を足していく。
次の500円では10回鳴いて5個拾った。
そして次の500円では一発目に拾った玉が見事Vを射止めたのだった。
モットレは、鳴きの保留が最大8個(オトシ→4個、ヘソ→4個)つく。
要するに最初に大きなラウンドを引けば、保留のつく確率も高まり、すなわち連チャンの期待も高まるという寸法だ。
これがのっけからあれよあれよの4連チャン。
実質15R→実質6R→実質15R→実質11Rのコンボだからいきなり打ち止め寸前までいってしまったことになる。
初打ちの機種だったのでどこに絞ってデータを取ればよいかわからず。また、半分遊び打ちのつもりだったので、詳しいデータは取っていないことをお断りさせていただく。
この後30分ほど揉んで(出玉が出たり入ったり)3000発前後かな?というところまで到達。
ただ、ラッキーなことに店員が来なかったので打ち続けていたところ、3分後に店員が来て「打ち止めなんで交換してください」とのこと。
これじゃ3000発に微妙に届かないと思うんだけどなあ。
やはり3000発には届かなかった。
交換出玉数は「2914発」。
昔の俺だったら確実に文句を言っていたところだけど、ここは黙って引き下がっておく。
細かいことでとやかく言っても詮無き事かな。
玉が却ってくるわけでもなし。
貴重な時間が失われるだけだし。
大人の妥協で二回目に挑戦する。
すると500円で「ならでは」当たり!!
モットレはヤクモノでVを外れても「ならでは」で当たることがある。
また、チャッカーに入っただけで当たる「レア当たり」もある。
ただ、どちらもかなり低い確率であることは言うまでもない。
要するにラッキーだったということ。
これが小吉ボーナス(実質2Rの当たり)ながらおまけラウンドが5Rついて実質7R。
さらにだるまモードで実質6Rを一発引いた。
大吉(実質15R)じゃないながらもまずまずの出だしである。
今回は長くなってしまったので今回はここまでにさせて頂く。
(途中経過)
トータル
【総投資金額】
10250円(2750発×3円+2000円)
【出玉】
2914発
【換金額】
9616円+持ち玉約800発
※攻略ポイントは来週の当コラムにて
