パチンコ講座
掲載:2010-02-26
今回、実戦にとる十分な時間がなかったこと。
また、内容のある実戦を出来なかったなどの事情により、実戦コラムをお休みさせて頂く。
以前からこういう状況になった時は「パチンコ講座」をやろうと考えていた。
日替わりコラムの方で書いてなかなかの反響を得られていたし、内容のないクダラナイ実戦の模様を無理して書くよりはこちらの方がよっぽど読者の皆さんのお役に立つのではないかという思いもある。
よって、今回はパチンコ講座とさせていただく。
日替わりコラムでは基本的な事ばかり書いていたので、今回は少し趣向を変えて「中、上級者」向けの内容で行ってみようかと。
まだパチンコを始めたばかりで内容が良く分からないよ、という方でも後々意味が分かる日が来るかもしれないので、一応は目を通して頂けると幸いだ。
パチンコで勝つといってもそのやり方、スタイルは十人十色。
色々な手法が考えられる。
パチンコ生活者をざっと分類すると以下のような感じになるか。
1・フリー(ネタや開店回り以外何でもやる)
2・ネタ(攻略)
3・開店回り
4・ジグマ
5・ゴト師
5は犯罪なので論外としても、1~4の境界線は次第にウスくなっているような気がしているのは俺だけか。
一例をあげると……基本は開店を回っているが、会などには属さず、良い店があればササる(ガリさんの造語、一店舗に集中して通うこと)こともある。
良いネタ(攻略法)があればそのネタを追いかける。
潜伏を狙う事もある……と言った具合。
この逆もまたしかり。
少なくとも今はネタや開店だけで喰っていくのは相当厳しい。
一つの事に拘らず、やれることは何でもやるというのが今風のスタイルなのかもしれない。
さて、本題に入ろう。
釘はわかる。
機種経験値を積めばデキの把握にも慣れている。
勝つために必要な知識はいつでも入手可能。
おまけにありあまる暇も体力もある。
今回の対象であるこういう方は既に人間一人喰っていくには十分な収入を得る事が出来ていると思われるが、今のご時勢はけっこう厳しい。
地域が厳しければなおさらだろう。
そこでもう一歩先に進むには何が必要だろうか?と考えてみた。
基本的に「何でもやる」という考え方の持ち主が一番勝てるのは言うまでもない。
スレスレだろうがなんだろうが犯罪以外のことはヤル、というモチベーションと実行力。
コレ、口で言うのは簡単だけど、実際にやる段になると意外にカベが厚いのだ。
絶対に実名は出せないが、俺の知っている人で犯罪スレスレ。
時には犯罪の域にまで踏み込んで稼ぎまくっている人がいる。
今は年をとって落ち着いて流石に犯罪はしていないようだが、ここまでやるか?という事を知って愕然としたものだ。
具体的な例を挙げるのはあえて避けるが、スレスレだけど犯罪でない事で稼いでいる輩は実際に居る。
持ち玉共有不可の店で玉を回す。
台を引っ張ってネカセを変える。
この辺はスレスレ犯罪っぽいので無理だろうが、ブドウが出来たけど店員が来ないのでしばらく打ちっぱなしにしていたらどんどん玉が増えた……の程度のものならやっても良い、というかやらないとなんともならない時代なのかもしれない。
上記の事ほとんどすべてをやっていて年間2千万円以上稼いでいた人を知っている。
これを実行できる人がどれくらいいるだろうか?
もちろん、犯罪行為は絶対にやっちゃいけない事ではある。
もちろん俺はブドウ放置くらいしかやったことのないチキンだが、この精神力には見習うべき点もあるのではないかとも思う(見習っちゃいけない点も多々あるのはいうまでもないが)。
犯罪はしないけど、「気持ち的には」なんでもやる。
「とにかく勝つ」という強いモチベーションというのは常勝するために不可欠な要素なのではないか?と思うのだ。
後は、知識の入手方法。
これも大事。
雑誌とかネットなんかで手に入る情報なんていうのはみんな知りうる事で、たいしたアドバンテージにはならない。
貴重なのは直で実戦に関する情報。
例えば、「勝てる店あるよ」といった簡単な情報でも、信頼度は人によってまるで違う。
これに関してはそもそも普段からキッチリ稼働しつつ社交的になって、信頼できる仲間を増やすことから始まる。
一歩上の勝ち方においてもやはり基本と言うのは大事で、王道はないのだ。
もうひとつ、今の時代上野のショールームで試し打ちが出来る(メーカーによっては出来ないところもある。その点、ライター業をしている俺みたいなのは若干有利かも)。
新台が入るだいぶ前のタイミングで打てたりするから見逃せない。
台の特性を打って知るのが有利なのは間違いない。
その上、思わぬ台の「穴」まで見つかる可能性まである。
リスクもないし、暇な時に「上野」に行ってみるのはアリなんじゃないか?と俺は思う。
う~む、今はパチンコうまい人が非常に多いので、上級向けは難しいね。
次回はまた初中級者向けで行くつもりである。