必勝立ち回り
【エロリ】
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期待値より金をくれ
掲載:2009-09-16

期待値より金をくれ

うすっ、秋とか春とか…中途半端な季節が大好きなエロリだ。


俺はクソ暑くて海が大混雑する夏や、凍死しそうなぐらいに寒くて朝起きるのが辛い冬は好きでもなけりゃ嫌いでもない。


そして前回の感想メールを見る限り、俺のコラムもまだまだ捨てたもんじゃねぇな。こちらも四季を思わせるかのように、数多くのの意見が届いていた。


予想より感想メールが少なかったのにはガッカリしたが、マニアックス編集側からも雷が落ちてきたりとつまらないことばかりだったわけじゃない。


「止め打ち・変則打ち」や「ハンドル固定」の禁止など、ルールと言う物は様々なものが存在する。その善悪は、該当店であるホール側が判断すれば良いだけのことだろう。


さて、あまり引っ張るほどでもないので今回の稼動報告と行こうか。




まっ、いつも通りの潜確狙いで『CRサイボーグ009』をゲットだ。話は変わるがちょうど前日、ここ三ヶ月分の「潜確期待値」を計算していた。


統計を見るとかなり欠損を出している状態。パチンコに詳しい友人と「そろそろ引ける時期かね~?」なんて完全確率を無視したアホ発言をしながら会話を楽しんでいた。


そんな会話を思い浮かべながらの実戦だ。確かこいつのスペックは75%で確変が継続するタイプだったよな。


『CRガメラ』などのハイスペックでは、速攻で2R通常を引いてしまうことが多かったため75%と言う確率は全く安心できない。


そんな不安な心がハンドルから台に伝わったのか、大当り後、速攻でセグを確認するも8R通常セグだった。


何の期待もせずに大当り中のボタン連打を、まるで目的を達成した成人男性のような顔(性的な意味で)で連打していたら…不思議と復活。


「セグランプの電球が切れてんじゃねぇのか?」


「裏ロム使ってんじゃねぇのか?」


といった、後者は初心者丸出しの痛い発言だが、そんな疑いをかけてしまったのは事実だ。どうやら実際は、俺がセグの場所を誤って確認してしまっていたらしい。


つーかこの機種、セグがわかりづれーよ。そんなこともとりあえず「出りゃーなんでもいい」わけで、この連チャンが今までの欠損を取り戻すかのように続く続く。


結局11連チャンまで伸びてくれて、またしても2日分の日当を確保だ。だがこの日も達成感のような物が足りず、前回と同じ理由(あまり働かないで金を稼ぐと罪悪感が発生する)で保険として用意しておいた某ハネデジを触ることにした。


これは先週までは使えない台だったんだが、一つのことがキッカケで使えるようになった。元々、スルーがガバガバの台でスタートさえ15G/1000円を超えれば勝負できるレベルの台だった。


このキッカケと言うのが新装開店によるシマ移動だ。俺は釘を完璧に見分けることができないから、経験値を大事にしている。


つまり、一度打ってみて使える可能性のある台を全てメモに控えてあるのだ。控えると言うのはデータランプにある台番号なんかではなく、筐体の下の方に貼ってある製造番号


これを控えておくことで台が島移動になってしまったとしても、確実に同じ台に辿り着くことができるんだよな。


使い所としては、釘調整が良い台、ステージのクセが良い台(これはシマが変わる事で変化する可能性アリ)、店側が○ROMを仕込んである場合など。色々な用途で使うことができる。


台がシマを移動してしまう度に、また一から調査し直すのは面倒だからな。勝つためにはこういうデータ採取はもちろん欠かせない。


まっ、この本当の用途はもっと別の所にあるんだが、かなりマニアックな内容なので本稿では触れないで置く。


そんな理由から打った結果がTOP画像にもある下段のレシート。この台は少しでもヘソが開くか、台移動による傾きの変化でステージからの入賞率が上がれば使える台と踏んでいたのが正解だった。


貯玉使用だったため実際の差玉は+9355発。昼過ぎから打ったんだが、夕方にはあまりの背骨の違和感(骨が曲がっている)に耐え切れず、撤退することにした。


ちなみに朝一の潜確結果は+13228発。合わせて+22583発の出玉を獲得することに成功だ。

っと、帰ろうとするところで気になる台を発見。『めぞん一刻2』の宵越し830Gだ(前日670G/当日160G)。これは前々日までボーナス間の詳細データが見えるから、ボーナス間のデータ全てを加算していって、筐体上部にある総回転数から差し引けば「前日のヤメゲーム数」が見えてくる。


打ち始めるも、峠である950GでARTに突入しない…。設定変更で天井ゲーム数がリセットされるのは知っていたが、このホールはまず設定を変えないことは知っている。


となると…最大天井である1590Gが選択されているとしか考えられない。この天井に到達すると次回ボーナスまでのARTが85%でループするため、大勝のチャンスだ。


軽く涎を垂らしながら打っていると、ふと違和感に気づく。ん、前日最後の大当りは確か580Gだったよな…でも上部データ機器に表示されているツブ(一つ100G)は7つ。


つまり600~699Gでのボーナスが確定する。ここで俺は衝撃の事実に気づいてしまった…


「筐体のゲーム数と上部データ機器の数値がリンクしていない!」


前日のヤメゲーム数を算出する際、筐体のボーナスのゲーム数のみを加算していたのだが、どうやらこのデータ機器はDT(ドラマチックタイム)でもリセットされているらしい。


俺が以下の形だと思っていたデータが…

BIG__98
REG_100
DT_(100)

以下だったわけだ…。

BIG__98
REG_100
DT__100

つまりBIG、REG、DT、全てのゲーム数を加算しなければいけなかった。しかも既に投資は1万円超え。


全てのゲーム数を加算したハマリゲーム数も700G前後と、510Gの天井はスルーしたが次の天井(950G)が迫っているためヤメるにヤメられない状態だ。


これは最悪の展開。


「もう当たるまで突っ張るしかね~な」


と覚悟を決めた結果、再投資2000円でBIGボーナスを引くことができ、なんとかマイナス4500円という軽傷で離脱することができた。


やっぱり知らない台(経験値の少ない台)はこえーよな。どんな所に落とし穴があるかわからねー。


その後は、今度こそマッサージへ向かい、当日の疲れを癒すことにした。


そこそこ長い稼動内容だったが、これはまだ土曜日の出来事。すでに結果は出ているが、拾える金が落ちていればとことんまで拾いに行く。


そのために他のマッサージは保留にしておくこととした。じゃーまたな。
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