甘酸っぱい夏
掲載:2009-08-05
おっす、海に行くたびに蓄膿症にやられるミスター男前、エロリだ。
いつも海を上がって2~3日は鼻がズルズルしていて、謎の黄色い液体が出る。一度このモードに突入すると一切仕事をする気が起こんねーんだよな。
それどころか「熱」と「ダルさ」、「頭痛」や「咳」に悩まされ一週間のスタートが最悪になる。毎回、海に行った後は後悔しながらもなんだかんだでまたサーフィンしちまうんだがな…。
まっ、夏だからしょうがねっか。って「夏」なら何でも許されちゃう気がするのは、気のせいじゃねーよな。
肝試しに行くときも、好きな女の子に告白に行くときも…ちょっと悪いことをしに行ったりする時も…甘酸っぱいと言うか、俺の場合はもっと黒ずんだ(性的な意味ではなく)感じだったがそんな思い出は全て「夏」に経験したな。
そんなわけで心も体も開放的になってきているし、たまにはマジメに稼動報告でもすっかな。
まずは先週の土曜日、この日は色々と用事があったため朝イチは稼動できず、昼過ぎぐ
らいにフラ~っと近隣店に到着。
すると、ボーダー11ぐらいと言う激甘である某機種のヘソが若干開いてそうに見えた。普段のこの台は1000円あたり10回転ぐらいしか回らないため、避けてたんだがな…。
だが実際打ってみたら…なんと、ベースが21ぐらいあった。結局これは6時間ぐらい打って約1万発(+43000円)獲得して終了。
6時間しか打たなかったのは「次の日にも残してくれっか?」 なんて淡い期待を持ったのもあったが、腹が減りすぎて「回転寿司」の誘惑に負けたわけでもある。
人間、「三大欲求」には勝てないもんだ。
だがこの台を打っているとき、少し嫌な体験があった。きっと鬼の形相で「止め打ち」をしている俺の所に店員が来て、目の前に手を振りかざしてきやがった…
「ジュース片付けてもいいですかぁ?」
なんだと? 通常時や大当り中に言われるならまだしも、コンマ何秒の微調整「止め打ち」中に話しかけられると、白髪にした時の髪のように切れやすい俺は、黙っちゃいられない。
特にこの機種、『ファフナー』ほどではないが強烈な集中力が必要になるため、タイミング悪く話しかけられるとイラッとするのだ。
そこで俺は言ってしまった。
「あのさー、いま一番集中してる所なんだよ。少しはタイミング見て持ってってくれないかなー?」
客商売として手元にあるジュースとか灰皿を片付けるのは仕事だ。ただし、それは客が楽しんでいるタイミングを見計らってするのが常識。
客が気持ちよく遊技できるように気を使うのが、本来のあんたらの仕事だろう?
まー、従業員だってパチンコもしたことねー奴もいるだろうし、名札に「アルバイト」って記載があった時点で「言ってもしょうがねーかも?」とは思ったけどな。
実際の所は俺みたいな客なんて店にとっては「百害あって一理なし」だし、そんなこと言われたくはねーわな。
だがそんなマイナス要素を多分に含んだとしても、嫌なことは「嫌」とハッキリ言わせてもらう。
土曜日はこんな感じでイラッとしつつも、ソコソコの結果を出しつつ稼動終了。そして日曜日に続く。
この日は朝から潜確狙い。「CR八代亜紀」→「CRFパワフル」と言ったコンボを無難に消化し+24000円。
「今日はもう動かなくても良いかな~?」
なんて考えながらも消極的に店周り。
二店舗目に着いたのが12時だったが『CRジュラシックパーク』の潜確を拾う。本当はこれが期待値的に一番高い仕事なハズだったんだがな…負け。
こいつにはいつも泣かされる。2通を積んでいる機種の潜確って良い思いが極端に出来ていない気がする。「相性」って絶対あるよな。
さらにその後は、5日宵越しの『パチスロウルトラマン』の天井ハイエナ。G数的には通常ハマリ770Gとなかなか悪くない。だがここ、7枚交換なんだよな。
ま~そこらへんの事情まで考慮してもこのゲーム数なら打てるってわけで、どちらかと言うと高換金よりも低換金の方が立ち回る要素は大きいから、個人的には好みだったりする。
だから毎日コツコツとゲーム数だけでも控えているわけだからな。
こういったハイエナオンリーの過疎ホールは、ライバルも少ないし隙が生まれやすいから小銭を稼ぐ候補としては一応抱えていて損はない。
そしてこの台、770ゲームから打ち始めたんだが…8000円ほど投入したところで「ガシャーン」といきなり扉が閉まって天井CZに突入。
「こっからハメまくって出しまくるか…」
なんて卑猥な言葉で妄想をしていたら、スイカ成立と同時にシャッターが開いて「ボーナス確定
」の文字が。
天井の意味ねーわ。
結局「1500円負け」と言う体たらくで撤退。『CRジュラシックパーク』と合わせて期待値だけ大きく、現金は小さい(3000円負け)と言った大きな欠損を背負ってしまった。
これが終わった時点で15時で、稼動できそうな台も見当たらずそのまま帰路についた。
あれだな、二日とも時給はかなり高い仕事(時給約4000円)ばかりこなしていたんだが、ヒキがイマイチ乗り切らなかった。
そんなわけで今月最初の週は+64000円と言うまずまずのスタートとなった。
まー、俺の目標である「楽して小銭を稼ぐ」と言う内容は無事達成できているな。いまさら、必死に動いて考えて高い設定を探したいとは思っていないわけで、もし今の立ち回りが効かなくなってきたら俺はどうするんだろうな。
そんなことは良いとして、今回のワンポイントと行こうか(初試み)。
まーあれだ、冒頭で書いたベース11程度の台。これは打ち方さえマスターすれば誰でもできるネタなんだ。
そして専業なら早めに知っておき、ガッツリ動いて稼ぎまくるべきだろう。だが俺の場合はしがないサラリーマンだ。ガッツリ動けるわけもない。
いくらベースが11と言ったって、専業が食い漁った後じゃあ高換金での稼動は望めない。だからと言って換金率を落としちまえば売り上げ(時給)は下がるし、その機種を探せば一定の経費(移動時間含む)も出る。
サラリーマンの弱点は、一週間に2日しか終日稼動できる日がないと言うことだ。これは逆に、一週間毎日使える一日4万の台を見つけたとしても、専業なら28万抜けるところを俺たちは二日しか使えないため8万しか抜けないと言うことになる。
28万のために5万の交通費をかけるのは割に合うが、8万のために5万使うのは非効率的だろう?
そんなわけで俺は今回のこの機種も「近場であれば動く」と言うレベルで知識として持っておき、使える状況になるまで静観していた。
こういった小ネタと呼ばれるものは「引き出し」の一つとして持っておくことが大切だ。知らないことは良くない。だからと言って知ったばかりで闇雲に追いかけるのもリスクが高い。
そこから算出されるリスクとリターンを計算し、自分の環境なら割に合うか? それとも通常稼動をしていた方が稼げるのか? そういった道筋から答えを自分で導き出すことが大切だ。
専業時代は、もちろん俺も我武者羅にネタを追いかけた。その技術を我が物にし、さらに使える店舗を探し当てるだけで正に宝を発見したような状態(週/100万など)になれたからな。
サラリーマンと言うのはここが難しい。負えるリスクとリターンなどの釣り合いが非常にアンバランスなのだ。
一週間持つネタを装備するよりも、常時土日に動けるネタを持っておくべき。
以前に同じことを言ったが『ファフナー』を見送ったのも同じ理由だ。ああいった感覚や経験がモノを言う超技術介入機は、毎日玉を握る、またはハンドルを触っていないと感覚が鈍る。
そしてその感覚こそが、単発か何十連かと言った大きな出玉の差を生んでしまう。
土曜日で感覚を掴んだとしても抜けるのは日曜日だけ。さらに次の週の土日には釘状況も悪化していて使えない…と実質抜ける期間は最初の週の日曜日だけになってしまったりもする。
俺がサラリーマンになって一番辛いのはこういうときだ。ただ、そんな下らない理由で昔の専業と言う生活に戻りたいわけでもない。
だから今の状態としては、サラリーマン生活をしつつ土日は小遣い稼ぎをしてその金で沢山遊ぶことが大事なんだ。
ちなみに夏は金がかかる。洋服などは薄着で良いから安上がりなんだが、何かと出かけるだろう?
そんなわけで先月は嫁にも理解を得てもらい、土日はシコシコと頑張って稼動していた。その結果として「+387400」とまずまずの収支も叩き出せた。
その前の月は大きな欠損を出し、大して浮いてなかったことを考えると自慢できる金額じゃねーんだがな…。
とりあえず今月は、最低ライン20万ぐらいで頑張って行こうと思っている。
あんたらも夏は遊びまくってるかい? 色々な箇所が真っ黒になってきちまった俺に、自宅でおとなしくしている療法を教えてくれよな。
このままじゃ、中学3年生の夏に警察にパクられて、一番大事だったテストを自宅待機でオール0点になったあの悪夢が蘇る。
おかげで、高校を選択する際に参考とされる通信簿がオール1になっちまったからな。あんたらもハメはハズし過ぎない方が良い。
ハズすのは4号機のリプレイだけにしときな。じゃーまたな。