必勝立ち回り
【エロリ】
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お金王国
掲載:2009-07-29

お金王国

うす、ジメジメしていた財布が夏の幕開けと共に、やっとこさ晴れ渡ってきたエロリだ。


今月前半のジュラシックパーク(潜確)による一撃二万発が火種となり、そのまま高設定狙いを積み立ててゴールドパークを開園しつつある。


それは半月経過した状態の収支では、会社から貰える給料を含め三桁の金額まで見えていたぐらいの"稼ぎ"だ。


ボーナスを貰っている生温いあんたらなら、パチンコにも頼らず三桁に届いていることだろう。


その時点で俺は負けている。




今月の収支が手堅く伸びているのは、潜確をこなした後のリカバリーが上手く行っているからだと言えるだろう。


以前にも書いたことはあるが、パチスロの「天井狙い」や「潜確狙い」といった類のハイエナは、時給は高いが日当は安くなりがち。


どうしても稼働時間より移動時間が多くなってしまい、実際に"金稼ぎ"をしている時間が極端に短くなってしまうからな。


1日中、確変や天井に近い台を拾い続けることなんてのは、10年ぐらい前まで遡るか、給付金が1000万ぐらい支給されないとまず難しいだろう?


俺の潜確狙いの場合、その弱点を埋めるために「時差開店」や「昼過ぎでも埋もれている期待値拾い」を常に準備しておかなきゃ、更なる高み(収支)が見えてこない。


かと言って新装開店などを普通は行わない土日に、時差開店をするホールなんかはほぼないわけで時差営業は期待できない。


となると昼過ぎでも埋もれている「高設定狙い」だ。


だがこれも前回のコラムで伝えた通り、毎週行うのはまず不可能だろう。


何しろ、普段から立ち回れるほどの設定が近隣に入っていないからな。


ただ、家から車で10分ほどのホールに、イベント機種のみ設定6を使うところはある。


だが稼働が高い上に、客レベルもそこそこなのでまず高い設定の台は空かないんだ。


そう思いながらも、とある潜確を探した日に様子を見に行ったんだ。


すると驚いたことにジャンキージャグラー(約4000回転合成6)の台が空いていた。


いやいや、そんなの設定1か中間のまぐれ吹きか?


と思うよな。俺もそう思うんだが、驚いたのは合成6のジャンジャグが空いていたからじゃあ無い。


どの設定だとしても、合成6の確率で動いているジャンジャグを触るレベルの客がいなくなってるってことだ。


当然、過去の傾向から設定6が入るイベントであるのは確証があったので、回し続けてみると…


ポコポコ当たり続け、閉店間際には2500枚ほどのコインを流すことに成功した。


こんな"ラッキーパンチ"が今月は二度もあった。


もちろん前回の『がんばれゴエモン』もそんな状態でツモったわけだがな。




10年近く続けてきた俺が未だに思うことだが、


「固定観念は捨てなきゃいけない」


といつも考えさせられる。


これがその前の話とどう繋がるのかと言うと、俺はこのホールを…


「稼働が高く客レベルもそこそこ高い」


と書いた。これこそが余計な固定観念だったのだ。


俺はこのホールを約40回見た中でそう感じていたのだが、実際は以前よりも使えるホールに変わっていた。


「俺と同じように考えてた人間ばかりで、みんなが敬遠していたのか」


それとも


「パチスロ業界の衰退に伴いパチスロ人口そのものが減ったのか」


どちらが正解なのかはわからないが、このホールが以前よりも稼ぎやすい状態に変わりつつあることは揺るぎない事実だ。


地味なホール周りも、こういう棚ぼたがあるからヤメられない。


いや、棚ぼたも地道な努力をしてないと拾えないわけなんだがな。


この固定観念と言うブツは、今回のような客レベルだけに言えることではない。例えば「ベタピンホール(ALL設定1)」と思っていた店舗が、実は設定6をガツガツ入れるホールに変身していた…など状況の変化は多種多彩に起こりえるだろう。


現在、他の上手いヤツらと差をつける一番の要としては、やはりその状況の変化にいち早く気付き、どれだけ俊敏に対応できるか?


これに限ると俺は思っている。


状況の変化にいち早く気付くためには「細めな店周り」、その変化に対応するためには柔軟な思考力が必要となるだろう。


さて…ここまで語ったところで今週の稼動内容と行こうか。


潜確を5台こなした。以上だ。


そろそろ読者のアンタらも、ぱちんこパチスロばかりしていないで、夏らしい遊びをしたらどうだ?


決して、ライバルのいなくなったその隙にガッツリ稼ごうなんて思っちゃあいない。


じゃーまたな。
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