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| 必勝立ち回り 【守山有人】 |
泥沼ワンダーランド
掲載：2009-07-17
本日は旅から帰って来て初のプライベート実戦である。
ちなみに昨日、月曜日はスカパーの撮影であった。
今回の旅は豪快に5泊もしてしまったので、どうしてもその前後に仕事のしわ寄せがきてしまう。
旅に行く前もひぃひぃ言って原稿を終わらせて行ったわけだが、旅から帰ってきた今週もまたしかり。
TVの撮影が2本に、深夜撮影(なんかエロいね)が1本、原稿の締切りが計13Pほど。
土日は家でシコシコ原稿を書くとして、ちょっと労働基準法超えている(実際はフリーの人間にはあまり縁のない法律だが)じゃね?的なスケジュール。
とは言え、合間を縫って打ちに行くのである。
頑張って3日間。
ちょっとゆるめても2日間は絶対に打たなくてはならない。
ガリさんなんかともよくこの話題になるんだけど、そもそも俺とかガリさんはパチンコを打つ→そのおかげで仕事が来る。
この流れで生活が成立している。
どんなに厳しくとも、面倒臭くとも、打ちにいかないとイカンのである。
俺なんかパチンコを打たなかったらただのオッサン(もちろん、ガリさんも伊藤さんも)だからね。
若くてイケメンだとかカワイイだとかしゃべりがうまいなんて人たちは映像メディアでそれが成立するんだろうけど、俺たちにそのポジションはどう考えても無理。
要するに我々は「パチンコを打たないと絶対に生活が成立しない」のである。
俺は現在、自分のことを専業パチプロだとは思っていないが、「パチンコ生活者」と言う意味では、専業者と同じかそれ以上にディープにズッポシハマっちゃっていると思うのだ。
パチンコ界と言う名の「泥沼ワンダーランド」に。
ふふ、みんなで先細っていきますか。
さて、久々のプライベート稼働なので、アテらしきものはまったくない。
なんとなく家を出た。
で、なんとなくいつもの店へ。
この店は「基本的に海だけは甘くする店」のハズなんだが、地中海導入日の地中海の釘はサッパリだった。
その地中海が本日になって(昨日来ていないので本日になってかどうかは確信が持てないが。少なくとも昨日か本日開いたハズ)「ほんのり」開いているのである。
しかし、あまりにも開き方がショボイのでハッキリ言って、スルーしちゃっても問題ないような感じ。
が、スルー出来なかった。
理由は以下の通り。
1・家から近い事。いつか開く時にすばやく対応できるようにしておく必要があるため、この機会にステージのクセを覚えておきたい。
2・ショボイとは言え、釘が開いたという事実。これは店のやる気を測る指針にもなるので、そう簡単には見逃せない。
まあ、一番の理由は、「今後家の近くでまったり稼働する可能性を探りたい」といったところ。
ひょっとすると将棋で言うところの「無理スジ」かも知れないが。
※実戦データの見方
回転数_大当たり_投資
A店(3.3円交換)
CRスーパー海物語IN地中海(A番台)
_155_ヤメ_8K
CRスーパー海物語IN地中海(B番台)
__16_ヤメ_1K
CRスーパー海物語IN地中海(C番台)
_208_ヤメ_11K
3台計、2万円を取られたところで諦める。
いくら出玉関係が良さげでも、回転ムラがありすぎる。
近所だと言っても流石に限界がある。
ちょっと頑張り過ぎてしまった。
結論としては「本日のアキではまだ足りない」という感じとなった。
やはり無理スジだったか。
気を取り直して、移動。
何店か回った後に、ある店でフナと巡り合った。
昨日までやまちゃんがササっていたようだが、本日はもういない。
フナに聞いても「本日はダメそうっす」と言って持ち玉を流して投了しているところであった。
やまちゃんも来ていたが、もうすでに撤収して別の店に向かったとの事。
ここは旅行に行く前に少しお世話になった店で、本日に関してもそこまでに酷くはなさそうに見えるが、やまちゃんもフナも撤収するようじゃあ大した事もないんだろう。
現在15時半過ぎ。
帰るにはまだ早い。
さて、これからどうしようか?
有力な選択肢はふたつある。
ひとつは3.57円貯玉手数料無料の店。
もうひとつは本日イベントの等価店。
どちらかでなんとかなればそのまま打ち、ダメなら将棋でも一局。
うむ、我ながら悪くないアイディアだね。
ヨシそれでいこう。
つうことで、道順の都合上、等価店から。
実を言うと本日は7月7日。
一年のうち唯一7が並ぶ日である。
7というのはパチンコパチスロにおいて特別な数字。
パチ業界関係者ってのはつくづくくだらないシャレがスキなのだ。
例えば4月4日ならヨンヨンでヨン様の日。
すなわち冬ソナデーとか。
パチ屋という特殊な空間では昔から小学生でも思いつかないようなクダラナイ語呂あわせが横行している。
7が並ぶこの日は全国的な規模でイベントを行っているお店が実に多い。
パチスロを打つ方なんかはこの日に合わせたイベントに行く方も多いと思われる。
俺もご多聞に洩れず、仕事がない年は毎年せっせとパチンコのイベントに顔を出してきた。
本来なら七夕と言って、織姫さまと彦星さまが年に一度だけ逢瀬出来るというちょっとロマンチックな日なんだけど。
まあ、日々の糧が重要なパチンコ生活者にとってはそんなロマンチックな日なんて関係ないやね。
偶然、彼女の誕生日とかなパチンコ生活者はちょっと気の毒なくらい。
等価店に着いたのが16時ちょっと前。
早速店に入って地中海の釘を見て行く。
……あ、開いているヨ!!
全体的に2マイ開きだ!!!
やっぱ77の日でイベントをやっている店に積極的に来てみる一手だったかぁ。
今までのタイムロスが正直痛い。
B店(等価)
CRスーパー海物語IN地中海(D番台)
__21_ヤメ_1.5K
1台目は手応えがなくてヤメたが、2台目にして早くも手応え的なモノを掴む。
1万円打ったところで231回転。
「なんだ、大したことないじゃん」と思われるかも知れないが、この店は等価交換なのである。
出玉を少々削っているとは言え、等価のパワーはデカイ。
しかも、感触が良いのである。
「この台の潜在能力はもう少しありそうだ」と感じながら金を足していく。
この「手応え」というものがパチンコにおいては大きい。
主に機種や店に対する経験値がモノを言う。
ロジカルに説明するのは少し難しいのだが、読者の要望がありそうなのであえて説明しよう。
パチンコがわかっている人というものは打ったことのあるパチンコを打つに際して、過去の経験を基に「釘」と「ヤクモノデキ」と「玉の流れ」から手応え的なモノを探っていく。
これが出来てはじめて一丁前といえる。
「手応え」を得るには日頃の修練に加えて感性とか感覚に近いものが必要なんだけど、ここが「パチンコは計算力じゃない」と言える点のひとつだと思う。
案の定、回転率が上がってきた。
24ペースに届きそうになったところで本日初の大当たり。
他店の試し打ちと合わせて、計41500円目の出来事。
にしても、最近のパチンコって本当にカネがかかるよなぁ。
CRスーパー海物語IN地中海(E番台)
_477_15R確_20K
(ダンサーステップ4→ノーマル!!……確定と思われる)
(29)_15R通
……ワンセット。
まあ、全く仕方のないところなんだけど。
地中海での当たり欠損が半端ではない感じになっているので、そろそろなんとかなって欲しいところなんだけど。
まあ、こんなことばかり書いているとまたぞろ「守山は大丈夫か?」と言われてしまいそうなんで、ヤメておこう。
さて、この後の展開は以下の通り。
_300_15R通
(疑似連続予告×2→魚群→ジェットスキー)
_190_15R通
(疑似連続予告×2→魚群→シロッコ)
_798_ヤメ_20K
ははは。、また惨敗ですわ。
まあ、当たらないもんは仕方無いんでね。
よっぽど店が怪しくない限り、そこに勝てる計算の台がある限り、負けても負けてもツッコムしかないでしょう。
そういや昔、麻雀の師匠に「負けても負けてもリーチだ」(ピンのワンスリーでチップ0.5Kのルール)と言われていたことを思い出す。
俺は今後も「負けても負けてもリーチ」を打っていきたいと思う。
それが俺のスタイルなのだから。
明日こそ!!
(実戦結果)
CRスーパー海物語IN地中海
【総投資金額】
61500円
【出玉】
0発
【換金額換金】
O円
【収支】
-61500円
(攻略データ)
CRスーパー海物語IN地中海(E番台)
【千円あたりの回転数】
約23.36回(出玉は1420個計算)
【仕事量】
約19600円
攻略ポイント
手応えの正体
