潜確狙いのコツ
掲載:2009-06-10
おっす、もう梅雨も間近だな…このジメジメとした季節は俺の財布の中身さえもジメーっとさせてくれる。
そう、重量税やら固定資産税やら税金漬けのせいで財布がぺったんこだ。昼は米と梅干だけの生活に突入し…って、同じ会社員であり小遣いが少ないあんたらにはこの気持ち、わかるだろう?
うちの会社は不況のせいもあってか、夏のボーナスが無いもんでね。車検があるってのに困ったもんだ。この俺の乾きをどうしてくれる?
軍資金も10000円しかないわけだし、当分は潜確拾いつつパンツを覗きまくるしかローリスクハイリターンな立ち回りはねーな。エロリだ。
前回は潜確の拾い方について書いてみたら、50通ほどのメッセをもらった。まー、俺が「送ってくれ」って言ったわけだがな。
ここで全部読みきれないこともないが、全てに回答すると内容が無くなってしまうので一部だけ抜粋して紹介って形にしておこうか。
紹介料は一人5000円で良い。ボッタクリキャバもビックリだ。
どれどれ、まず一通目…
「理屈ばっかのコラムなんてポロリみたいでつまんねーよ。」
…誰だそれ? 知らねーな。おっ○いでも見せてくれんのかね。
気を取り直して二通目…
「有益だと思える文章書かないくせに金もらってんな」
…有益な情報書いたら、俺の収支が薄利になるからな…当然だ。
ほんと、このマニアックスってのは色々な読者がいるなぁ…。ん、次は前回の問いかけに関する意見っぽいぞ?
「潜伏確変の仕込み、または閉店チェックをしてるんですか?」
…残念ながら平日はもちろん休日も夜は仕事なんだよな。だから見に行くことはできない。朝イチの一発勝負だ。
お便りはここらへんにしておこうか。結論から言うと…この仕込みにはいくつか方法があって、答えは一つじゃねーんだよな。
ずるいとか言うなよ? この質問に対して考えた時点で、あんたらには確実にプラスになっているハズだ。
界王星で修行をしていたら予想より強くなっていた「孫悟空」みたいなもんだな。
実は読者から頂いたお便りの中でも、非常に考え方が近い内容もあった。若干悔しいが、あんたらと期待値について語ったら美味い酒が飲めそうだ。
さて、そろそろ前回の解答といこう。
まず一つは、潜伏確変を残す店を探すことだ。
非常に当たり前だがこれが意外に難しい。一般的な例ではパーソナルシステムを導入している店舗や渋釘完全放置の店など、基本的に毎日台をチェックしないような店舗に残されていることが多い。
今回もらったお便りの中でも一番多かったのが、
「潜伏確変がないんです」
「見たことありません」
などの、自分の努力の足りなさを棚に上げた「くれくれ君」たちの意見だ。
俺から一つ言わせてもらおう。
正直俺は、潜確が全く無い地域などは見たことがない。
あなたのテリトリーは狭くないかい?
自分でテリトリーを決めつけてないかい?
俺は片道二時間までは稼働範囲として捉えている。
三時間だって日給5万以上出れば喜んで足を運ぶさ。
そんな中で○百件のホールを見れば100件に1件ぐらいは対策をしていないホールを見つけることができるハズだ。
もちろん、俺も潜確を探す際は50件に1件使えるホールがあれば良いと踏んでいる。5件10件探した程度では、まず「使えるヌルいホール」を見つけるのは難しいわな。
もしそれでも見つけられなかったら、潜確狙いを諦めたほうが良い。
いやむしろ潜確単体の仕事のために片道二時間も動くのは割に合わないだろうから、そこらへんは上手く計算して動ける範囲を広げてもらいたい。
二つ目、これは潜確がある上での話になる。
こういったライバルが多くなりがちな立ち回りには、ちょっとした縄張り意識が必要だ。
パチスロでもそうだが、ライバルは自分の収支を下げる一因になりやすい。
これは店側が用意する還元額が、一定の客同士で取り合われる以上いつまでも変わらない現実だろうな。
そこでまずは相手のやる気を削ぐことから俺は考える。
これは簡単で、単純に「あるのに取らせない」ように持っていくだけのことだ。
「またあいつだよ…」
とか
「あいつがいると並んでも意味ねーな」
とか…そもそも1日1万の売り上げしか落ちていないところに、10人も20人も入るのは無意味だって答えを植えつける。
他の人間を蹴落としてわからせれば良い。生き残るためには簡単且つ必要なことだ。
そしてその方法は「常に一番を取る」または「先頭を身内で固めるなど」の単純な力技が一番効果的。
基本、自分が知らない店舗に行ってやられたら嫌な行為をすれば良いだけなんだよな。
後ろから抜かれて狙い台を取られたらイチャモンをつければ良いし、二番目のときは一番を抜くぐらいの気持ちで潜確を狙う。
大きく分けてこの二つだけだ。
実際に俺がこのホールでやったことは
「土日は必ず先頭を取っていた。」
もし先頭を取られてしまった時は…
「次の日に必ず先頭を取れる時間に並ぶ」
この繰り返しだ。開店と同時にダッシュし、サッカーで培ったディフェンスを生かしつつ抜かせないようにする。
まーこんなとこだな。
「たかがパチンコのためにそこまですんのか」
って?
逆に俺は聞きたい。
あんたはその日稼がなきゃ食い物がない状態でも、同じことを言ってられるのか? と。
俺は自分が真剣になったものに対してやれることは全てやる。
目押しや止め打ちなどは、長年やっている専業に比べ得意と言えるほどの才能はない。
その代わりに「好きなものに夢中になれる才能」だけは人一倍あるつもりだ。
だから妥協はしない。
そこに潜確があるなら全力で取りに行く、無いなら探しに行く、ただそれだけだ。
金稼ぎでも遊びでも、本気になれないとやっぱり中途半端になっちまうんだよな。
それが全て悪いこととは思っていないが、自分の中に隙が出来てしまうことを俺は良く思わない。
今回は潜伏確変一つに対しての考え方から、日本の少子化問題ぐらいにまで大きな話に広がっちまったが来週は久しぶりに稼動日記を上げてみよう。
ま…そんな俺も子供ができないだらしない男の一人なんだがな。間違いなくサーファーである俺の精子はパドル力があるハズなんだが、荒波を乗り越えつつ目的地にまで辿り着くことができないらしい。
ったく、だらしねーな。俺の分身達。まー最近の稼動も波に乗れてねーからな。じゃーまたな。