CR花の慶次~斬~初打ちの巻~
掲載:2009-03-27
なんだか最近メディア仕事が忙しくてあんまりパチンコを打てていない。
この「メディア仕事が忙しい」というのはホントに「一時の状態」である。
実際のところ今年の1月2月なんてヒマヒマだったわけだし。
忙しい一番の要因は、ここのところ3か月に一回のペースで発売されている「実践守山塾DVD」の原稿書き及び撮影、打ち合わせなどがあるせいだ。
これの締め切りが今月末で、乗り切ってしまえばまた元の状態に戻ると思う。
最近のパターンは週に2~3日のプライベート稼働をすべて海につぎ込むという感じ。
ホントだったら、プロ的に今が旬のファフナーとか打ちたいんだけれど、なかなかタイミングが合ってくれない。
ちょっと残念。
ここのところの当コラムは海ばっかり。
せっかくだから『CR花の慶次~斬(以下、斬)』の取材実戦で悪戦苦闘した話しでも書かせて頂こうか。
本日は絶対に斬を打たなくてはならない。
なぜなら取材実戦をするべき期日のリミットが本日いっぱいだからだ。
ただねえ、以前無料コラムでも書いたとおり、斬の現状は非常に厳しい。
釘が厳しいのはもちろん、スペックもゲージも技術介入度も前作より少しづつカラくなっている。
強制実戦となるとちょっとタチが悪いよなあ。
なんとか頑張らないと慶次に「斬」られちゃいそうだ。
斬の先行導入から2週目の月曜日。
まったくアテがないのでまずは本日、斬の入れ替えを行う地元ホールから。
で、10時ジャストに店に着いてみれば「台が確保出来ず」というオチ。
釘を見てみれば3円というよりも等価の釘。
台が取れなくて良かった。
ってか、一発勝負の実戦でこんなホールを選んだのが間違いか。
気を取り直して隣りの駅へ。
こちらも斬は大人気で、空き台が1台か2台しかない。
釘を見てみれば思わず気持ち悪くなりそうな釘。
ヘソはおろか、ワープもヨリも全部ダメ。
これで3・3円だってんだからなんとも。
なんつー強気の営業だよ。
等価でも絶対に打てないっ。
それにしても完全に後手を踏んでしまった。
ここからだとどこへ行くにしてもかなりの時間がかかる。
ならばと開き直って昨晩酔っ払って液晶を壊してしまった携帯電話の修理(実際は交換となった)に40分、ついでにラーメンを食って30分を潰す。
その間に頭の中で本日の作戦の練り直しをしていた。
よし、こうなったら電車で30分ほどの地域を目指してみるか。
この地域なら台数もかなりあるしとりあえずカタチに出来るのではなかろうか?
そんな思いで電車に乗る。
1店目は……ウソだろ?
80台も入っているというのに空き台が一台もないではないか!!
気を取り直して2店目。
こちらも空き台ナシ。
しかしまあ、「みなさん、どんだけマゾなんですか?」と言いたい。
新台ならばとりあえず飛びつく。
こういうお客さんの流れが今の「入れ替え至上主義」に繋がっていると思うんだけどなあ。
そりゃあ釘もシブくなるってもんだ。
まったくもってエコじゃない。
さすがにもうちょい考えようよ。
3店目でようやく1台だけ空き台を発見。
等価店で釘も相当厳しそうだけど、もう12時も回っているし打つしかないか。
そんな消極的な考えがマズかったのか。
10000円で184回しか回らなかった。
※実戦データの見方
回転数_大当たり_投資金額
CR花の慶次~斬(A店・等価)
__184_休憩_10K
いや、精神論でも根性論でもないよな。
単に釘がシブいというのが原因。
現実はあまりにも厳しい。
こんな状況でも絶対に本日実戦をしなくてはならないのだからパチンコライターもあんまり得な商売とは思えない。
あまりの回らなさにクラクラ来てしまったので、休憩フダを取ってさらなる見回りに出る。
ヨシ、かくなる上はダメ元で、普段はほぼ行かないボッタクリ店でも覗いてみるか。
おお、流石にボッタ店だけあって斬の客付きが5割くらいだ。
よって、釘だけは存分に見られる。
ちょいと失礼して千円だけ試し打ちをしてみれば30回!!
ステージの感触も悪くないし、ここはムラだろうがなんだろうが移動する一手だろう。
もはや考える余地もない。
脱兎のごとくA店に戻り、休憩フダをハズしてもらってB店に舞い戻る。
ここで、致命的なことに気がついてしまった。
この店で打ったことがないために換金率が分からないのだ。
なんというミス!!
考える余地、あるじゃないか!!
早速知人にメールをして、換金率の確認。
で、ありがたいことにソッコーで返事が返ってきた。
ふむ、3・3円か。
マズマズだ。Pちゃん、ありがとう。
ってか完全に順番を間違えてしまった。
将棋で言えば「手順前後」ってやつか。
これは素直に反省しなくてはならない。
「どんな局面でも冷静に」いつもTVなんかで俺が偉そうに言っている事じゃんか。
しっかりしてもらいたい、俺。
で、座ってみるとなにがなんだか訳が分からないうちに当たってしまった。
3500円だったけど89回転だからなかなかのペース。
CR花の慶次~斬(B店・3.3円)
___89_RUB1_3.5K
(赤襖ステージチェンジ→真田・大カットイン)
が、表示されたのは「378両」!!
思わず愕然とする。
慣れていなかったせいもあるがあまりにも酷い。
やはりボッタはボッタということか……。
(_38)_2R通
で、ソッコー終了。
しかも確変時短で100発減。
もう、泣きたくなってきた。
持ち玉は300発ちょい。
イマドキハネデジでもこんなひどい出玉はないだろう。
「オマエはファンキードクターか!!」と言いたくなる。
打ち込んでいけば回転率だけはなんとか千円25回くらいはありそうだ。
もう逃げられない状況なので泣きながら現金投資。
みなさんには今回のコラムはあんまり参考にならないかも知れない。
申し訳ない。
しかしまあ悪運だけは強かった。
慶次にしては少ない8500円の追加投資で当たる。
飲み比べ演出からキセル(桜なし)が出て直江の強パターン。
しかも赤文字という「これはハズせない」ようなテンション上がるパターンで待望の15Rゲット
__320_15R確_8.5K
(飲み比べ→キセル→直江・強パターン・セリフ赤)
(_75)_RUB3
(_26)_2R確
(_71)_15R確
(__1)_RUB1
(_26)_2R通
イマイチですなあ。
RUBの出玉がショボイからいっそう出玉が少なく感じる。
続いて初代でもさんざん食らったお決まりのパターンを食らう
__333_2R通
あげくの果てには飲まれる。
時刻は18時過ぎ。
正直言ってもう帰りたいけど、仕事なんでシブシブカネを突っ込んでいくと、追加3000円で「勝利」の文字が!!
通常セリフからだったのでかなり驚いた。
ホッとしたといしか言いようがない。
__584_3K_15R確
(通常セリフ→赤扇子・ST5慶次→勝利!!→真田・赤タイトル・強パターン→復活)
(_69)_15R確
(_30)_15R確
(_31)_2R確
(_17)_15R確
(132)_RUB1
(_68)_RUB3
(_67)_2R通
(_23)_RUB2
(_80)_15R確
(_13)_15R確
(101)_15R確
(_36)_2R通
__104_ヤメ(20時04分)
百万石の酒まで見れて見事に逆転。
まさに典型的な「負け戦」から奇跡の生還といったところか。
最後に打った台はステージからの入りが良いデキヨシ台(そのわりには大したことないレベルだったけど)だった。
内容はまったく酷いものだったけど、結果でも仕事量でもマイナスにならなかったことだけが救いだったかもしれない。
(実戦結果)
CR花の慶次~斬
【総投資金額】
24000円
【出玉】
13146発
【換金額換金】
4300円
【収支】
+19000円
(攻略データ)
CR花の慶次~斬
【千円あたりの回転数】
約25.1回(出玉は1600個計算)
【仕事量】
約7000円
攻略ポイント
花の慶次~斬のつけめ