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| 必勝立ち回り 【エロリ】 |
金プロor期待値プロ
掲載：2009-03-11
やっと暖かくなってきたな。
だが『冬ソナ』と『慶次』によって、先週、俺の財布に訪れた春は…すでに過ぎ去ってしまったらしい。すでに極寒と化している。
今なら北極に住んでいるペンギンや白熊でさえも、俺の財布の中身を見て凍ってしまうだろう。
そんな一週間は長かったな…エロリだ。
さて、まずは…先週の続きといこうか?
パチプロの中のどの業種を取っても長所や短所は必ずあるから、そこら辺を考察していこうと言う話だったよな。
俺の経験則を元に軽く説明してみよう。まず大きく分けて2つ、ぱちんこプロとパチスロプロ。これは大体…分かるよな? 前者を卑猥な表現に見えた人が居たら、レーシック手術を受けにいった方が良い。
大雑把にまとめると以下の通りだ。
◆ぱちんこプロ
主によく回る台を釘調整で見分け、無駄玉を極力減らす打ち方などを使って稼ぐ。
長所:打つ前から、ある程度の期待値やホール側のやる気が見える。また潜伏確変などを拾うローリスクハイリターン戦法もある。
短所:ミドルスペックと言われる通常のスペックでも非常に収支が荒れやすい。換金率や出玉関係、さらには持ち玉比率などの細かい計算がややこしい。
◆パチスロプロ
機械割の高い台を追い続ける(主に設定6)。小役の取りこぼしや天井狙いなど、極力損をしない方法を使いながら稼ぐ。
長所:ぱちんこに比べ、設定6を掴んだ時の勝率、日当とどちらも高いものが多い。
短所:設定変更を見破れる仕込みがない限り、打って見ないと機械割の高い台を見破ることができない。※天井狙いを除く
以前に比べ、現在はパチスロで勝つのが難しくなったため、両刀と化している人が多くなったのが今の現状。俺もそんな渡り鳥の一人だ。
ついでに言うと「パチスロ」は国外で生まれた文化だからカタカナ、「ぱちんこ」は国内で生まれた遊技だから平仮名で書くのが正式。※京楽の機種名には「ぱちんこ」とついている事が多い
またこれらのスタイルをさらに細かく分けると以下の4通りとなる。
・ジグマ(特定のホールで立ち回る)
長所…一見の客や通い慣れていない客との差別化をつけやすい。パチスロで言えば設定投入の傾向、ぱちんこで言えば台毎に違うステージのクセなども掴める。
短所…通っているホール内にある機種の知識しかつかない。店の体力が無くなると稼ぐ場所を一から探さないとならない。
・イベンター(店ごとに行われる特定のイベントだけを攻める)
長所…常に店割の高いホールを攻めることができる。色々な機種の知識が頭に入る。
短所…特定の店において常連よりも全てが一手遅れる。(台読みが利かない、クセが読めないなど)
・開店回り(新規オープンやグランドオープン、さらには新装開店などを狙う)
長所…時差オープンを絡ませれば一日で何度も「開店」に行くことができ、何時からでもスタートラインに立つことが可能。最新台の知識など機種の知識にも特化できる。店割も高い。
短所…短時間営業の場合、稼いだ期待値に対し結果がついてこない事も多い。非常に混雑する為、台取り(並びなど)が大変。○×△会といった大きな組織も多数あり、危険も伴う。
・攻略(傷ネタや非常に甘い台、裏技で稼ぐ)
長所…ネタの鮮度が命となるが、早ければ短期間で大きな収入を得ることができる。「稼ぎ」を特定のホールに依存しない。
短所…ネタが無い時は動けない。同じ動きをしてる人は怖い人が多い。
ざっとこんな所だ。どんなスタイルにも良い点と悪い点があり、その人の周囲の地域や環境、さらには設置機種などから一番稼ぎやすいスタイルを選ぶのが一般的。
あくまでも俺らは隙間産業なわけで、ホールのやる気に合わせて稼ぐ手法を選択しなければならない。
ホールがやる気を出さない機種を狙ったって、勝てる台を探すのに手間がかかるだけだろう?
そこで前々回ぐらいの日記の中で伝えた最強のハイエナ機について話しておこう。
まずはこの機種名…『ハイサイ蝶特急』だ。
内部システムについてはここで触れないが、自分なりに解析情報を集めれば答えを見つけることができるハズ。
俺は「教えて君」は嫌いだ。あくまでも自分で調べて考え、勝つ方法を探ることが大事だと思っているのでヒントは出すが答えは出さない。
この機種は上の4つの中で分類すると「攻略」に入る。最近では、ぱちんこの『CRター○ネーター』や『CR湘○爆走族』といった世間を騒がせたものもその中の一つだ。
昔だったらサ○ーの「コピー打法」と言えば知らない人はいないだろう?
破壊力は前述した2機種ほどではないが、中身を知らない人が多いため安定して稼げると言った意味ではかなり強力。
もちろんその人が活動している地域によって「設置がない」や「ライバルが多い」などのマイナス要素も発生するとは思うが、「俺の立ち回っている俺の環境下」では良いと言う話。
以前あった『島唄』や『ブルドック』の「ストック抜き」に近い感じで、台が噴く瞬間が決まっているのだからその部分を掴むだけだ。
そんな俺も先週の稼動時、実は初日に『冬ソナ』を打った後『ハイサイ蝶特急』の設置店に赴き状況を掴んでいた。
そのため、次の日の『慶次』がダメだった場合にも稼げる期待値のストックはしてあったのだ。
前日までの状況と言うのはあくまで過去のもので、次の日には変わってしまうことがよくある。特に新規店では非常によく起こる現象だ。
だからこそ、しっかりとリカバリーをできる手を打っておくことは、リスクヘッジをするために非常に大事なことだと考えている。
そのために色々な稼ぎ方のスタイルを作っておくことは、ホールで稼ぐための生命線にもなるのだ。
さて、豚の餌にもならない俺の考え方を語ったところで、先週末の稼動内容と行って見ようか。
週末の土曜日は用事があったため3時間しか打てず。しかも前述した通りのことが現実化してしまい、新規店の状況が著しく悪くなっていた。
そのためこの日は稼動をせず、休日を満喫することにした。
そして次の日…新規店がまだ使えると思っていただけに悩んでいた。稼げる手法は2つ。『ハイサイ蝶特急』を打つか近隣の店舗を見に行くかの2種類だ。
ただ以前にも言った通り、『ハイサイ』などのハイエナはあくまでも立ち回りの主軸に持ってくるものではなく、少し空いた時間やリカバリーとして使うのが正しい。
一日使える時間があるのに2～3時間しか稼動しないのでは、単なる営業努力の足りないパチプロだろう。
と言うことで見に行ったホールでは、『慶次』がイベント。さらにステージのクセが良い1台だけピンポイントで空いていた。
当然のように打ち始めると、これが2000円で83回転。まずまずの出だしを見せる。釘を見る限り間違いなく上ムラだが、後はひたすら作業。
終日打ち切ってベースは1000円/31.7(3.5円)、出玉関係良好&時確中の玉増えも+1個以上、さらに初当り10回以上と良い台を打ち切ることができた。
5万弱の期待値と大きな負債、結果はいつものことだ…。
データは2通→2連→2通→3連→単発→3連→2連→単発…とこんな感じ。
そもそも期待値とは何か? 毎回バトルスペックで負けるたびに同じことを考えるが答えは同じ。
安定しないスペックの台を打った、俺が悪いんだ。
そう思いながら…痔に腰痛に首の付け根の痛み、体にも沢山の期待値を積んだまま帰路についた。
いつでも勝てると思うなよ? じゃーまたな。
