エヴァ約束の打ち方
掲載:2009-02-09
エヴァ約束の逆ハサミ打ち、流行ってますな。
長所
●1リールで成立役があらかた見抜ける
●1枚役成立が100%見抜ける
●チェリー重複の赤7or青7が成立ゲームで分かる
…なんて長所を見ると、確かに優れた手順ですわ。
でもね、決していいことずくめなワケじゃないのよ。
短所
●ベル成立の度にスイカをフォローする必要があって時間効率が悪い
●単独ボーナス(成立後のハズレ含む)時は青7以外見抜けない
●1枚役成立時に成立ボーナスの種類が判別できない
…って短所もある。
で、総合的に考えると、僕としては順押しorハサミ打ちの方が上!…と考える。
おそらく、毎ゲーム逆ハサミ打ちしてる人らって、1枚役出現率を設定推測に利用しようという思いが強いんやろうけど、あんなもん、参考程度にしかならへんって!
だって、5000G回した時の理論値が設定1で5.4回、設定6で8.2回、その差はたったの2.8回やで?
設定1でも理論値よりたった3回多く引けば、設定6以上の出現率になり、逆に設定6でもたった3回引けなければ設定1並の出現率になる。
5000G回してもその程度の差しか生まれへんねんから、1枚役を正確に数える必要なんてないでしょ。
僕の場合、一応参考程度に「チェリー・強弱スイカ・特リプ重複」以外のボーナスの回数(つまり、単独orリプorベルor1枚役重複)をチェックしてる。
でも、それだけが良いから続行とか、それだけが悪いからヤメとかはしない。
小役出現率が微妙な時に、行くか引くかの後押しにすることもあるって程度の存在。
よっぽど上で引けてるなら多少は気にするけど、通常時とボーナス中の小役確率という、サンプルが集まりやすくて設定差も大きい要素がある中、確率分母が大きくてブレやすい1枚役の設定差なんて、無視してもいいレベルでしょ。
で、僕が順押しorハサミ打ちの方が上と考える大きな理由の1つが、逆ハサミ打ちやとボーナス成立が分かりづらく、成立ボーナスの種類が分かりにくい点にある。
同じブン回すにしても、ボーナス成立後のゲーム数(=ボーナス無抽選状態)を、少なくすればするほど損しないってのは当然であり、ボーナス成立から揃えるまでのゲーム数を抑えることは、立派な攻略要素の1つ。
特にエヴァ約束のような、ボーナス成立後はリプレイ確率がアップする上に、成立してもコインが減るだけのチェリー&1枚役まで優先されてボーナスが揃わなくなってしまう機種やと、1Gボーナスを揃え損ねるだけで、5Gとか下手すりゃ10Gとか引っ張られてしまうケースもある。
仮に一日50回ボーナス引いたとして、ボーナス1回当たり4G余計に回してから揃えたとすると、200Gもの間、ボーナス無抽選状態となるワケで。
そうなると、ボーナス1回分のコインを損したようなもんですわな。
ま、リプレイ確率アップ状態で余計に回してるから、正確にはそこまで損はせんけど。
で。
ボーナス成立&成立ボーナスの種類を察知することに関しては、順押しorハサミ打ちの方が、逆ハサミ打ちより上。
逆ハサミ打ちやと、チェリー・スイカ重複後も青7以外は通常目が出てしまうし、1枚役揃いの形からボーナスの種類を絞り込むことも不可能。
一方の順押しorハサミ打ちやと、単独ボーナス(成立後のハズレ)&1枚役成立時の8割くらいでリーチ目が出る上に、リーチ目の種類&1枚役が揃った形で成立ボーナスの種類の絞り込みが可能。
ま、逆ハサミ打ちと違って、1枚役成立ゲームを完全に見抜くのはまず無理やから、逆にボーナス成立の察知が遅れることもあるけどね。
赤7or青7下のチェリー狙いでの順押しorハサミ打ち時のリーチ目は以下の形を覚えておけば、8割方カバーできる。
①チェリー下段停止からのチェリーハズレ時
<成立ボーナス>
●REG
●赤7
●青7
左中段赤7ならREGor赤7、左中段青7なら1枚役揃い時のみ青7の可能性アリ(ただし、チェリーを枠内に押していないと単独青7でも出る)。
1枚役でも単独でも、基本的にはREGor赤7、たまに青7もある…程度に覚えておけばOK。
また、左にチェリーが出た際、ハサミ打ちで右上段or中段にチェリー付きのBARを狙えば、チェリーと1枚役の両方を獲得可能。
なお、このリーチ目が出た時点で黄7の可能性はない。
②左下段7停止時
②-①左&中でベルテンハズレ
<成立ボーナス>
●黄7
基本的には黄7だが、チェリー成立なら左下段赤7なら赤7確定、左下段青7ならREGor青7確定となる。
つまり、黄7を狙って否定したらチェリー重複だったということ。
②-②左&中で上段リプテンハズレ
<成立ボーナス>
●REG
●青7
これも、左下段が赤7の場合は「チェリー+赤7」確定。
③上段スイカ(枠下7)からの小役ハズレ
③-①枠下青7の場合
<成立ボーナス>
●赤7
単独でも1枚役でも赤7確定。
③-②枠下赤7の場合
<成立ボーナス>
●REG
●青7
単独でも1枚役でもREGor青7。
ベルが揃った場合は、黄7の可能性もある。
…と、まぁこんだけ覚えておけば十分かと。
あと、チェリー付きベル揃いは、左に出てる色のボーナス確定とかもあるけど、普通にチェリーを枠内に狙ってる限りは出ないので、あんまり実用性はない。
あ、左が3コマ以上スベって黄7上段からベルが揃ったら黄7or赤7ってのは使えるわ(3コマスベリで黄7確定、4コマスベリで黄7or赤7)。
他にも…
●「左下段赤7+中中段リプ」で赤7の2確
●「左下段赤7+右中段リプ」で2確
●「左下段青7+中中段黄7」で2確
●「左下段7からのハサミベルテンハズレ」で確定
…とか、リーチ目は色々あって、制御はかなり良くできてる。
打ち始めた頃は、まごころの方が制御は上と思ってたけど、今では制御も約束の方が好きやからね。
ちなみに僕が一番好きなのが「右中段BAR」!
これ、右枠下に赤7がいて一見弱そうなくせに、ボーナスか強スイカでしか出ぇへんという最強目。
しかも、今のとこ赤7or青7確定ですわ。
写真のような出目がリーチ目な上に、赤7が成立してたりするんやから…たまらんでしょ?
…と、話が逸れてしまったが、とにかく、ボーナスをイチ早く揃えることの重要性を考慮すると、逆ハサミ打ちより順押しorハサミ打ちの方がオススメ。
そして、演出ナシのチェリー・スイカなんて一日1回出るかどうかやから、演出ナシなら適当打ち(演出ナシ1枚役は結構出るが、前述の通り正確に見抜く必要もないので無視)。
これなら、効率よくブン回せます。
なお、リーチ目によって成立ボーナスの種類を絞り込んだところで、正しい揃え方を知らないと効力半減。
その、絞り込んだボーナスの揃え方は……長くなったので次回紹介します。