自己解析
掲載:2008-10-11
ご存知の方もいるかもしれませんが、いつも私はここのコラムの事を「マニの実戦コラム」と呼んでいます。
必勝立ち回りコラムと思って原稿を書くよりも実戦コラムと思って書いた方が、内容の幅も広がりますし、より実戦的な内容を書けるからです。
例えば、これから説明する「新世紀エヴァンゲリオン~約束の時~」の打ち方についてですが、狙う箇所などの打ち方なんかは、立ち回り内容とは言いにくいですが、実戦的な内容の話ではあります。
という訳で、今週のマニ実戦コラムの内容は、エヴァ3~約束の時~の打ち方です。
前作まごころから打ち方も踏襲されている方も多いのですが、その各種確率分母の大きさと設定差から見て、通常時よりもボーナス中の小役に設定推測の重きがあった前作まごころとは違い、今作の約束ではボーナス中の小役よりも通常時の各種小役設定差に設定推測の重きがあると思われます。
即ち、前作まごころよりも通常時の打ち方が大切になってくるという事です。
通常時ベルは、僅かばかり出現率が全設定域において落ちましたが、その差自体にはさほど違いがありません。
また、スイカやチェリーは、その確率分母と設定差が飛躍的に増しましたので、前作ではおざなりだったチェリーやスイカのデータ取りも、今作ではキッチリ取らなければなりません。
さらには、前作には存在しなかった重複率100%の一枚役が設けられていますし、こちらも大きな設定差(1/900~1/600)がありますから、できる限りコレも見抜ける打ち方をしたいところです。
しかし、残念ながら演出からのみでは一枚役を見抜く事ができず、一枚役が成立していてもさほど濃い演出が発生しない時も多々あります(風呂場から綾波→白タオルのみ等)。
となると、左の赤チェ赤を落として打つまごころ打ちは、一枚役の見抜けなさからオススメできません。
いろいろと試しで打ってみて一番良かったのは、第一停止が右リールの黒BARチェリーです。
まず、右リールにチェリーの付いた黒BARを上段or中段に押します。
ほとんどの場合が黒BARは枠下に止まります。
右の目押しが正しければ黒BAR枠下からスイカやベルは揃いませんので、左・中と逆ハサミで打つと、リプレイを含め全ての役を取りこぼさず打てます。
右の黒BARが下段に止まった場合は、ベルor弱スイカです。
枠内に黒BARが出ていますので強スイカもありそうですが、私の実戦上ここから強スイカは揃いません。
逆ハサミで左を適当に止めて、スイカがテンパイしなければ中も適当に止め、スイカがテンパイしたら中リールにもスイカを狙います。
黒BARが中段に止まった場合はチェリー確定(と言うか下段にチェリー停止で払い出しが既に確定している状態)ですので、左・中と適当に止めてもOKですが、左・中と共に黒BARを狙って中段に黒BARが揃った場合、赤BIGor青BIG確定なので、確定画面で確認する前に獲得枚数の多いBIGである確認が取れますし、カヲルor加持のプレミアも拝めます。
そして、この打ち方最大の魅力が、右ズルスベリの右上段青7停止時です。
この出目から可能性のある一枚役の「ベル・青7・青7」はボーナス重複率100%なので当然アツいのですが、強スイカ成立時に逆押しした場合も、ズルスベリからこの出目で止まりますから、この打ち方だと強スイカもスイカの3つ揃いで獲得になります。
つまりは、逆押しから3or4コマスベリで右上段青7停止は、「重複率100%の一枚役or重複率50%の強スイカor青BIG成立後のハズレ」が確定します。
※極力コインロスを減らしたい人は、逆ハサミで左上段に青7下の黒BARを狙うと良いでしょう。
左の黒BARが上段停止で強スイカ、中段停止で一枚役、下段停止でボーナス成立後の青7確定です。
右の目押しさえ怠らなければ、これで全ての役の成立確認が可能です。
そんなこんなで、打ち方的には以上の形でOKとは思うのですが、今月19日発売の私の漫画でも記事ページで特集している通り、今は約束の変判について調べています。
おそらく、メイン基板の解析をさせたら、その解析の精度&速度共にこのパチスロマニアックスの右に出るメディア媒体は無いと個人的には思いますし、実際今回のこの約束もマニアックスが最速かつ正解でしたが、残念ながら演出解析面においては、速度&精度共にマニアックスを含めこの業界どの媒体も弱いと言わざるを得ません。
しかし逆に考えるなら、どのメディア媒体も演出解析面は弱く遅いとわかっているからこそ、自力で調べていく価値があるのだとも言えます。
そんな訳で、まずは前作同様のボーナス確定画面から変更判別ができないモノかと、個人的にデータ取りをしてみたのですが、来週発売の私の漫画にも記載してある通り、その結果はあまり的を射ていません。
となると、他の面で……?
と考えますが、今は推測の域を出ませんので記述は伏せておきます。
さてさて、前置きが相当長くなったので、実戦部分は割愛で(笑
今日は、夕方に設定6発表の店があるのですが、その前に掴めるならそれに越した事は無く、しかしこの夕方発表の店で探すには情報が足りないので、他店で設定6を探して駄目なら夕方発表の札にありつこうという作戦です。
という訳で、各シマに6まであるかもしれない高設定がバラ巻かれている某店へ朝一で出勤です。
この店は台読みが効かないので、宵越しを絡めた天井の近い約束をチョイス。
と言っても天井までは600G以上ありますが(汗
※データの見方
ゲーム数_ボーナス_ボーナス中各役_重複役_投資
※ボーナス後の数字は、左から「小役G数#スイカ*一枚役*チェリー」
※重複役は、1=一枚役、単=単独当選、チ=チェリー重複、ス=強スイカ重複の意
※暴走・覚醒RTでP数はリセットされないものとする
新世紀エヴァンゲリオン~約束の時~
177_黄BIG_20#0*0*0_1_3K
いつも思うのですが、しっかり下見をして天井考慮で立ちまわる時って、その天井の有効活用される機会が少ない気がします。
下見をせず適当に台を選ぶと朝一からこってりハマらされて後悔するんですけどね(汗
322_暴走_2K
350_REG_8#0*0*0_1
300Gを越えて薄い通常暴走を引き、その後30Gも回さずボーナスを引き当てる辺り、相変わらず展開運が悪いです。
とりあえず今日は夕方発表で6を狙える店がありますから、設定4・5っぽければ捨てる覚悟で勝負続行です。
200_赤BIG_32#5*0*1_単_4K
1BIGでスイカ5発。
しかも、ここまでの通常時ベルは1/7.31。
いくら次に控える優良店があると言えど、まだヤメる訳にはいきません。
233_赤BIG_33#1*2*0_チ
_95_REG_8#0*0*0_チ
235_赤BIG_35#3*4*0_1
104_黄BIG_20#0*0*0_1
198_REG_8#0*0*0_1
__6_黄BIG_20#0*0*0_ス
__0_ヤメ
全ての役において高設定の臭いプンプンですが、それら全てを打ち消して余りあるボーナス中の酷さにより、高設定なんでしょうけど設定6は否定……といったところなのでしょう。
という訳で、一旦帰宅してマニの原稿を書いているトコロです。
よしっ。
書き終えたので、夕方6発表の店へと行ってきます。
約束の時の打ち方や判別・変判などの実戦的話題は、機会があればまたこちらにて(笑
(本日の結果)
新世紀エヴァンゲリオン~約束の時~
【投資金額】
9000円
【総ゲーム数】
1598G
【BIG出現率】
1/319.6(5回
【REG出現率】
1/532.667(3回)
【合成確率】
1/199.75(8回)
【獲得枚数】
1050枚
【換金額】
21000円
【収支】
+12000円
(設定判別要素)
【通常時小役】
ベル=1/7.364(217回)
スイカ=1/59.185(27回)
チェリ=1/61.462(26回)
一枚役=1/399.5(4回)
【ボーナス中各役】
小役G数=176G
スイカ=1/19.556(9回)
一枚役=1/29.333(6回)
チェリ=1/176(1回)
(設定別信頼度)
設定1__7.70%
設定2__9.88%
設定3_21.10%
設定4_20.58%
設定5_33.97%
設定6__6.76%
実戦データ