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| 必勝立ち回り 【守山有人】 |
意外と稼げる『CR花の慶次S-V』
掲載：2008-06-06
マニアックス読者の皆様、初めまして。
俺、守山有人と申すものです。
ご縁があって当コラムで連載させていただく事になりました。
以後、お見知りおきを。
ご存じの方もおられるかと思われますが、俺は「パチンコ専門」でありまして、コラムもパチンコオンリーでいかせていただく事をまずお断りさせて頂きます。
当サイトはパチスロが得意な方も多かろうという事で、なるべくわかりやすく書かせていただきますのでよかったらお付き合い下さいませ。
さて、俺が最近プライベートで打ち倒しているのが「CR花の慶次(以下慶次)」。
爆裂スペックと美麗な演出でロングヒットの人気台であります。
実は導入当初、「こんな台プロが打つ台じゃないでしょ」と思っていました。
その理由としては、
1・スペックが辛い
2・確率が悪い上に爆裂スペックゆえ、「持ち玉比率」が上がりにくい
3・通常時、確変及び時短の「消化効率」が悪い
とまあこんなところ。
それからしばらくして、打てる要素が増えてきたので、その考えをかなり修正することになりました。
その要素とは、
1・人気台ゆえにさらに爆裂スペックゆえに釘を開けてもお店が儲かる事も多いゆえに釘が開くケースが多い
(どんな台でも釘が開かないと話しにならんですから)
2・もともとのゲージがかなり甘い上、「固体差」が激しく、回る台は相当回る
(まあ、パチンコ台は回ってナンボですからこの要素はかなりデカいんです)
3・技術介入要素がかなりある
(これはまあ、連載を重ねるごとにおいおいと書いていきましょうか)
そんなこんなで期待値3万円はゴロゴロ、場合によっては4万円とか5万円オーバーの台もちらほら打てるようになって来ています。
こうなるともう、普通に勝てる台ですよね。
慶次の優秀台に座るために一番重要な要素は「条件」だと思います。
要するに2・5円無制限とか等価交換とかの条件です。
例えば2・5円だと、千円で30回転で出玉がカンペキでも、プロ的には「思い切り大した事ない台」になってしまいます。
まだ等価の方がマシなんだけど、等価は出玉が削られる事が多かったり、釘が大した事なかったりで優秀台を探すのはかなり難しいです。
俺のオススメ条件はふたつ。
ひとつは3円前後の交換率で出玉がシッカリしていてメリハリのある優良店。
まあ、こういう店はどんな台でもオススメ。
「今のパチンコにマッチした条件」と言えます。
もうひとつは「貯玉手数料無料」の店。
慶次のネックのひとつは「持ち玉比率が上がりにくい」事ですから、これをカヴァー出来るこの条件はかなり慶次に適しているといえるのです。
という事で、早速実戦です。
今回俺が対戦したのは3.3円、出玉関係が非常に優秀(確変時短中の玉増えコミで15R当たり一回で約1730個)釘にもメリハリがある優良店。
実はこの台、昨日一日稼動した台。
俺的にはかなり重要だと思っている部分、「上部の寄り」が飛びぬけて甘かったので思わず手が出ました。
ヘソはちょい開きでワープと風車周辺は普通。
全体的にマイナス調整が少ないです。
打ってみるとステージのクセは可もなし不可もなしといったところ。
これで、「十分に回っちゃう」のです。
上部の寄りでコボシが少ない台は、回転率だけでなく、出玉や確変時短中の玉持ちにも好影響が出ます。
地味だけど非常に重要な部分だと思います。
左に抜ける玉を死に玉(100%死ぬわけじゃないけど、大半がヘソに向かわない)右に抜ける玉を「生き玉」とすると、この台の生き玉率は8割以上!!
かなり優秀な部類です。
たいていはよくて7割くらい、一般的な上部寄りの台だと6割くらいですから。
少し数えて(試行回数は多い方が良いけど)みればスグにおおよその生き玉率がわかります。
勝ちたい人は面倒臭がらずに数えてみましょう。
地味な努力の積み重ねがスグに結果に現れる。
それがパチンコの楽しいところでもあると思うのです。
で、打ち始めると最初の一万円が272回。
これでも出玉の良さを考えたら十分に打てるレベルですが、昨日の回転率(30弱)からするとややもの足りない……。
「釘は据え置きと見ているので下ムラでしょ」……そんな事を考えながらカネを足していく。
次の一万円は335回転で、2万円入れたところで607回転となりました。
完璧に優秀台です。
24500円入れたところで、本日初のキセル予告!!
他がたいした事ないので、ドキドキして成り行きを見守ると……桜フェード!!
当たり確定です。
その後は、金襖から伊達リーチに。
白白だから、あーあと思っていたら案の定、上当たり(RUB)。
まあ、出玉のある当たりで当たっただけよしですか。
※実戦データの見方
回転数_大当たり_投資
(大当たりは15R確、RUB1、RUB2、RUB3、2R確、2R通)
CR花の慶次S-V
_720_RUB1_24.5K
(キセル桜Fe→金襖→伊達)
(_10)_2R確
(_10)_2R確
(_56)_15R確
(_27)_2R通
敗北を2回繰返すも奇跡的にどちらも2R確。
おまけに捨丸、小ふっとばしの2000体で撃破!!
(ほぼ奇跡)むむ、本日はイケルのか?……と思いきや次で終わり。
下(15R)1、上1のショボ連で終了です。
ショボ出玉はアッサリとノマれ追い金。
すると1500円追ったところで桜吹雪1疑似から鬼アツのキセル発生!!
実は1疑似でキセルはすげえアツイ。
2疑似よりはるかにアツいし、ひょっとしたら3疑似からのキセルよりアツいと思っているほどなんです。
まあ、めったに出ないんですが。
ってな訳でこれまたドキドキしながら行方を見守る。
……出たっ!!
慶次&秀吉襖!!
これまた確定!!
んで、またまた伊達の白白で上当たり。
まあ、慶次は「当たってから勝負」の台ですから。
こっからが勝負です。
_419_RUB1_1.5K
(桜疑似1→キセル→慶次&秀吉襖→伊達)
(_59)_15R確
(_53)_RUB1
(_14)_15R確
(__2)_RUB1
(_55)_2R確
(__1)_15R確
(_65)_2R確
(__1)_RUB1
(_65)_RUB1
(153)_RUB1
(__6)_15R確
(_67)_15R確
(__9)_15R確
(__8)_15R確
(_24)_RUB3
(_37)_RUB1
(_28)_15R確
(__1)_RUB1
(_26)_RUB1
(_45)_15R確
(_27)_2R通
これが24連(下11個、上10個RUB×1→9個RUB×3→1個、2R確×2、2R通×1)は実質21連の大連チャン!!
一撃25000発オーバーの炸裂でほぼ勝負を決めたのでした。
その後は……
_257_15R確
(もののふ→奥村→赤セリフ)
(_10)_2R確
(_12)_15R確
(133)_RUB1
(110)_15R確
(_11)_15R確
(__7)_15R確
(174)_2R通
_833_15R確
(おまつ疑似4→キセル→おまつ)
(_24)_15R確
(_19)_15R確
(_23)_15R確
(_14)_RUB1
(129)_15R確
(105)_RUB1
(_53)_15R確
(_57)_15R確
(_15)_2R通
_104_ヤメ
結局、初当たりは4回ながら5、24、8、10と連に恵まれて11万円の炸裂です。
回転率も収支好調で、30.9回/千円(この条件でこのレベルだと、持ち玉での期待時給は4000円を越える)と文句ナシ。
期待値4万円は見こめる優秀台でした。
探してみればこんな慶次もあるもんです。
今のパチンコは「店選びで8割決まる」と言っても過言ではありません。
細かい技術的な事は次回以降という事で、マズは「店選び、条件選び」が最重要だという事を知って欲しいという事で初回のコラムを締めさせていただきたいと思います。
ちなみに2日で23万円勝った後、6連敗で25万円負け、その後2日間で20万円勝ちというまるで開幕当初の楽天みたいな波の荒さ。
慶次ってやつは本当、天国と地獄を簡単に味わえる台ですね。
しみじみ。
(実戦結果)
CR花の慶次S-V
【総投資金額】
24500円
【出玉】
41332発
【換金額換金】
137500円(3・33円)
【収支】
+111500円
【通常回転数】
1933回転
【初当たり確率】
1/483.25(4回)
【大当たり内訳】
15R・24回
RUB×1・13回
RUB×3・1回
2R確・5回
2R通常・4回
(攻略データ)
【千円当たりの回転率】
30・9回(出玉1730個計算)
【稼働時間】
約11時間30分
【仕事量】
約37500円
攻略ポイントへ
CR花の慶次S-Vで重要な釘
※仕事量とはその日の「出来高」で期待値とは異なります。
要するにその日いくら分の期待値を稼いだかってことです。
通常時の回転数を基に算出するので、その日の当たりが多ければ少なくなりますし、少なければ(持ち玉比率にもよりますが)多くなります。
10万円勝ちで通常時が少なかったことを鑑みればこの日の仕事 量は上出来の部類といえるのです。
