闘魂完全復活!!
掲載:2010-10-26
今回の試打レポートは、オリンピア「アントニオ猪木が元気にするパチスロ機」です。あ、今回はわたくしPinkがレポートを書かせていただきます。
こちら、4号機AT機の「アントニオ猪木という名のパチスロ機」を色濃く継承し、通常時のチャンス目、BIG中のハズレ(チャンス目)・強ハズレ、REG中の6択チャレンジなどから突入するART「闘魂チャンス」を搭載。
闘魂チャンスは、1Gあたり純増約1.3枚、1セットの規定ゲーム数が30・60・90・120・150GからなるARTで、1回の当選で最大7セットまでストック。さらに、ゲーム数上乗せ・ストック上乗せの可能性がある仕様。
といった予習をした後に、ショールーム実戦を開始!
通常時は、低or高確状態のどちらかに滞在し、おもな状態移行契機はチェリー・スイカとなり、高確滞在時にチャンス目が出現すれば闘魂チャンス突入orボーナスのチャンスとなるわけです。
ま、要するにチャンス目待ちというわけです。ボーナスはチャンス目以外でも期待が持てるとは思いますが、実戦ではボーナスの大半がチャンス目からでした。
BIG中はハズレ(チャンス目)でART抽選、強ハズレ(リーチ目が出現)でART確定となり、REG中はラスト3Gの6択チャレンジで2回正解でART確定、3回正解ならば大連チャンに期待、といった感じで、ボーナス中のART抽選システム、ハズレ目・強チャンス目などの停止形とも、初代の法則がそのまま継承されているので、懐かしくも感じられる仕様となってます。
そして、本作ではBAR(闘魂)揃いのプレミアムボーナスを搭載しており、こちら小役が3回揃うと(16枚超の払い出し)終了するわけですが、払い出しのない青7が約1/1.7で抽選されているので、小役を3回入賞させる前に青7を揃えた回数×1~7個のARTストックが期待できる爆裂要素が追加。
さらに…猪木といえば「道」ですな。こちらは「猪木自身」を同じような出現契機となり、通常時の単独チャンス目(ボーナス非成立)後7G間で赤7BIGorREGが成立すると発生し、闘魂チャンスが15連チャン以上を手にすることができますので、チャンス目出現後7G間は祈りを込めてレバーを叩きましょう(笑)
と、駆け足でゲーム性を書き連ねましたが、ここいらで打った感想でも。
やはり通常時はチャンス目待ちなゲーム性が否めず、若干退屈感がありましたが、これは初代AT機でも感じたことですし、現状のARTでも感じることでもあるので、そんなマイナス点とはならないかとは思います。
が、僕自身はちょっと物足りなさを感じましたね。エウレカや、数日後に書くであろうマクロスなどは、高確移行契機役やART抽選役などが多彩で、常に(いや常には言い過ぎだけど)期待感を持ちながらプレイできるわけだけど、こちらはスイカ・チェリーで高確移行、チャンス目ART抽選と、フラグ的に少々さびしいといった感じですかね。
ボーナス中の話をすると、BIG中はまぁあれですが、REG中の6択チャレンジ、ART中の3択チャレンジ(正解でゲーム数上乗せ)など、自力でARTを獲得する楽しみを味わえるので、そのあたりに自信がある、あるいは自力的要素が好きな方にはもってこいな機械かと。
要するに…ゲーム性は限りなく初代に近い仕様に仕上がっているので、様々な後継機が5号機で登場する度、初代は好きだったけど5号機では…なんて人でも、新猪木のゲーム性を楽しめる仕様となっていますよ!
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