『スカイ・ロック・ゲート☆』
コラム&ブログの意見交換スレについて
掲載:2010/3/19 16:20
コラム&ブログの意見交換スレは必要なのか?
王子くんから、3/12に「責任を取ってMANIブログを辞めて、
意見交換スレを建てる事にします」というメールを頂戴して、「感じる必要が無い責任を取ってブログをヤメる事は無いでしょう」という旨のメールを返信したのが3/13。
その後、ブログ上でカミングアウトしちゃって、どうなる事かと見守っていたんですが、やはり自分の意見は書いておく事にします。
まず最初に、自分は
意見交換スレ反対派です。
存在に反対なのではなく、ブロガーが仕切る事に反対。
意見交換スレで、記事を読んでくれた読者さん同士が、その記事について談笑したり、お互いの意見交換をする事は楽しいと思うし、どんどんやっていただいて構わないと思います。
批判的な内容であっても、そうした場所で話題になるのは、「読んで貰えているのだ」という見方が出来ますしね。
でも、そうした場所をブロガーが仕切るのはどうなのよと?
自分達は、ここでブログを公開する権利を得た1ユーザーに過ぎません。
されど、他のユーザーさんには無い特権ですし、その特権の性質上、他のライターさんに対する批判的な意見がやり取りされる事が容易に想像出来る場所の設立や出入りは自粛すべきだと思います。
ところで、「あのスレがあって良くなった事もある」という人がいますが、本当に良くなった事ってありますか?
叩かれて、文体を変えて個性を隠しちゃったブロガーさんがいるのと、ホールで痛ましい事件が起こる度に、判で押したような記事タイトルと批判or同情記事が並ぶようになっただけじゃないの?
※念のため、子供の車内放置事件については、当事者と同じ子供を持つ母親であるママドルさんの意見を興味深く読ませていただきました。だから、こうした事柄について全否定している訳ではないです。
まあ、意見を取り入れて貰えた読者さんからすると、「あのライターは自分の意見を取り入れて良い方向に変わった」って事になるし、ライターからすると「変わる事で批判を浴びなくなったから良い事だ」って話なんでしょうね。
でも、ライター側のこういう感覚って私的に気色悪いです。
自分は伝えたい事があるからブログをやってるし、それを読んでくれる方には楽しんで欲しいから、書き方を色々試行錯誤してます。
そして、自分の狙いとは違う読み方をした読者さんから、批判が出て来る事もあります。
しかし、自分は批判に沿って自分を殺したくはないし、批判があった事についてはその事実を受け止めて、自分の意図とは違う受け取り方をされるような書き方を改めたいと思ってます。
意図した通りの事が伝わって、その上で批判されるのなら仕方がありません。
物事はすべからく賛否両論ある訳で、全ての読者さんに賛同して貰えるような事柄は稀です。
そして、意見として賛否両論あるのは健全な事だと思います。
でも、このようなケースを公の場で読者さんに責められたら、「賛同者もいるんだから、それは人の感じ方……」みたいな言い訳しか出来なくないですか?
読者さんはそんな答が聞きたくて意見しているのでは無いと思いますが、書き手からすると、そう答えざるを得ない意見というのは少なくありません。
要するに自分は、
読者さんからの意見はある程度の距離感を持って、達観した姿勢で聞かねばならないと考えている訳で、掲示板のスレッド内でガチで読者さんと意見交換をしては、その姿勢を維持するのが困難だと思っているんですよ。
エイトさんも書いていたけど、意見を全て真正面から受けるような真似をしたら、ライターとしての個性が死んじゃいます。
『個性を殺してまで書きたい理由って何ですか?』
『個性を隠して無難に書かれた記事は面白いですか?』
だから、もしそのようなスレッドが建ったとしても、自分が参加する事は金輪際無いし、
この考えは今朝の5:00まで考えて、今も考えてるけど1ミリも変わらなかったと言う事は明言しておきます。
その上で、改めて言いたいです。
王子くん、
意見交換スレに対する君の真剣な気持ちは分かった。
でも、ブログを辞める理由が分からないし、自分はそんな事を望んでいない。
王子くんからのメールにはそういった内容は書かれていなかったが、どうしても状況的に「え!?俺が辞めさせたの!?」って気分になっちゃうよ。
あまりね……いい印象が残らないので、こういう身の退き方はして欲しくないです。
帰って来いよ、もう~(汗)。