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【ゾロ】
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『新機種レビュー』
ゲッターマウス
掲載:2007/7/23 22:25

ゲッターマウス

往年の名機たちを復活させたら、5号機時代の盟主になり得るアルゼからの新機種は「ゲッターマウス」のレビューでも。

■ゲッターマウス(アルゼ)
評価:★★★★☆

青ドンもこの方式を採用したら?と思ってしまうほどの出来栄え。これは、俺自身がゲッタマより花火の方が好きだったという理由に他ならないのだが、正直このアイデアはスゴイと感心するしかなかった。

ただ、これをユーザーさんが受け入れてくれるかは別。だって、下手したらゲッタマなんて知らない人多いんでしょ? 今のスロットユーザーって…。そんな俺はゲッタマではなく、サクセションは好きでよく打ってたがゲッタマは知らない。

アルゼに、そのことを正直話したら「サクセ打ってれば問題なく楽しめますよ!」と明るい返答が…。そうか、ゲッタマもサクセも大して変わらない機種だったのかな?

では、新生ゲッタマのスゴイ点。

1、ビックリールがスゴイ!
通常ミニリール(実際にはメインリールとなる)を搭載した場合、デカイ液晶を搭載するのがパチスロ業界の常識だったのに、ビックリールを搭載し、通常時はこちらを打っていれば問題なく、普通に初代ゲッタマを打ってる気分になる。

たまに、キングキャメルと間違えるけどね。

2、ミニリールを打ってもスゴイ!
ビックリールがあるから、ミニリールは??なんて思っていたら、小役ハズレ目やらなにやら色々配置されていて、これはこれでスゴイ。単に名機のリバイバルに過ぎず、新しい楽しみ方まで提案されている。この楽しみは、ゲッタマを楽しめる人には当然理解できるだろうし。

3、ボーナス合成確率がスゴイ!
他機種で言うところのチャンス目やスイカ並の確率ですわ、設定Hは。(まだ詳しく書けない。設定6の合成が1/129.52だから、そこから想像して!)

液晶がなくても、「ボーナスを察知する」といった本来の楽しさを味わえる一品。

なんか褒め過ぎた気するが、それほどスゴイと思った。ゲーム性は万人に受け入れられるかは正直疑問だが、こういった機械を色々と考え出せるとこがイイと思う。4号機時代にあぐらかいてたメーカーには、なかなか出来ないことなんじゃないかな?


◇試打した感想
上では結構褒めたが、実際試打すると…。

ちょっとキングキャメル入ってる点が残念。スイカには2種類(ミニリールで)のフラグがあるため、ビックリールでは取りこぼす仕様になっているが、チェリーは取りこぼしが発生しないんだな、これ。ここがキングキャメルな。

この演出っていうか仕様は要らない。往年のファンには賛否両論分かれる気がする。

しかし、あくまでも基本はビックリールを見ながらのプレイとなり、ほぼ初代ゲッタマの法則は受け継がれているので、初代と遜色ないゲーム性は堪能できる。まぁ、ついでにキングキャメルを打ってる気分も味わえるけどね、しつこい?

※打ち方としては、チェリー狙い(どちらでも可)も良いし、ねずみ・リプレイ・赤7のビタ押しも楽しい。

他には、演出が発生したゲームより、演出がない方が意外にアツかったりする点はグッド。こういった点が演出(4Thリール)と上手く絡んでいればイイと思うけど、大したゲーム数こなしたわけではないので、その辺はホールで確認してください。

とにかく、このような台があまり受け入れられないようだと、それはそれでパチスロ的には暗い気がする。

色んな仕様が登場する中で(それはユーザーにとって「選べる」という点でグッドかと)、このような台がそれなりに評価されないと、ますますへんてこな時代へ迷走していきそうで…。

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