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第1話

『過去』と『現実』



人生、何につけても選択を迫られる事があると思う。

無論、選択権さえ与えられない人も居るだろう。

また、自らの意思で選択する事を放棄した者も居るのかもしれない・・・。

どんな道や方向を選択した所で、正解など存在しない。

あるのは


『現実』



さっき明日の為に、財布の中身を確認した。


『紙が入っていた』



いつから『紙』になったんだろう・・・。


昔の自分の心の中には『早く紙になれ!』

と思う事があった


『現実』はどうだ?


『頭のおかしい奴』


ニュアンス的には、これが1番しっくりくる。


『過去』に望んだ感覚が『現実』としてある。


だが『今』『現実』はどうだ?


『これより先に進んだら、もう2度と戻って来れない気がする・・・』



次に味わうのは


『もう戻る事が出来ない』


という『感覚』なんだろうか?


以前の自分なら、それを望んでいたのかもしれない・・・


今は、正直わからない。


『パチスロライター』に、その『感覚』は必要なんだろうか?


そんな事を考える自分が居る。


俺は『パチスロライター』に向いていない様な気がする。


※ 『葛藤を読んでみたい』というリクエストにお答えさせて頂きました。