『スカイ・ロック・ゲート☆』
ファルコン、再び
掲載:2009/12/30 11:30
ゴンちゃんの散歩中に見つけた、傷付いた
隼(はやぶさ)。
勝手に───
ジーク
と命名しました。
ジークは今年の9月頃に巣立った、若い隼(はやぶさ)です。
隼の性別はDNA鑑定をしなければ分からないため、♂♀は不明。
恐らく、狩猟中の交通事故。
ライトバンの屋根か、2~4tトラックのコンテナに衝突したのではないか?との事。
左大腿骨骨折、
左翼(人で言う上腕部)は
粉砕骨折の大怪我で、よほど強く当たったのか、下嘴までもが欠けていました……。
でも、二回の手術の後、足の骨は癒着。
把握力も戻って来たそうです。
左翼は全治に三ヶ月くらいかかるそうですが、獣医さんに「きっと、
また飛べるようになる」と言って頂いたので一安心。
画像は手術を終えた後です。
ところで、自地区鳥獣保護センターの専属獣医───メディアで取り上げられる事も多い方なのでご存知の方もおられると思いますが、
溝口俊夫先生とおっしゃいます。
こんな有名な方が専属獣医だったとは、不勉強で知りませんでした(汗)。
それも驚きだったんですが、この辺りにいる猛禽類と言えば、自分は鳶(とび)ぐらいしか思いつかず、保護センターには鳶って連絡したんですよ。
そんなありふれた鳥でも対応してくれた事が、また驚きと言うか───。
勿論、実は隼で、そんな
レッドリストに載るような鳥類が、自分の身近で暮らしていた事も驚きです(笑)。
先日、過去ログで触れたVTRの撮影がありまして、溝口先生とお話する機会があったんですが、自分の周りには驚くほど豊かな生物圏が広がっている事に気付きました。
普通、講演会にでも行かなければ聞けない話でしたから、とても新鮮でしたよ。
ジークからのお礼
イイズナのストラップ。
イタチの仲間でイズナとも呼ばれ、伝奇小説で良く出て来る、「管狐(くだぎつね)」はこの動物の事です。
みちのくや信州では、「飯綱使い」とか「狐持ち」と言われる呪術で、この動物を使役する家系があると信じられてたりします。
ホントねえ、パチ屋の状況はあまりにもしょうもないんですが、豊かな自然と民間伝承、
高村光太郎の詞にも詠われる情景や、美味しい物も沢山あるし、我が故郷は住むには実に良い所なんですよ、はい。