『萌えパチ業界万華鏡~焔』
解析ネタ、オマケ
掲載:2009/12/5 00:00
解析ネタのこぼれ話です。
4号機に
「スロッター〇太郎」という機種がありました。
EXチャンスというAT機能がありましたが、天井情報で面白いことがあったのです。
正確な天井情報は
・
ボーナス間1200ゲームハマリで天井へ
・
リプレイが2連続以上で天井AT発動
・天井ATは
一度のみ有効
というものでした。
ところが、複数の攻略雑誌には
・天井ATは、
ボーナス成立まで何度でも発動
と書かれていたのです。
天井は積極的に狙っていこう!と。
メーカーからの情報提供であれば、このような間違い情報を出すとは考えにくいです。
各社解析をしていたなら、全く同じ間違いが出ることは不自然です。
むしろ、間違い情報に対して
突っ込みを入れると思いますからね。
このことから、推測したのは
「情報(基板やROM)を一元管理しているところがあり、各社へ売っていたのではないか?」
と、いうことです。
そうでなくては納品前に解析情報が出たりするのは
不自然ですからね。
ホールが横流しの可能性も否定出来ません。
結局のところ、打ち手からすれば早くわかるのは有り難いです。
一斉に誤情報が流れたのは、今となっては笑い話みたいなものですが、印象深く残っていた出来事でした。
こんな笑えない話もありましたね。
今は廃刊になっている雑誌ですが、2号機時代に
「○○に××セット発覚!」とスクープ記事が掲載されました。
しかし、対象となったのは
極一部に設置されていた裏モノ(Cロム)であり、とても全国紙で取り扱うような内容ではありませんでした。
恐らくは、裏モノ会社から「全てに通用する」と吹き込まれたのではないでしょうか。
この記事が、該当雑誌の寿命を縮めたとも言われてます。
かといって、この雑誌社だけを責めるのは酷なもの。
当時はパチスロ情報誌も少なく、月刊だったりパチンコ情報誌に数ページのコーナーがあったり。
ノーマル機でも、クレジットで3連チャンぐらいしたら
「○○は連チャン機だ!」との見出しが躍ったり。
他にも
「白パネルは連チャンする」「○月製造分は連チャン機だ」という見出しもあったり。
なんでもあり、とにかく他誌より目立たなくてはいけない風潮が暴走気味の記事を書かせてしまったんでしょう。
※この記事は個人的な推測、感想でありメーカーやサイトには一切関係がありません