『カリッと青7上段テンパイ』
今年も後一ヶ月
掲載:2009/12/1 00:35
いよいよ12月、今年も後一ヶ月で終わりですね。
自分なりに、少し振り返ってみたいと思います。
何回か書いてますが、今年一年は、5号機に大きな変化をもたらした一年だと感じています。
一言で言うなら
爆裂ART時代の幕開け
去年の秋頃から始まった、爆裂ART機種の台頭
鬼浜やウルトラマンが作ったこの流れ
今までの5号機では、万枚突破など夢の話で、可能性が有るとしたら、119%のハイスペック機種と相場が決まっていました。
しかし、これら爆裂ART機種は、最高設定の機械割が110%前後
しかも、設定を無視した爆裂も多く、低設定でも一撃の魅力を増やしてくれたようにも感じます。
低設定でも出る!
と聞くとイメージが良く聞こえるかも知れませんが、増えるスピードは所詮5号機
4000枚、5000枚の出玉を得るには最低でも3時間程度の時間がかかります。
ここまで書けば、分かる方もいると思いますが
つまり、ART機種(特にARTに特化した機種)というのはホールが得するように出来ているって事です。
理由の一番が、ART中の閉店終了
これはパチンコで考えるならば、確変中に閉店を迎えるのと同じようなもので、場合によっては悲惨な結果になります。
爆裂タイプの機種の場合、出ている期間が非常に長くなります(出玉スピードが遅いので仕方ないですが…)
その弊害として、閉店終了が頻発、ホール丸儲け
という事が起きやすくなります。
こういった致命的な事を回避するには、打つ時間を限定するしか有りません。
具体的に書くと、夜7時以降はART中以外は打てません。
こういう書き方をすると、ホールばかり得してるように聞こえるかも知れませんが、実際はホールも厳しいのが現実です。
僕が書いたような事は、ほとんどの人が分かっている事ですし、設定を意識する事も浸透しています
結果として、設定56を頻繁に投入出来るホール以外は、新台初日から空き台
夜9時ぐらいからは、ほぼ全台空き台…
みたいな状況を作ります。
これが、コイン単価の高い爆裂ART機種の正体だと思っています。
完全に4号機の時のシステムですし、これだけ設定意識が強くなった今では、はっきり言ってナンセンスだと思います。
法律的に、出玉スピードが緩和されない限り、これらの機種に設定不問でお金を入れてくれるお客さんは増えません
少し熱くなって書いてしまいましたが、僕はそんな風に思っていますし、そんな機種が大半だった一年だと思います。
正直言って、5号機になってから、一番悪い一年だったように思いますね
唯一の光が、マイスロという新しい娯楽要素ですが、今年はほんと、それだけだったと思います。
皆さんも思い出して下さい
今年一年で、記憶に残る台が何台ありますか?
去年の台の方が、記憶に残っていませんか?
批判的に書いてしまいましたが、僕は来年に不安を感じます…
コンドルでしたm(_ _)m