『スカイ・ロック・ゲート☆』
パチスロのPAYOUT 計算
掲載:2009/11/7 01:00
読者さんから質問メールが来たので、取り上げてみようと思います。
まず、正確に理解していない方が多いと思われる用語解説から。
■PAYOUT=機械割
遊技における、
コインの払い出し率の事。
■期待収支
その払い出し率の台で、特定のG数を試行した際に得られる(失う)と予想される金額。
■期待値
収支額のみならず、投資額、勝率、平均連チャン数……etc
全ての数値を包括した言葉。
専業用語としては、期待収支と同義と捉えて差し支えない。
───てな訳で、間違わないで欲しいのは「理論上○G試行すれば、ボーナス○回、小役は○回成立して、差枚○枚になるからPAYOUT○%」ではないって事。
PAYOUT119%の台は、何時でも何処でも119%。
朝の開店直後も、閉店10分前でも119%。
不発で100k分のコインを飲み込んだ後でも、万枚吐き出した後でも119%なのだ。
この事は、PAYOUT計算式の各項を見れば理解出来ると思います。
■計算式
PAYOUT=a/(b*3)+c/(d*3)+(e*3-50)/(e*3)
a:BIG平均獲得枚数
b:BIG確率の分母
c:REG平均獲得枚数
d:REG確率の分母
e:1kあたりの平均G数
*3ってのは、1Gにつき消費するコインの枚数です。
分かるでしょう?
その
1GがPAYOUT○%なんだって事が───。
ちなみに、この計算式は自分が考えた物ではなく、古くから専業や攻略誌編集者の間で使われているものです。
最近の攻略誌でこのような計算式が紹介されなくなったのは、RTやART等、出玉性能にボーナス以外の付加価値が付くようになって、計算では正確なPAYOUTが求め難くなったからでしょうね(※1)。
この計算式を理解出来たら、ハマッて心折れた末に高設定を捨ててしまうなんて事は無くなるかもしれません。
「この1Gが○%、1Gレバーを叩く度に+○枚」と思えば、ハマッていてもレバーを叩くのが楽しくなるってもんですよ。
さあ、それでは気合いを入れてレバーON!!
●補足
(※1)現在はシミュレーションでPAYOUTを求めるのが一般的。
言い換えれば、RTやART等の付加価値がある台は、この計算式ではPAYOUTが算出出来ませんので悪しからず。