『萌えパチ業界万華鏡~焔』
OVA絶対衝激 見終わりました
掲載:2009/10/18 00:00
絶対衝激、OVAを見終わりました。
パチスロのイメージで考えていると、脳天打ち砕かれます、悪い意味で。
以下、
ネタバレを含みます。
とにかく、ストーリーが鬱すぎるんです。
最初は「願いを叶えるため、女性限定の格闘大会プラトニックハートが開催された」だったのに。
綾が参戦するきっかけになった美子の失踪。
その美子が最初から存在していなかった?
好きだった治基がプラトニックハートに関与?
必ず応援に来ると言ってた棗が来ない?
大会の裏に隠されたものとは?
まあ、ここまでならミステリアスな雰囲気だったんですがね。
最終巻で、そんな思いは粉々に。
綾は決勝戦の相手である相手の思考を読み取れる劉月麗に苦戦。
何かに目覚める綾。
そして、劉月麗を倒したのだが…
なんと、撲殺(´Д`)
この時点ですでに鬱です。
そして、綾の前に美子が現われる。
(?_?)な綾に衝撃の事実が。
別室に案内された綾が見たものは、大会に敗れた、組織から不要とされた女性たち。
なんと、薬漬けにされてました。
そう、完全に廃人です。さらに、彼女達は廃人愛好家に人身売買されるという…
プラトニックハートで夢や願い叶えたいと闘った彼女達。
敗れた場合は、それ相応のリスクを背負う。
それは、人間としての未来を奪われること。
病気の弟を助けたい願いは、弟の死を知ることなく廃人に。
さらに鬱になりました…
次に綾が親友と信じていた棗、憧れていた治基までもがグルだったことが告げられます。
おまけに、美子と綾は異母姉妹。
ついでに、美子と治基は相思相愛。
それは、伊勢島家への復讐のためでした。
今から20年前。
綾の両親が大会を開き綾の母親が優勝。
しかし、不正行為での優勝でした。
敗れた棗の母親は喉を切られ言葉を奪われました。
しかも、こういった需要があるとまで。
美子の母親は綾の父に殺されました。
呆然とする綾。
三人は綾の肩や足を拳銃で撃ち抜くなど、復讐を開始。
そして最後の一撃。
突如、爆発するビル。
綾の母親が娘を助けるために駆けつけたのだ。
母親は、さらなる真実を話す。
なんと、綾の両親も美子の祖父が開催した大会で肉親を殺されていたという…(´Д`)
つまり、
綾の両親の身内→美子の祖父に殺された
↓
美子と棗、治基の身内→綾の両親に復讐された
↓
今回の大会→美子達が復讐のために開催
もう、真っ暗でドロドロですよ。
これだけで終わるはずもなく…
綾の母親に、美子、棗、治基は殺されます。
首をへし折られて。
燃え盛る炎の中、綾の母親は娘を脱出させ炎に消えていきます。
もうハッピーエンドなど期待できるわけありません。
ラストは、脱出した綾と思われる人物が棗の母親のところへ。
棗が復讐を果たして帰って来たと喜びドアを開ける。
しかし、その目に映った人物は…で、終了。
多分、綾に殺されたんでしょう。
復讐、復讐で次々に殺されるわ、廃人にされるわ。
救いが全くありません。パチスロみたいな明るい展開なんてありません。
鬱アニメとして有名な君望より鬱かも。
パチスロの原作はなんだろう?と、お気楽な気持ちで見ると最悪な気分になれますよ。