『萌えパチ業界万華鏡~焔』
ときメモ懐古録 その2
掲載:2009/9/21 00:30
パチスロ『ときめきメモリアル』の情報がぼちぼち出てきましたね。
声を大にして言いたい。
『誰じゃい、これは?』
今風のキャラデザなのかもしれないけど、ゲーム愛好家としては納得出来ないですね。
俺の虹野さん、みはりんは…・°・(ノД`)・°・
声はオリジナルらしいのが救いですかね。
さて、ゲームとしての「ときメモ」が一番ブレイクしたのはPS版の発売時ですね。
PCエンジン版より格段に美しくなったCG、追加イベント。
何より、メモラー魂を揺さぶられたのは限定版の存在です。
ゲームソフト自体は通常版と同じですが、限定版には次の付属品が。
・化粧箱
裏面には光りセンサー対応のオルゴールが付いており、告白時のミュージックが流れます
・マウス
表面にイラストがプリントされてます
・マウスパッド
オリジナルデザインで2枚付属
ちなみに、マウスとマウスパッドは未使用。
この限定版で恐ろしい噂が流れていました。
当時はインターネットではなく、パソコン通信でした。
ですから、情報の流れは非常に遅く、都市伝説のように様々な憶測が飛び交いました。
その噂とは…
『マウスパッドには、全キャラ集合と各キャラのものがある』
つまり、限定版一つにつき集合一枚とキャラ一枚がついて来る。
全キャラ集めるには、最低13個の限定版が必要だ。
ちなみに、限定版は9800円でした。
しかも、出荷数は少なく一つ手に入れるのも至難の業です。
ところが、当時は運よく?ゲームショップでバイトをしていました。
仕入れも任されていたので、入荷分5個のうち3個を確保。
ええ、店員特権です。
とりあえず3キャラ分、虹野さんか、みはりんでお願いします
はい、全部同じでした。
同じキャラというわけじゃなく、最初からキャラごとのマウスパッドは存在しなかったんです。
噂に躍らされたメモラーの悲しき顛末でした。
セガサターン版ではオリジナルカラーのパワーメモリーが付属したスペシャル版が発売になりました。
こちらは限定版ではなく、お買い得版の位置付けでしたね。
自分から告白出来るなどゲーム性も向上しましたが、大ヒットには繋がらずワゴンセールの常連になってました。