『スカイ・ロック・ゲート☆』
大ショッカー出て来いやっ
掲載:2009/8/9 08:05
観に行って来ました☆
『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
アマゾンが「ジャガーショック!!」「モンキーアタック!!」と、技の名前を連呼(※1)してたり……
スーパー1のアクションが、合成でワンカット(※2)に収められてしまってたり……
これってどうよ?的表現がいくつかあったものの、おおむね楽しめました。
GACKT演じる「結城丈二」は必見。
既にCMでは、「命ある限り戦う、それが仮面ライダーだろう!!」ってシーンが流れてますが、そのセリフに至るまでの芝居が凄い。
自分の右腕を奪った大首領に対する私怨のみで戦っていた故に、復讐の邪魔となるとV3とも戦う事を辞さなかったライダーマン=結城丈二。
そんな彼の存在は、単なる勧善懲悪物だった仮面ライダーを三者の対立構造という新たな次元に押し上げたと思うのだがどうだろう?
平成シリーズでは普遍的な構造なんですけどね☆
「平成シリーズ10周年」という記念碑的作品で、ライダーマン=結城丈二というキャラクターにスポットが当たったのは感慨深いです。
ちなみに、この映画で士はついに記憶を取り戻し、「ディケイドは世界の破壊者なのか?」という謎も明らかになります。
TVシリーズに対する位置付けは不明ですが、最終回先取り的内容なので、ネタバレが嫌なら、もう少し本編が進んでから観ても良いかも?
(ディケイドは8/末で放映終了。)
ところで、昨日はP店に寄ってみたんですが、いきなりのガセイベントでした。
そりゃあもう、ジャグにすら設定入っていないんじゃないかと思える程の……。
大ショッカーならぬ、店長出て来いやって感じです(苦笑)。
しかし、お盆前の餌撒きどころか、どこも渋めですな。
下手に派手な出し方すると、その後の回収を警戒されて客足が落ちるから警戒してるのかな?
今年のお盆は、長期ダラダラ回収モードかもです。
●補足
(※1)ガキんちょだった故に記憶が定かでは無いのだが、アマゾンの戦闘シーンで覚えているのは「ケケーッ!!」という奇声と、「ダイセツダーン!!」というたどたどしい日本語だけである。
必殺技以外の呼称はしていなかったと思う。
(※2)当時は知るよしも無かったが、スーパー1は大野剣友会のライダーアクションの完成形と言われた作品。
ZX特番の際、2号ライダーから、新1号、V3~スーパー1に至るまで、全てのライダーを演じてきた中屋敷鉄也(現:哲也)氏も、わざわざスーパー1役を選んで担当している。
いかに、スーパー1のアクションに誇りを持っていたかを物語るエピソード。