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それは家か会社に近いこと。客付きは3割ぐらいで、できれば5.5枚交換。

ワゴンサービスのちょいギャル娘がプリプリした尻をこれでもかと揺らしながら注文のコーヒーを運んできてくれるのならば、例え薄められすぎてもはやコーヒーフレーバーな水となった飲み物でもボーナスがかかる度に注文するだろう。数時間後に水分の過剰摂取で下腹部に猛烈な便意を催すことがわかっていてもだ。

休憩所には申し訳程度の雑誌とコミックが置いてあり、時折人生に疲れた自由人が横になっている。店員は仕事だから当然注意するのだが、自由人は悪びれる様子もなくヤニで黄色くなった歯を覗かせながら落ちコイン拾いに精を出し、また怒られる姿を見るのもなかなか風情がある。

最新台は入っていなくてもバラエティに富んだ機種構成がウリで、常連のおっちゃんおばちゃんと「あの台はさっき裏サメであたってたからもうすぐ出るよ」とか「ちょっとデモ出しするからなんか飲む?」といったオカルト話に花を咲かせる。
ジャグラーコーナーはover60の社交場で、若いというだけで目押しを頼まれる。BIGだったらコーヒーを貰い、REGだったら頼まれただけなのになんだか申し訳ない気持ちになるのも人生の縮図といえるのかもしれない。



あぁ、こんな店で打つから全然勝てないのか。