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【枠下蒼7】
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『萌えパチ業界万華鏡~焔』
裏の世界で生きる その4
掲載:2009/1/5 02:55

お姉のバカー! 詩音のバカー!@枠下蒼7です。
やっと、ひぐらし最終巻をレンタルできました。

裏モノを扱うようになり、いきなり大失敗。
これは、誰の責任ということではなく、全てに運が無かった。
もしも、雑誌で機種紹介されていて認知度が高ければ・・・
初日からバカ噴きして、稼動がついていれば・・・
出したい時に出て、抜きたい時に抜ければ・・・
そう、どれか一つでも歯車が噛み合わさっていれば、機械代未払い、お持ち帰りの悲劇は避けられたであろう。
お持ち帰りした機種は、基板をいじってあるので他のホールへ転売も出来ず、もちろんメーカーへ返却も出来ず、ただ産業廃棄物としてうず高く積まれている。

そして、当然のことながら、このツケは社長の逆ギレの形で社員へ。
「もっと売ってこい」である。
しかし、売れる機種も無く、泣きっ面に蜂。
少し前までは、メーカーの代行店としての看板も出していた。
サラリーマンをなめんじゃねぇ!のメーカーも扱っていた。
この親会社のFルズはえげつない事をして、代行店潰しをしてきたのだが、これは別の機会にでも。

こんなわけで、社員は1人、1人と辞めていき最盛期には20名ほどいた社員も、事務員を含めて10名足らずとなっていた。
さすがに、ここまで減ってくると社長も逆ギレ的なことは控えるようになってきたが、安心して働ける環境ではないのは事実。
それでも自分がしがみついていたのは、車の問題があったから。
自分は入社時に使っていた車を車検切れで手放した。
と、いうのも会社から営業兼自家用で車を与える、ガソリンや高速も自由に使っていいとなっていた。
辞めるのは簡単だが、車を購入するのが難儀であり、しがみついていたわけ。
結果論としては、辞めておけばよかったんだけどね。

そんな、某年某月。
事務所に見慣れない若者がいました。
年齢は自分より5歳ぐらい下。
イメージとしては、ホストクラブにでも勤められそうな顔立ちですが、何か怪しい雰囲気もあります。
そして、社長に呼ばれ、その若者を交えた数名である話を始めました。
それは、今後の裏モノ販売についての会議だったのです。

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