『萌えパチ業界万華鏡~焔』
機械割の計算方法
掲載:2008/10/24 15:25
フェイク・シルエット@暴君枠下です。
『機械割の計算方法を教えてください』と、メールをいただきましたので、ご説明させていただきます。
まず、機械割とは何か?
雑誌などでボーナス確率の後ろに102.5%とか載っているものです。
機械割と出玉率は表記が違うだけで、同じ意味です。
これを簡単に説明すると「遊技機がどれくらいのコインを還元出来るかを数値化したもの」となります。
基本的に設定がよくなるに連れて、機械割は高くなります。
100枚使って90枚が戻ってきたら、還元率は90%です。
100枚使って120枚が戻ってきたら、還元率は120%です。
もう、おわかりですね?
機械割は「トータル払い出し枚数÷トータル投入枚数」で求められます。
実際、打っている時に投入枚数などは、なかなか数えられません。
この場合は「(プレイ数×3+交換枚数)÷(プレイ数×3)」で計算できます。
【5000プレイで1000枚交換した場合】
(5000×3+1000)÷(5000×3)
16000÷15000=106.66
つまり、106.7%が、この遊技に対しての機械割となります。
【5000プレイで1万円負けた場合】
1万円負けということは、コインでマイナス500枚です。
(5000×3-500)÷(5000×3)
14500÷15000=96.66
つまり、96.7%が、この遊技に対しての機械割となります。
この機械割は、貸し出し単価や換金率は一切影響しません。
その遊技機がもっている設定での還元率になるからです。
ですから、出玉率100%の台を打った場合、理論上「等価交換ならプラマイゼロ」です。
5.5枚交換、6枚交換・・と、下がると理論上は負けになります。
しかし、ホールで「ハイモード確定」などの台でも負けることがよくあります。
これはガセだった場合もありますが、確率の暴れによる場合もあります。
何故かというと、設定された数値どおりに出すのは不可能だからです。
もし、ぴったりの数値が毎回出せるなら、プログラムされたもの=裏となりますからね。
保通協で数多くの試験を行い、規定の数値内に収まった平均値がメーカー発表の機械割となります。
また、連チャンが続いたから「もう出ないだろう」とかハマリ後に「これだけ嵌ったから、連チャンするだろう」という考えは危険です。
なぜなら、1G目でも100G目でも1000G目でも抽選確率は同じなのですから。
ちょっと、話が脱線しましたが、機械割の計算方法、ご理解いただけましたでしょうか。
※間違っていたら、すいません(汗)