『毒電波道中記』
山佐ショックPART2
掲載:2008/8/18 01:05
お久しぶりです。ななせです。ちょっと間が空いてしまって申し訳ありません。
本業及び稼働でこちらに手が回りませんでした。
山佐ショックの続きです。
当初入ってくる数より大幅に減らされた為にお客さんであるホールからは多くの苦情が寄せられました。
何故こんなことになったのか?理由は簡単です。
『液晶の発注漏れ』
山佐の資材調達の部署が液晶ユニットを製作している会社(一部上場の誰でも知っている会社です)へ液晶を必要数発注していなかったということです。この液晶ユニットがガンダム/キン肉マン/バイオ共通の部品ですが、発注漏れが確認出来た時点でメーカー側に緊急発注をかけましたが、当初の数は到底間に合わないと山佐が判断して、バイオの生産台数減及び納期の繰り下げとなったわけです。
この為、全国の販社にあったバイオの見本機(試打機)をメンテナンス用筐体を除き全て山佐に返却することに・・・・
折しもその時インド及び中国での携帯電話が爆発的な普及の為、液晶自体が不足していたのも大きな要因でした。
週ごとに割り当てが少しずつですが増えていきましたので何とか形にはなりました。
そしてバイオの契約が一段落ついた辺りで、キン肉マンの新パネル販売へ生産をシフトするという連絡が・・・・・この時点でバイオの生産終了。
んでこのキン肉マンもまた問題があって、各販社にメールで再販しますと連絡があった1時間後に新パネルトップ導入が無くなってしまった。当初営業推進からのアナウンスは『事前に割り当てを行う』というものでした。
何故こうなったか、それはキン肉マン1次及び2次販売が主に東日本が持っていってしまって、西日本側には数が余り回ってこなかった為、今回の新パネルは西日本が優先になったということです。
※ここでの東日本/西日本は列島全体でみての表記です。
山佐の会社としてキン肉マンに生産をシフトしたのは決して間違いではない、流通が少ない為中古市場が高騰している状況を打開するために。でも時期が少し遅かった。
現在バイオは2次ロットが出ましたが、これまた少数で見切り発車的な生産再開(バイオ再販は山佐社長直々の命令だそうで)恐らく3次ロットはないかと、既に次回機種の準備体制に入っていますので・・・・・。
次機種は生産体制には問題がないと聞いていますが、キン肉マン/バイオ筐体ではないのかな?まぁこれ以上余波がないことを願っています。