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　特定日ということでO店系列を覗いてみたんですが、市内各店は地獄のような惨状でした。
 
　入れ替えなくても良い機械が外れて、エヴァンゲリヲン～いま、目覚めの時～が大量に入って来てたりするのを見ると本当に悩みます。スペックダウンした既知の版権がウケるわけないだろがい。
 
　ちょいパチが大ヒットしなかった時点で、客は本音を話していない。すなわち、建前を直球で受け止めた遊技機戦略に勝機はないと悟れと言いたいんですが、分かっててもやらざるを得ないんですかね?
 
　そのうち、きっと誰かがこの負の連鎖を断ち切ってくれると思ってるのかもしれませんが、今の営業モデルを変えたら、メーカーとか、ライター先生とか、儲からなくなる人たちがたくさんいるし、連中が自分の利権を手放してまでホールやエンドユーザーに情をかけるタマか考えてみろって話。
 
　今を変えたいなら、お前ら(ホールやエンドユーザー)が変わるしかないんだよ! ――てなことを、色々な角度から言い続けて、すっかり疲れているわたくしです。
 
　つうか、金銭欲や名誉欲は人の性(サガ)なんだから変わるわけないんだよなあ。
 
　「空中族」の実態に迫る番組(クローズアップ現代+)を見たんだけど、普通のサラリーマンまでもが銀行からの融資を元にマンション投資に走り、やがて所有するマンション近隣の開発状況から家賃値下げに踏み切らざるを得なくなり、それでも入居者が集まらず、600万円の債務を抱えてマンションを売却。今はただ銀行に借金を返済し続ける日々とか、まるでパチンコ破産したユーザーと消費者金融の関係性だと思ったよ。
 
　セミナーを経て、マンション投資に参加して来るサラリーマンはゲーム感覚だし、銀行はそんなサラリーマンに億単位のお金を貸すんだもんなあ。マンション投資に失敗したある女性は1億5千万ほどの融資を受けており、「一体、銀行は私のどこを信用したんでしょう?」と語っていたけど、マンションを売却させた後はギリギリ返済可能な額の借金が残るだけなんてマジで笑える。
 
　15年前、ホールで獣王やサラリーマン金太郎、ミリオンゴッドに入れ上げてたタイプの人たちは、みんなマンション投資やFXに移行しており、そうした人たちをホールや消費者金融に代わって食い物にしてるのが、不動産業者や為替市場、銀行なんじゃないかって気がします――
 
　そんなわけで、地獄のような惨状のO店系列を出て、お世話になることにしたのはC店。ところが、投資10kまでは余裕で足りていた餃子の王将3 大盛5000は、以降フライパンに乗る玉数が激減……。
 
 
 
 
 
 
　この台を見切り、リング 運命の日FPWZ、暴れん坊将軍 怪談FPWと試すも、いずれも開いて見えるだけで全然回りません。ここも、地獄だったんか、と……。
 
　諦めてC店を退店し、D店やS店を見回ると、それらの店もやっぱり地獄。「みんな起きろお～～っ!」とフライパンをガンガン叩きながら店内を巡回してやりたくなりましたが、こんな調整で店を開けるホールも、こんな調整をしている店で打つユーザーも、ぶっ飛んで金融機関への借金が残るだけという身の上になるまで目は覚めないんだろうなあ。
 
　本気で嫌になってしまって、半ドンで帰宅。
 
 
一日累計-22.759k也。

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