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　カジノ法案が可決された後、様々なメディア上でギャンブルの是非を問う議論が盛んになってます。
 
　昨日、ネットニュースで気になったのは『胴元が100%勝つのがギャンブル』という記事のタイトルなんですが、これはみなさんご存じですよね? ギャンブルは商売。胴元が負けてたら慈善事業になります。胴元が100%勝つのは当たり前。
 
　じゃあ、ギャンブルという娯楽に参加する価値はどこにあるのか――?
 
　ギャンブルの類似産業であるパチンコにおいては、前ログで述べたホール関係者然り、「演出観覧」が参加価値であると考える人が多いようです。でも、それだったらスマホのアプリで十分だわなあ。わざわざ、時間と交通費をかけて、あの居住性の悪い空間を訪れ、スマホのアプリより割高な遊技料を支払う人が愚かだって話。
 
　また、最近いなくなった某ライター先生によると、パチンコ・パチスロはクリエイティブな活動に必要なインスピレーションを得るため重要な思索の時間らしいですが、金銭欲や名誉欲をデコレーションして高尚な感情に見せかけるのが好きな奴ららしい答だと思います。
 
　奴らが発信するのは真実ではなく、読者から支持を得られそうな言葉。その言葉に共感する読者の反応に自分自身の名誉欲を満たし、さらにはパチンコ屋を経由して読者の懐から金銭を掠め取って金銭欲まで満たすのが奴らのクソ商売――すいません、話が逸れました。
 
　ともかく、「演出観覧」が参加価値などとんでもない。液晶画面やギミックが作り上げる演出など、遊技機が近代になって獲得した表現力にすぎず、これが参加価値だと思う業界人には「お前ら、60年前は何売ってたんだよ?」と問いたい。
 
　月並みな言い方になるけど、ギャンブルの参加価値は「夢」だと思います。この1万円が10万円になったら、あれを買おうとか、○○○(伏字にしなくちゃいけないところ)に行こうとか、万馬券出ちゃったらどうする? ――車だな! とか、10億円だったらどうするよ? 家と別荘だろう? いやいや、荻野由佳選抜入り確定だわ、とか。
 
　その「夢」を妄想する時間こそ参加価値なわけで、射幸性の高い遊技機を投入することで参加価値を高めることに振ったゼロ年代初頭のパチンコ業界の方針はまったく正しい。間違ったのは、その運用に節度と良心がなかったことだ。
 
　また、抱ける「夢」の規模と、「夢」の妄想に割ける時間の長さ。それを購入する資金が少額から可能であり、コストパフォーマンスが優秀であることを鑑みると、参加価値が最も高いギャンブルは「宝くじ」であると断言できます。控除率が最も高く、胴元が多くの粗利を貪る宝くじ――
 
　この方向から考えても、ゼロ年代初頭の業界の方針は正しく、「射幸性を落とすことで客を呼び戻そう」とする現在の業界の方針は間違ってます。
 
　しかし――
 
　その間違った方向性から集客し、商売を成り立たせなくてはいけなくなっているのが、業界を取り巻く現状なのです。
 
　だから、今の機械でゼロ年代初頭以上の粗利を貪ろうとしたら、その参加価値の低さから客が飛ぶのは当たり前で、それが何故ホール関係者には分からぬのか?
 
　客の口からは不満が捻じれた形でしか出ないし、色々と解説してくださるライター先生は捻じれた不満を口にする客にウケそうな言葉を発信するだけだから、他者から現状の対策を得ようとしている限り分からないのかもしれないねえ。
 
　さて――
 
　そんな昨日も、NO店でスーパー海物語 IN 沖縄4です。
 
 
 
 
 
 
　満足できるクオリティーではなく、5台打ち散らかして終了。自ら( I )を省みた甲斐のない稼働となりました。
 
　でも、時短終了後、上皿が空っぽなんてことはなかったので、その点ではNO店はマシになったな、と。
 
　あとは、阿呆阿呆な回転ムラを何とかしてください。寄り、潰すなって、まったく。
 
 
(最終結果 : 5台累計)
CRスーパー海物語 IN 沖縄4
[総G数]
・2013G
通常G数 : 1293G
時短G数 :  508G
確変G数 :  212G
 
[初当たり確率]
・6/1801 (1/300.2)
 
[トータル確率]
・16/1293 (1/80.8)
 
[大当たり内訳]
突 確 :  1
16R確 : 10
16R通 :  6
 
【投資】
15,881円
【獲得玉数】
12,000コ
【収支】
+27,719円
 
※回転率は出玉1R=1390.3コ(電サポ中の増減込み)で算出。
 
【回転率】
22.1G/1k
【仕事量】
+8,699円
【誤差】
+60.1R

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