『ネクスト・ロック・ゲート』
「 I 」を取り戻せ !
掲載:2016/12/7 09:35
わたくし、とある業界人サイトのメルマガを取っております。
昨今の規制やコンプライアンス的な事柄について情報を得るためですが、本日着信したコラムのタイトル『数字には表れない遊技客が離れた理由とは?』には甚く興味をそそられました。
とあるホール関係者が寄稿した、そのコラムを開くと「いわゆる、IN稼動や玉粗、台粗、BY、などなどおなじみの専門用語でその指標を追うことは当たり前かもしれません。しかし、本当にそれだけで人気や支持が得られていないことを判断することはできるのでしょうか?」といった形で話が振られ、ますます興味をそそられます。
さて、このホール関係者は「客離れ」について、一体どんな分析をしたのだろうか――?
すると――
ホールの接客をしていてお客様に話しかけられる中に、激アツリーチが来たのにハズレた! ので、何かやっている(遠隔などの操作)のでは? などの呼び出しは大変に多いものです。
脳裏に、ズコーーッ! とコケる三悪と、木に登るブタの映像が再生されたことは言うまでもありません。つーか、満足に「てにをは」が使えていない文章から「こいつはバカだ」と見当をつけるべきだったよ。そのバカのコラムが業界人サイトに掲載され、すでに今月は5万2千人もの人間(おそらく、大半が業界人)が拝読しているという事実……。
このたわけた記事は、「それは、実際に色々な遊技機を打たないと潜在的に分からないと思います」と、まるで自分が実践したかのような言い方も添えられてますが、実際に打っているのは自分ではなく客。つまり、他人の感想を直球で受け止め、客離れの原因として提示しているわけで、こういう連中がその感想をメーカーに押し上げ、
まわるんパチンコ大海物語3のような悪意に満ちた台を作り出す原動力になったのだと思えば納得です。
と言うか、「音が、光が……」というユーザーからの声を受けて、今では大概の機械が音量・光量の調整機能を実装しているし、今年は演出がシンプルになった機械が多数投入されました。そもそも、シンプルな演出が良いか、複雑な演出が良いかは個人の好みであり、ホールにはどちらの機械もあるべきです。ユーザーが自身の志向に合った遊技機を選択すれば良いだけのこと。
事ここに至っても、ホール関係者は客離れの原因をメーカーが作る機械に求めるのか? 入れて、抜いて、また入れてといういやらしい営業モデルから脱却できないわけだわなあ。悪いのは自分たち(IN稼動や玉粗、台粗、BY)ではない。他者(メーカー)だと言っているのだから。
物ごとが上手く行かない原因を他者に求める限り、その他者の意見や主張には耳を貸さざるを得なくなります。他者から「ここをこう改善しました」と言われれば、受け入れて試さざるを得ないでしょう。自ら( I )を省みろよ、まったく!
さて――
そんな今日はS店とD店の
スーパー海物語 IN 沖縄4をハシゴして、打ち切れる台にとうとう巡り合うことなく、運で勝ちました。
全回転リーチ !
かーらーの
スーパーラッキ~♪
やったー、こんなんじゃダメだろがーーいっ!
かれこれ10台近く打ち倒して、大当たりが1.9回多いのにショボショボの勝ち金を懐に収めつつ、わたくし( I )は深く自省したいと思います。
一日累計
+17.177k也。
追伸 昨晩、☆お返事☆vol.92の読者さんと同じ内容のメールを頂戴しました。追って、「早とちりでした」というメールもいただきましたので、受け取った旨をここで申し上げてお返事に代えさせてください。ありがとうございました。
ちなみに――
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