『ネクスト・ロック・ゲート』
ゲージが進歩していない現実
掲載:2016/11/11 10:55
中古相場が高騰し始めているところを見ると、この機種での成功例はあるのでしょう。
スーパー海物語 IN 沖縄4
しかし――
福島では平日日中の稼動5,6割のホールが数店舗。あとは、見事なまでに閑古鳥が鳴いております。
ダメな理由は色々あるでしょうが、今までの沖海に比べて出玉感が乏しい上、電サポ中の玉減りもこんな感じ。
時短100G終了後の上皿
ツケマイてんちょ~さんは、「ヘソ賞球4~5コになった分、電チュー賞球1~2コの機械が増えている」という話を当時のコラムでしておられましたが
「ここの店は大当たりの出玉もまともに取らせてくれんのか、ぼけえ」
と上皿の惨状にブチ切れた客に、そう解説して
「なるほど、僕は損をしていなかったんですね! 大当たりを2回引いてドル箱1つ降ろせる、この楽しい海を僕はこれからも打ち続けます♪」
なんて言うと思うのか、と?
一般の業種で「損させられてる」と感じたら、客は商品を買いません。その過失は、そう感じさせるような営業・商品の陳列をした店側にあります。 サービス業だってのに、そんな当たり前のことに思い至らないから、昨今のホール店長は銀行員化してると自分は言うわけですよ。
また、この2日間、S店 / D店 / O店で20.xG/1k~23.xG/1kの
スーパー海物語 IN 沖縄4を打ってみましたが、回っているにも関わらず、まったく回っている印象がありません。
ヘソだけで21.3G/1k回るヘソ賞球3コの海の場合、入賞割合は
250+3×21.3=313.9コ
313.9÷21.3=14.737……
打ち出し14.7コに1コ。
同様にヘソ賞球4コの海の場合
250+4×21.3=335.2コ
335.2÷21.3=15.737……
打ち出し15.7コに1コだから、時間にすると、わずか0.6秒のストレスということになります。
でも――
これは、一般入賞口からの払い出しを考慮していない計算です。ゆえに、ストレスはもっと増えるし、打ち出し10kごとのG数を把握して行くと、当たり前に50Gは差が出るのが、海ゲージ――
0.6秒+αのストレスが蓄積されて、一気に開放される感じです。分かりやすく言うと、投資5kで125G回ったのに、次の5kでは80Gしか回らないみたいな。
回転ムラを高める、こんな機能までついてるしなあ。
ウリンチャージ
下ムラが来ると頻繁にデジタルが止まるし、うんざりしてヤメたくなります。メーカーはメイン基板の性能に制限を加えただけで、新内規に対応する形にゲージを進歩させてません。
重大な問題だから、もう一度書きます。メーカーはメイン基板の性能に制限を加えただけで、新内規に対応する形にゲージを進歩させてません。
まあ、「音が、光が、演出が」と批判するばかりで、パチンコ台の心臓部であるゲージ構成について指摘する人が1人もいなかったんだから仕方ありませんけどね。
全国のホール店長さん。今後、どんな機械が出ても、ゲージが進歩していなければ遊技客にかかるストレスが大きく稼動の維持は苦しいでしょう。その辺りを考慮した上でメンテナンスしていただければ、と。
寄りにがっつりマイナス調整を入れて、40台BOXをほぼ空っぽにしてる市北部のD店には呆れた。
この機械の当たらなさ・続かなさにも……。
二日間累計
-82.315k也。