『ネクスト・ロック・ゲート』
自分に殉じない時代だよねえ?
掲載:2016/11/8 11:55
業界人的には注目のスペックだった、
F.タイガーマスク3 -ONLY ONE-の導入が始まりました。
しかし――
15年は時代に逆行したような、カクカクポリゴンの液晶画面はどうなの? 「演出が、演出が」と批判を繰り返した業界人が導入するような出来ではないと思いますが?
今は大手メーカーでも開発にロクな経費をかけられないほど苦しいし、ホール関係者はユーザーの空気を感じて都合の良い発言をしているだけで、実際にはまともなことを考えていないのだな、と。
もっとも、それはこの業界に限った話ではないのかもしれませんが――
選抜総選挙前、SHOW ROOMに3万~5万人のファンを集めたにも関わらずランクインできなかった中井りかが、運営に推された途端、個別握手会全部完売なんて聞くと、「何でみんな、自分の目と耳を信じなかったんだろう?」と思ってしまいます。
自分の目と耳を信じて行動するということは自分に殉じるということ。権威の後押しを受けてからの行動は権威に屈したも同然。権威に殉じたでもいいけど、民衆の意識がこれではロクでもない権威が蔓延る世の中になるのも当然だわなあ。
ともあれ、自分は週末2日間の『NGT48出張公演@SKE48劇場』を経て、荻野由佳に惚れ直した。ゆかちゃんは凄い。言葉を自分に都合良くは受け取らないのだ。誉め言葉でも、中に潜む負の側面に敏感に反応してパフォーマンスを改良して来る。『鏡の中のジャンヌ・ダルク』は素晴らしいパフォーマンスだった。
おかっぱちゃん(高倉萌香)も表現力が上がった。思えば、前回の劇場公演当選時に「パフォーマンスが良くなったよ」と言っても定型文のような反応しか返って来なかったのだが、おかっぱちゃんは今のパフォーマンスに納得していないらしいことは分かった。しいたけは意外に自分に厳しいたけだったのだ。
この辺りは成長を追いかけつつ、メンバーに言葉を投げてみたファンにしか分からない話。かとみなちゃん(加藤美南)には言葉を投げていないが、オフの時間に研究生公演を観覧したり、とにかくNGT48の劇場公演を良くしようという気持ちが強い。
前田敦子と大島優子、松井珠理奈と松井玲奈、山本彩と渡辺美優紀、宮脇咲良と兒玉遥――
かつて、グループがそのダイナミズムを生み出して来た背景には競い合うライバル = ツートップの存在があった事例から、NGT48で運営が推し出して来たツートップは加藤美南と高倉萌香。ところが、選抜総選挙の速報で(圏外ながら)、ファンが担ぎ上げたツートップは荻野由佳と中井りかであることが明らかになってしまった。
今、NGT48はかつてない四つ巴の争いに突入――
選抜総選挙に伴うSHOW ROOM配信を経て、中井りかを追う立場になってしまった3人の意識がめちゃくちゃ高いのである。
加えて、SKE48の「ダンスの鬼」斉藤真木子が、ブログで菅原りこを高く評価していることを述べておきたい。つーか、自分は『星の温度』をやってる時と夏頃に話題にしたわい! 真木子さんに何か言われて見直すようなファンは、自分に殉じることができなかったのを恥じなさい。
きっと、りったんのダンスいいぞと感じていたファンは多かったと思うんだよね。10年前のファンなら、誰かに何か言われる前に担ぎ上げてたと思うけど?
おそらく、11月19日・20日の『NGT48出張公演@AKB48劇場』では、デビューシングル発売に関するサプライズ発表があると自分は見ているのだが、それがあってから本腰を入れてNGT48に目を向けるファンは絶対に損をしている。NGT48は今見ないと――
権威に屈したと言われたくないなら、権威が何か言い出す前に動け! 自分の目と耳を信じて、自分に殉じろ! ――わたくし、常にそう思いながら生きております。自分に殉じなけりゃ、パチンコとかいうたわけた機械に見返りを期待してウン万円も注ぎ込めやしませんから。
で、今回殉じた機械はこちら。
餃子の王将3 大盛5000
勝てる調整が見つからず、何やかんや打ち倒した末、夕方からちょっと打てただけですが、何とかなりました。
それにしても、酷い調整ばかりだ――
不正規撤去の絡みで機械は買わねばならないとは言え、どいつもこいつも自分の機械代すら償却できないようなポンコツばかり。不正規撤去が済んだら、もう買わんでいいだろ? ちょっとまともな稼動を見せている
ルパン三世 Lupin The Endは、テコ入れしてやらないと、ルパンでジ・エンドになるぞ。
ロクな開発費をかけてない機械を、今まで同様かそれ以上の値段で販売するくそったれなメーカーには潰れてもらえ!
一日累計
+37.272k也。