『ネクスト・ロック・ゲート』
牙を剥く痛い子
掲載:2016/11/6 16:20
昨日はC店で、
真・花の慶次99ver.――
襖が開いて
↓
↓
↓
コーン、コーン!
↓
↓
↓
おりゃあっ!
てな感じだったんですが、ヘソが広いだけで回転率は16.xG/1k。
探す気にならず、さっさと勝ち逃げしてチームNⅢのSKE48劇場出張公演を観てました。
まさかのSKE48の名曲『不器用太陽』からスタート。みんなガチガチに緊張してて、最初、振りが揃わず、どうなることかと思いましたが、こんな緊張感のある公演、パチンコのついでになど観ておられませんわ。
夜公演のりかちゃんのMCによると、昼公演ではファンがみんな腕組みしてステージを見てたらしく「怖かった」と語っておりましたが、そりゃあ怖いわなあ。某メディアの言い草通り、名古屋のファンからすると「道場破り」だったんでしょうかねえ。
ともあれ、そんなわけで昼公演は細かいミスが多く、緊張しいのまりなちゃん(西潟茉莉奈)などイマイチ声が出てないし動きもおかしい。ユニットセンターのM7『純情主義』をやってる間中、自分はドキドキしてました。普段はもっとカッコいいぞ。
何というか、まりなちゃんは歌やダンスの才能が薄いのだと思う。だから、振り入れから公演まで時間がなかった楽曲では「あなたは何をしておられるのですか?」とツッコみたくなるパフォーマンスを見せる場合がある。『純情主義』も初日公演はあまり良くなかった。
しかし――
時間を与えれば相応のクオリティーに至るまで、パフォーマンスを練り上げて来る。「片山陽加(オリメン)と西潟茉莉奈、どっちの『純情主義』を観る?」と聞かれたら、自分は迷わずまりなちゃんを選びます。普通にオリメンは超えてますから。
横の流れで追って行く「アイドル」という娯楽において、相応の時間をかけて進歩して行くまりなちゃんは、21歳でもアイドルなのだと思う。
つうか、21歳にもなって「パフォーマンス良くなったよ」と言うと、「ありがとうございます、私、もっともっと頑張ります」とか、胸アツでおっさんはみんなキュン死しとるわ。モバメの返信もぜんぶ丁寧に読んでいて、握手会でハンドルネームを言うと分かるらしいしな。
まりなちゃんはええ子じゃあ~、わしらの天使じゃあ~。
コメントをどんどん拾い上げて行って組み立てる、SHOW ROOMのトークも好感が持てるし、来年は芸能生活のキャリアとして選抜総選挙ランクインをプレゼントしてやりてえ――などと思わされてしまうのがNGT48の恐ろしいところ。おぎゆか(荻野由佳)やまりなちゃんに限らず、魅力のあるメンバーばかりだからな。
それにしても、世間と行政から逆風が吹いているのに、未だ残っている奇特なエンドユーザーに牙剥いとるこの業界は、どんだけ自分の魅力に自信を持っているのだろう?
アイドルだったら、間違いなく痛い子だよなあ……。
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+5.822k也。