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【ザッシュ】
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『ネクスト・ロック・ゲート』
漁師気質の素敵な街へ・2
掲載:2016/9/12 09:10

 トヨタ自動車の全面サポートの元、「会いに行くアイドル」をコンセプトに発足した、AKB48・5つ目のチーム、チーム8。
 
 
 
漁師気質の素敵な街へ・2
NEW・チーム8コンセプトカー(前)
 
 
 
 しかし――
 
 映画監督・高橋栄樹が「AKB48の中でリブートしたAKB48」と語るこのチームは、グループの特異点と言える存在に成長したように思う。
 
 一番分かりやすいのはMIXの打ち方だろう。本体のAKB48はもちろん、既存のどの姉妹グループとも違うのだ。
 
 特に、代表曲『47の素敵な街へ』
 
 MC「次は私たちの大切な曲です。みなさんの気持ち、聴かせてくださいね」で、イントロが始まると同時に、オタは握り拳を腰だめに構えて絶叫――
 
 言いたいことがあるんだよ
 やっぱり○○○は可愛いよ
 好き 好き 大好き やっぱ好き
 あー ふふっふー
 
 うーはー うーはー うーはー うーはー
 ああー よっしゃいくぞおー
 タイガー ファイヤー
 サイバー ファイバー
 ダイバー バイバー
 ジャージャー
 
 「ガチ恋口上」って奴ですね。
 
 キモい――?
 
 うるさい。メンバーがそう言うなら誰もやらんわ。喜んでくれるんだから、そりゃあやるだろうよ。
 
 そして、MIX以外に特異点の事例を挙げるとすると、メンバーの意識である。
 
 例えば、AKB48シングル曲を披露する際のMC――
 
「次は、AKB48さんの最新シングル曲『LOVE TRIP』……」
 
 さん付けって、自分たちがAKB48じゃないか!?
 
 はたして、彼女たちはAKB48・5つ目のチームなのか、はたまた姉妹グループ・チーム8なのか――?
 
 
 
漁師気質の素敵な街へ・2
NEW・チーム8コンセプトカー(後)
 
 
 
 ともあれ、チーム8の公演は盛り上がるし、楽しい。今回の前座は、山本彩のソロ曲『夢のdead body』を舞木香純が披露したのに続いて、NMB48楽曲『北川謙二』で、overtureの後にかかったM01は、まさかのSDN48楽曲『MIN・MIN・MIN』
 
 本県代表のかすみん(舞木香純)は19歳でチーム8の年長組ゆえ、大人っぽい楽曲中心のセットリストになってました。
 
 これには少々戸惑ったものの、小嶋陽菜と北川謙二のデュエット曲『2人はデキテル』で、かすみんの相方として本物の北川謙二が登場したのには笑った。まさか、来るとは……てか、来んのかよ!
 
 (北川謙二 = 映像プロデューサー。ぱちんこAKB48 バラの儀式のMUSIC RUSH CHALLENGE煽りで登場する、あの人。ぱちんこ・ぱちスロAKB48のMVにも携わってます)
 
 なお、今回の公演で一番目に留まったのは、坂口渚沙でした。新潟公演は永野芹佳で、劇場公演では横道侑里。
 
 つくづく思います――
 
 『僕たちは戦わない』TypeCのカップリング曲『汚れている真実』選抜は、チーム8 十傑衆だったのだな、と。
 
 (倉野尾成美 / 坂口渚沙 / 佐藤七海 / 谷川聖 / 中野郁海 / 永野芹佳 / 本田仁美 / 山田菜々美 / 横道侑里 / 横山結衣)
 
 もっとも――
 
 NGT48イチ推しで、おぎゆか(荻野由佳)と添い遂げると誓った今の自分に、チーム8は少し離れた世界の話でございます。
 
 だって、ゆかてゃんてば、劇場公演出演100回目でお花あげたら喜んでくれたの。喜んでくれるなら、もっと応援するわ。アイドルになって報われたと思ってもらいてえ。
 
 キモい――?
 
 いやいや、自分を客観的に見れない視野狭窄者ならともかく、自分みたいな達観したオタにそれ言ったら、「お前が好きな○○とかっつーアーティストも、これくらい熱心に応援してもらえるといいな」と返されますよ。
 
 世の中、楽しんだ者勝ち。楽しんでいる者を見下して楽しもうとしている連中に勝たせてやる必要なんて全くないのだ。
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