『ネクスト・ロック・ゲート』
日ごとに寝る台
掲載:2016/8/9 08:30
また、PCがイカレてました。
今度はUSBが生きてたのでスムーズにリカバリできたんですが、インストールされていたOfficeがぶっ飛んで、起動するとビル・ゲイツ氏が課金しようとするし、無線LANのドライバーもおかしくて、飛んでるWi-Fiが見つからねえとか抜かすし、もう新しいの買うわ! と。
そんなわけで、セットアップとデータの移行に追われていたのです。更新が滞って、すみませんでした。PCは故障ばかりするし、スマホは最初から不良品だったし、自分は家電のヒキが弱いのだろうか――?
ともあれ、この数日の状況報告をしますね。
C店で
餃子の王将3 大盛5000を打ち込んでたんですが、この機種はV入賞率1/26.4のハネモノと考えると攻めやすくなります。
飛び込みが「鳴き」、スタートへの入賞が「拾い」で、デジタルの抽選で「V入賞か否か」を決めているわけです。
28玉交換(3.57円)以上の遊技環境を前提に話を進めますが、鳴きにあたる飛び込みは20コ/1k以上を目安にしておけば良いと思います。何故なら、1kあたりのサンプルは多いほうが拾いの良し悪しが早く分かりますし、実際問題、C店は釘じゃなく、ネカセで拾い = スタートを調整してました。
この辺りを、もう少し詳しく解説しましょう。
役物全景
スタートへの入賞経路は3種類。役物に飛び込んだ玉は、左に流れると店員が包丁でノーマルルートと中央のフライパンに切り分けます。右に流れるとパンダが鍋でフライパンと直接スタートに向かうVIPルートに振り分けます。
そう、自分はSP(エスピー)ルートだとばかり思ってたんですが、直接スタートに向かう経路はVIPルートなんですよ。
「役物に『SP』って書いてあるじゃねえか」って?
よく見てみたまえ!
スーパーパンダ!!
さすが、豊丸先生。計り知れないネーミングセンスである。
……いや、そうじゃなくて、話を戻します。ノーマル / フライパン / VIP、3つのルートのうち、メインになるのはフライパンです。ところが、前ログの翌日、C店で同じ台を打ち切ってみた最終結果がこちら。
(最終結果)
CR餃子の王将3 大盛5000
[総G数]
・162G
通常G数 : 136G
おかわり : 26G
[初当たり確率]
・7/162 (1/23.1)
[トータル確率]
・5.98/136 (1/22.7)
[スタート内訳]
・入賞 : 2302コ
ノーマル : 17
フライパン : 97/290 (33.45%)
SPルート : 22
【投資】
25,000円
【獲得玉数】
12,837コ
【収支】
+20,500円
※入賞率・回転率は大当り1回=4995コで算出。
【入賞率】
20.3コ/1k
【回転率】
1.2G/1k
【仕事量】
+21,126円
【誤差】
-0.03回
ムラと言われても素直に頷けないレベルで入賞率が下落してます。この時点では嫌な予感を抱えつつも、前ログの稼働終盤はフライパンからの入賞率が下落したし、そもそもが出来すぎだったのだと理解して退店したんですが、この翌日に打ってみたら、入賞率20%以下になってました。
もう、飛び込み30コ/1kレベルじゃないと勝負にならんという、ね。フライパンから落ちた玉に勢いがなく、スタートの正面で落ちても曲がるようになっちゃったんですが、これは日ごとに台が寝て行ったということです。
多分、C店は台の据え付けにドライバー1本でネカセを調整できる器具を使ってるんでしょう。C店にはハネモノの導入がありませんが、今後導入したとしても要注意ってことです。
てなところで、まとめます。
餃子の王将シリーズを攻める上で最初に着目すべきは「飛び込み」これが20コ/1k以上あるなら、フライパンからの入賞率が30%程度でも十分に勝負になります。
しかし、ここで問題になるのは入賞率30%という部分――
これは、ハズレて当たり前という確率です。2~3k分の試打じゃ、とても見切れません。グラフが見れる店で、大当たり確率1/26.4以下でも差玉がプラスになっている台を調べて、少々展開が悪くとも打ち込める態勢を作ってから挑んでください。
今回乗せた稼働データのような台の場合、10k打ち込んで10Gしか回らない = ボーダー以下!? という状況が多々ありました。でも、ここで良台の玉の動きを学べば、3k前後の試打で見切れるようになります。
ええ、グラフが見れないC店では酷い目に遭いましたよ。
稼働3日目で馴染んだ台から焼け出され、他台を試行してみたら弱い台ばかり。全台の調査を終えた時には厳しい負け額になってたという、ね……。
三日間累計
-29.26k也。