『ネクスト・ロック・ゲート』
宮城の「うみ」にて
掲載:2016/5/13 10:05
事実を記事にしない日本の報道に、英エコノミスト誌記者のデイヴィッド・マックニール氏が苦言を呈したらしい。
これは、ごもっとも。しかし、震災に伴う福島原発事故を経た福島県民からすると、この国の報道が中国や北朝鮮を笑えないものだということは重々承知。
ましてや、自分がお世話になっているのはパチンコ業界――。
業界紙ですら、メーカーが撤去リストに名前が挙がった遊技機を下取る一方、何故か新台の価格が上がっており、今では相場が@50万円ということについて批判しないし、攻略誌に至ってはメーカーに飼われた犬ばかり。
報道する機能を有したメディアの役割とは「権力の監視役」のはずだが、その役割を捨て、逆に権力を盤石なものにするための広告宣伝機関に成り下がってるんだもんなあ。
これって、政府が報道を規制する中国や北朝鮮と何が違うの?
みんな中国や北朝鮮の報道について揶揄を交えつつ「怖い」と評するけど、多分、かの国の人たちはそれほどおかしなことだとは感じていない。一般的なパチンコ・パチスロユーザーがこの業界のメディアに対して抱いている印象と同じようなものだろう。
本当のバカは自分をバカだと思っていない。本当におかしな人も、また然り。
さて――
今日の稼働は隣県・宮城の「うみ」です。
仙台うみの杜水族館
親父とおふくろが「行きたい」と言っていたので、「行くぞ」と言えばすぐに来るかと思いきや、田舎の年寄りは「集まり」が多くて腰が重いのなんの。ようやく来ることができました。
入場して「マホヤの森」を抜けると
マホヤの森
数千匹のイワシが泳ぐ大水槽がお出迎え。
大水槽
マリンピア日本海も良かったけど、黒潮と親潮が出会う世界三大漁場の一つ「三陸沖」の豊かさを感じられる仙台うみの杜水族館も素晴らしかったです。
イルカショーの行われるプールは予想外に小さく、ショーが始まる前は「マリンピアの方が良いんじゃ……」などと思ってたんですが、アクリル面が無いプールは客席との一体感や臨場感が桁違い。
1枚目の画像の通り、こんなプールでもイルカが6頭揃って飛んじゃうのには驚いた。
また、このショーではトレーナーもプールに飛び込んでイルカと一緒に泳ぎます。人とイルカが一緒になって作り上げるショーは楽しい。
アクセスは仙台東部道路・仙台港ICを降りるとすぐですので、仙台に来る機会があるなら、ぜひ見ていただきたい水族館です。てか、見て損はありません。