『酒と涙と本とパチスロ』
正体不明の男たち
掲載:2016/4/3 23:30
第三の店の出現によりこれまで以上に行動範囲が広くなった私ですが、厳しいという言葉すら当たり前すぎて聞こえなくなった今の時代、そんな程度はもう珍しくもないようで。
今月上旬まで通っていた第二遠征店に来ていた推定専業者は、大体が知った顔、大体が去年の私的主要地域から流れてきた人間なのですけども、中には「この人、どこの人なんだろう?」と思う人間も幾人かいます。
一人は、私が通称・新店に通っていたときに居た人で、ほぼガロシリーズしか打たない……というか、私が見ていないだけかもですが。で、第二遠征店にも来て毎日ガロを打っていましたが、これは普通です。上でも触れましたように主要地域からの流入者が多かったですから、「ああ、彼は主要地域の人間なのだな」と私も思っていたわけです。
しかし、その後そこから約100キロ離れた第三の店でも見かけ、さらには第二遠征店からは150キロ、主要地域からだと60キロ程の店でも見かけ。距離的にはさほどかもですけど、この地域間はかなり動きづらいんですよ。いったい彼はどこの人なんだろうか……。
もう一人は、一年半前に大活躍した第一の遠征店で見かけたのが最初でした。基本が潜伏狙いとパチスロの高設定狙いの人で、主要地域にはまったく姿を現さず、第一の遠征店が弱くなった頃にそこに若干近い(といっても約80キロ)「かつてのエース」の地域の時差オープンに来ていたりしましたから、私はその辺りの人なんだなと思っていたのですね。
ところが、この間までは第二遠征店で連日見かけ、その後は第三の店のスロイベント的な日でも必ず見かけ。あの人はいったいどこの人なんだろう……。第一遠征店と第三の店の距離って軽く見ても250キロくらいあるんですが……。
ここまで読んだ方の突っ込みが聞こえるようですけれど、もちろん私自身でも書いていて突っ込みました。「それ全部知ってるお前はいったいどこの人間なんだよ!」と。
おそらく、私はこの界隈では最も範囲の広い男だでしょう。日によっては県境を二つ跨いで移動していたりもしますし、おかげで自分でも「あれ?俺今日どこにいるんだっけ?」とかたまにありますね。まったく、バカなことをしているもんだとつくづく思います。
まあ、でも動く店が見当たらないという事態ほど専業者にとって恐ろしいことはないですからね。私も彼らに負けぬように、これからもより一層正体不明の男になるよう努めていくつもりです。
ところで……どうも最近くしゃみがやたら出るのですよね。風邪でもひいたか、人が噂でもしてるのか……。
はい、違いますね。国民病ですね、ちくしょう。
この間もそうかも的なことを言いましたけど、それでも自分ではまだ違うんじゃないかなぁ~みたいな、淡くて甘い考えがあったんですよ。でもダメでした。どう見ても花粉症です。本当にありがとうございました。ああ、春は二番目くらいに好きな季節なのに、これからはこれに付き合わないといかんのか……。
でも、なーんでか飲むと症状が軽くなるんですよね。飲まなきゃ春を乗り越えられないってか、こりゃあ参りましたね、へっへっへっへ。
うむ、とりとめない話でした。
それではまたー。