『ネクスト・ロック・ゲート』
メッシのこと
掲載:2016/1/5 11:10
今日から、仕事始め――。
AKB48劇場も元旦の特別公演の後、2日間の休館を経て、通常のチーム公演がスタート。2016年一発目はチーム4の『夢を死なせるわけにいかない』公演。やっぱ、チーム4はいいねえ~♪
今のチーム4のキャプテンは高橋朱里という。「ジキソー」 = 横山由依の後のグループ総監督と噂されているメンバーだが、2013年以前、高橋朱里のあだ名は「メッシ」だった。サッカーが好きだからじゃない。目が死んでるから「メッシ」だ。
昨年卒業した川栄李奈と仲が良く、2人で非公認コンビ「じゅりっちゃん」を結成していたので、必然的に自分の視界にも入っていたのだが、ファンから「メッシ」などとあだ名されるメンバーである。いずれ学業専念などの理由で、卒業という名の活動辞退をするものだと自分は思っていた。
そんな彼女が突如として存在感を示し始めたのは2013年の後半で、朝日新聞の芸能担当記者などは理由が知りたくて急遽取材を申し込んだほどだ。
「メッシ」が「ジキソー」に変わった理由――。
その時期、とあるメディアの取材で「あなたの取り柄は何ですか?」と問われた事があったらしい。同期の田野優花はパフォーマンスが凄いし、岩田華怜は多才。大森美優は可愛いし、武藤十夢は綺麗で、帰国子女の平田梨奈は面白い。みんな何らかの取り柄があるからAKB48にいる。何の取り柄もない自分はAKB48にいていい人間じゃないんじゃないか? ――取材が終わった後、辛くて涙が止まらなくなってしまったのだそうだ。
どうして良いか分からず、思わず電話していたのが横山由依で、横山は高橋が泣いている事に気づくと、深夜にも関わらず高橋の自宅にやって来て話を聞いてくれたという。そして、横山の「朱里はそのままでいい」という言葉で落ち着きを取り戻せたし、お客さんに見てもらえるパフォーマンスがしたい、ファンの方に温かい気持ちで接したい、プロとして色々なものを吸収したいと思うようになったのだそうだ。
つまり、気持ち一つで変わってしまった!? ――私見だが、高橋朱里は田野優花のようなパフォーマンス力も、岩田華怜のような多才さも手に入れていない。ルックスはAKB48という集団の中で10人並みだし、帰国子女になどなりようもない。
そんな高橋朱里が率いるチーム4には、いくつかの変化が見られる。まず、与えらえたポジションを淡々とこなすだけになっていた佐藤妃星(きあら)がMCで話すようになった。話に詰まると「諦めないで」とどこからか声が飛ぶ。チーム全体がそういう空気になっていると感じる。
「影薄子」こと北澤早紀も存在感が増した。オンデマンドで切り取られる回数が明らかに多くなっている。
これらの現象を鑑みて思うのは、挫折した事がない人間に挫折した人間の気持ちは分からない。そして、人は理解者を得る事で落下から踏みとどまる事ができるという事――。
ここを誤解する人が多い気がするのだが、横山由依は落下する高橋朱里を受け止めただけである。そこから違う評価がもらえる場所まで歩いたのは高橋朱里自身だ。自分を救えるのは自分だけ。
ちなみに、高橋朱里が掲げる座右の銘は『変わることを恐れない』である。
何というか、今の時代、前向きに変わろうとする人が少ない気がする……。
てなところで、今日の稼動報告。
「ありませんっ」
いやー、S店が締め体勢なのは予想がついたし、他店も思っていた通りなんですが、別格に優良なO店wもガチガチだったのは参りました。年末からずっと平常営業かと思いきや、2日はあれで開けてたんかい!?
また、普段、低貸コーナーにしか客がいない店でもMAXタイプは賑わっているんですが、ミドル以下、甘デジはガラガラですね。こういう店は形容ではなく季節的な意味で春が来るまで年始営業が続くんでしょう。甘デジコーナーに客をつけていた別格に優良なO店wのようなホールが今月の予算に目鼻をつけるまでは、ちょっと手を出しがたい感じです。
さーて、明日からどうしましょう。する事は色々あるんで退屈はしませんが、ずっとこの調子のブログでいいんですかね……?
自分の仕事始めまで、もう少々お待ちくださいませ。