『ネクスト・ロック・ゲート』
フィールズの試み
掲載:2015/7/6 08:50
それにしても、よく続いてんなーと思うのがコミック誌『HERO’s』
2011年にフィールズと小学館クリエイティブが業務提携して創刊。全国のホールとセブンイレブンで販売されてましたが、マイテリトリーのカウンターからはきれいさっぱり消えているので、現在、販売網として実質的に機能しているのはセブンイレブン店頭だけじゃないだろうか?
月刊誌で@200円という値段設定もすごいし、これはフィールズの道楽に近い気がします。
とりあえず、創刊当時から読んでいる『ULTRAMAN』の6巻と、井上敏樹脚本によるリブート、『仮面ライダークウガ』の1巻が発売されたので買って来ました。
『ULTRAMAN』6巻
/ 『仮面ライダークウガ』1巻
なかなかパチンコ・パチスロ化しませんが、『ULTRAMAN』はバンダイ / 千値練によるフィギュア化が進行中。同誌に連載中の藤沢とおるの新作『ソウルリヴァイヴァーSOUTH』はハリウッドが注目しているらしい。
昨年公開されたトム・クルーズ主演の映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の原作は日本のライトノベルだし、ありそうな話です。
誌面から直接パチンコ・パチスロ化に行かなくとも、他のメディア経由でパチンコ・パチスロ化にたどり着く作品もあるんじゃないでしょうか?
ただねえ、このところずっと「釘問題」について考えて来たけど、警察庁の意向はこの業界を潰すつもりはないがあまり大きくなられても困るというところだと思います。
2012年に
ぱちんこAKB48が導入された直後、警察庁から「若年層に人気のアイドルやキャラクターを起用した遊技台が導入されているが、これは好ましくない」的な文書が回ったことがありますが、『HERO’s』的な試みを頓挫させないためにもコンプライアンス遵守と業界健全化は大切です。
『北斗の拳』も『ヱヴァンゲリヲン』も『牙狼』も、この業界が再起動させて育てたコンテンツだもの。
好きな作品とパチンコ・パチスロで再会し、それが新作や続編につながって行くという流れにまで口を出されるようになっちゃたまらないって。
それに、これらの作品はパチンコ・パチスロファン以外も期待しているものでしょう?
今、個人的には新作撮り下ろしの『仮面ライダークウガ』の台が出たら面白そうだな、と。
このコミック版のクウガには「グロンギを倒せるのはアギトのみ」なんてセリフがあったりして、まさかパラレルワールドの後日譚という設定になっている『仮面ライダーアギト』もつながっちゃうのかとワクワクしております。
いや、ホント、ライダー的なルックスのライダー観たいわー。