『ネクスト・ロック・ゲート』
釘読みを覚えるためのワンポイント
掲載:2015/6/14 09:45
今日は野良仕事してました。稼働ネタが無いので、「目と腕の磨き方」で述べた釘読みについて、もう少し突っ込んでみます。
まず、以下の画像をご覧ください。
風車周辺・上
特にマイナス調整は無さそうに見えますよね? しかし――
風車周辺・正面
デジタル横の連釘下端がヨロイ釘(風車に向かって弓なりに続く連釘)より下がっているのがお分かりいただけるでしょうか? 画像が少し右に傾いてしまったので、そこは補正していただきたいと思いますが、これはマイナス調整です。風車から左(アウト)に抜ける玉の量が増え、右(セーフ)に抜けた球質にも影響があります。
自分はもう10年以上パチンコ攻略誌を開いていないので分かりませんが、調整の例でデジタル横の連釘下端に「↓ = ×」をつけてる雑誌ってありますか? 矢印の向きに対する注釈に嘘はありませんが、その通りに調整するホールなど無いので、それを参考に回る台など絶対に探せません。
釘の状況に対する玉の動きは下に述べる4つだけです。
1. 玉は釘の間隔が広い方に流れる。
2. 玉は釘頭の向きと反対に飛ぶ。
3. 上げ釘は玉が絡む。
4. 下げ釘は玉を弾く。
左打ちの際、パチンコ台の急所は中央入賞口(スタートチャッカー)のある盤面中央下部になります。上記の4つのルールを組み合わせて、そこに適切な球質で向かう玉が多くなるように調整されているのが良台という事になるんですが、これでは漠然としすぎてて分からないですよね? ゆえに、とにかく打ってデータを取る事。自分の中に「この店のこの調整だと○G/1kぐらい」という判断の基準になるものを作ったら、釘の向きが変わった際、それがプラス調整なのかマイナス調整なのか、攻略誌の矢印や上記の4つのルールを参考に判断して釘を覚えて行ってください。
昨日の別格に優良なO店wは
ぱちんこAKB48 バラの儀式 Sweet まゆゆ ver.以外にも開きが沢山あって、打つ台に事欠かない状況だったんですが、お客様方の立ち回りは突っ込みどころ満載で、これで文句言われたら店長も「お前らがヘボいだけじゃーい!」と言い返したくなったろうと思いました。
今よりはるかに状況が良かった15年前もホールの遊技客の90%は負け組です。当時、負けても楽しかった(アツくなった)のって、今よりはるかに機械の射幸性が高かったからだと思います。今後、さらに射幸性が低くなるパチンコ業界――。
射幸性に魅せられてるだけの客は去り、闇スロや他のギャンブルに流れるでしょう。液晶演出やギミックの可動を楽しむビデオゲーム的な側面を強調したらスマホや家庭用ゲームに敵いません。これからは、勝てる台を探し出す技術を競う「遊技」としての側面をクローズアップして行くのも一つの手ではないかと?
何にしても、「遊技機性能調査」の着地点がどうなるかですよね。いやー、先が見えないわー。