『ネクスト・ロック・ゲート』
目と腕の磨き方
掲載:2015/6/11 10:05
今日も別格に優良なO店wで、
リング 運命の日FPWZです。
保留変化・赤――今までハズしたのは1度だけ!
しかし、明確に締めの形でした。まあ、回転単価20円近い台をいつまでも放置してるはずがないですね。
回転単価は【仕事量÷通常時G数】です。本当は仕事量ではなく期待値なんですが、期待値を求めるには大当たり1回に対して何Gの電サポがついてくるかを算出せねばならず、面倒なので、自分は仕事量で代用してます。
パチンコは釘が変わらなくても終日稼働の回転率で±1G程度の差が出ますからね。等価で1G違えば終日の期待値は4,000~5,000円変わります。現場の台の正確な期待値なんて算出不可能なんですよ。だから、「大体」でいいのです。
ちなみに、この回転単価とはデジタルを1G回すごとにいくら儲かるか表したものです。前日の台なら19,625円÷1130G=@17.3円ですね。
しょうもない変動でも、液晶画面が1回動くごとに17.3円分の玉が落ちて来る――イメージとしてはそんな感じです。
つまり、ライターや専業者の「何Gもハマった!」という話を翻訳すれば、「自分はそれだけ儲かる台に座ってたんだぜ」という意味になりますよね? 妙な同情は無用です。「この野郎、また自慢話しやがって」ぐらいに思っておいてください。そして、次は皆さんが自慢話していただきたいと思います。
運命のカウントダウン中に、どーーん!
= 確定 (最恐モード)
さて、自慢話するには相応の技量が必要ですよね? 前ログで「皆さんの目と腕で不利益の源を淘汰しましょう」とは書きましたが、どうすれば目と腕を磨けるんでしょうか――。
自分も最初から釘が分かったわけじゃないので、その当時を思い出すと、とにかくデータを取ってました。
データカウンターなど無い時代で、遊技台の上には呼び出しボタンの横に大当たり回数が表示される2桁の7セグがあるだけ。何G回したかは自分の脳内カウンターで数えるしかありません。で、通常時G数と大当たり回数をメモして、不安があれば遊技中に、無ければ帰宅してから1k辺りの回転率や期待値(この当時、仕事量理論は無かった)を算出するというのを繰り返してました。
釘読みとは比較の作業です。まず、自分が打っている台が勝てる台なのか負ける台なのか、はっきりさせて他台と比較。同じ店内に自分が打っている台より開いた調整がないなら、店を変えて比較する事により勝てる調整を探し出して行くわけです。
稼働データを取るという事は、その台での遊技の成果を確認するのみならず、その台以降の台選びの指標を作る事だと心得てください。
その当時、自分は普通のサラリーマンでした。今はデータカウンターやパーソナルシステムがあるので、データ取りが超~楽です。
データを取る行為に専業か一般人かは関係ありません。実際、進退を決めるために遊技台の前で電卓アプリを叩いて回転率を算出している人は多く見ますし、それが技量の向上に繋がらないのは、せっかく取ったデータを残していないのではないでしょうか? データは残してこそ次回以降の台選びの指標になります。是非とも実践してくださいね。
で、こんな展開の後、
リング 運命の日FPWZの回転率を算出してみると――
__29__4R×6_______________2k
┗2,429コ
_166__潜確
__18__4R×1
┗412コ
__16__突確,4R×1,10R×1
┗1,471コ
__71___4R×2
┗807コ
__51
※残玉数1,250コ
((5,119コ-1,250コ)÷250)+2k=17.476
351G÷17.476=20.08G
う~む、スルーより電チューへの渡りが悪くなった感じで、出玉は辛うじて1R=100コに乗っているが心もとない。回転率もヘソのみで20G/1kには届かない状況です。
打てる事は打てるが、ここで攻めて調整にトドメを刺すより、保険台として残しておいた方が良いかもしれない――。
苦労せずに打てていると考えが甘くなりますね。ともあれ、足しておきたい用もありましたし、早々に退散という一日でした。
一日累計
+2.215k也。