いつの頃からか、パンチパーマやソバージュの店員さんは死滅して、パチ屋の接客はここ数年で格段に向上したと思う。
こう見えても、もと接客業。接客については一家言あるのよ。当たり前だけど接客ってのは人と接すると書く。んで、これまた当たり前だけど人ってのは千差万別。万人によく思われる接客。これって凄い難しいのよ。
だから、不愉快にさせないよう完全マニュアルを制作するか、スタバの如く接客マニュアルをなくし『信条』を浸透させ、店員(パートーナー)一人一人にミッションステートメント……まぁ理念や社風みたいなもんを浸透させる。
大きく分けたら、この二つだと思う。小さい飲食店やBARなんかだとスタバ的な接客方法をとるお店が多いのかな?? マニュアルじゃない部分が店舗のカラーになるからね。かたっくるしいBARとかCAFEって好きじゃないのよ、俺は。
逆にチェーン店なんかでは、当然ながらサービスの画一化がいるからマニュアルは必須。多種多様な生活圏の人がくる郊外店も、ある程度のマニュアルが無いとトラブルの元になりやすい。
結局のところ、流動的なもんで……よいサービスってのは、来てくれたお客さんをよく見る。そこからしか始めれないもんじゃないかなと。
それか最低限のサービスしかしない。
この最低限のサービスしかしないってのも、接客の一つ。ラブホとかいって満面の笑みで迎えられても嫌じゃんw
で。最初にかいたパチ屋のサービス。
昔みたいなパンチ店員は、如何なものかと思うけど、最近のサービスは余りにも過剰すぎるんじゃないかなと。
例えば、通路ですれ違ったときの、満面の笑顔から手を広げて、大声で「どうぞー!!」のコンボ。人によるだろうけども、進路を強制されている気もするし、逆に気を使っちゃう人もいると思う。
通路歩いている人の中には、台を探している人も多いから、これから先の進路を指すのは違う気もするんだよね。実際、俺は邪魔にしか思えない(汗)
メダルを流す時や退店時に、最敬礼と満面の笑顔。そこからの「ありがとうございます!!!!×2回」も、一体何に「ありがとうございます!!!!」なのか……。
設定1を打ってくれて……負けてくれて「ありがとうございます。」って事なのか??
基本負けて帰る人が多いわけだから、メダル流す時に大声で「ありがとうございます。」は神経を逆撫でする気もするんだよなぁ。
メダル捕球時に椅子ひいてくれる店や、ウルトラ頻繁に灰皿掃除しにくる店もあるけど……なんだか落ちつかない(汗)
某大手みたいな繁盛店ならともかく、暇な店だと特にね。
このサービスってのは接客。人を見て接しているんだろうか??
(念のため書いときますが、バイトの子は時給分、頑張って働いていると思います。)
まぁ、パチ屋で『人を見る』って、ほぼほぼ不可能だと思うから、最低限のサービスしかせず、前に出ず舞台を盛り上げる黒子に徹する。それが正解だと思うんだけどなぁ。
そりゃ接客も大切だろうけど、パチ屋に関してはあくまで付加要素だからさ。
……極論だけど、お店が欲しいのは『接客を気にする人』なのかもね。
勝手なイメージだけど、極端に接客を気にする人のがお金の使い方が豪快な気がする。金を使ってやっていると言う考えなのか「今日もスイッチ頼むで!!」とかって会話、朝並んでたら耳にするからね。あとは年配の方とかもなのかな??
……そう考えると、ぱち屋にとっては接客って重要なのかもね。
でもさぁ、メダル補給前のお辞儀って誰にしてんだろ??
台のなかに小さなおっさんでも住んでるの??
CLOSED BGM
F.E.A.R(U.N.K.L.E) / Ian Brown