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特定日という事で前ログで予告した通り別格に優良なO店wに来てみたんですが、調整は普段と変わりありませんでした。
 
阿呆ほど買った新台がことごとくコケればこうなるのも分かりますが、ここは最近53億円もの資金調達に成功したはずなのに、手心を加えるどころか以前より凶暴な営業になっております。
2017年までに福島県内5店舗の新規出店計画があるようですが、その前に福島のパチンコファンが根絶やしになるのではないかと……。
 
そんなわけで農業都市のNO店に移動してみれば、こちらも締まってましたし、以降は「せっかく来たのだから」と方々の店を回って、潜伏しているF.機動戦士ガンダム-V-作戦発動があれば打つという一日でした。
 
 
 
 
 
 
相当に厳しく見えたO店系列の調整でも一部に15G/1kに届く台があると分かったのは収穫でしたかね。1枚(0.25mm)開けば自分は余裕で打てます。開かないかもしれませんが……。
 
客の反応が悪いと思えば減台 → 回収万年釘で放置プレイ。その心は、好きな人だけ勝手にどうぞ――。
一昨日、NO店系列の営業で感動したのは、ここの対応の違いなんですよね。ついた客量の少なさから減台しても、ついた客のために「7のつく日」にはちゃんとサービスしてくれました。
 
ライターを呼んでバカ出ししろなんて言いません。ついた客を維持するために経費を使うぐらいは当然じゃないの?
いくらその機種が好きでも、年中無休の回収釘では辟易します。そうした常客を維持するための経費を削って、金のかかる新台ユーザーばかり優遇して来たのだから、ホールが高コスト体質に喘ぐようになったのは自業自得でしょう。旧台の常客を維持する事は新台の入替回転率を落とす事、すなわち経費削減に繋がると思うんですが――?
常客を維持するためにかかる費用は新規顧客獲得に要する費用の1/5、という言葉をマーケティング関連の書籍で読んだ覚えがあります。
 
それにしても、どうしてホールは出玉的な施策をしたがらないんでしょうね? こんな生活になる前、自分は何人かのホール関係者と交流があり、大手のホール関係者から「設定(出玉的な施策)なんか使う方が馬鹿」という言葉を聞いた覚えがあります。それに対して地元中小店の関係者は「ウチみたいな店がキツイ営業をしたらお客さんが来てくれなくなるから――(出玉的な施策をするのだ)」と言ってました。
今、生き残っているのは前者の大手ですし、出玉的な施策をした中小店が潰れたのだから、ますます出玉的な施策は馬鹿のする事という考えは補強されているのかもしれません。
 
ところで、その出玉的施策を否定するホール関係者の常套句には「新台入替より費用対効果が低い」というものがあります。出る調整にしてやった所で気にするのは実際の勝ち負けだけで、大抵の客が気づかないのだという話なんですが、先日、とある業界人ブログでこんな話を読みました。
 
そこのホールは3ヶ月限定で新台入替を控え、控除率を8%にしようという施策を打ち出したそうです。
控除率8%――還元率92%ですから、この業界が30兆円産業と言われた全盛期より優良な営業です。
 
ところが、いざ始めてみると予想以上にお客さんの反応が悪い。客量は低迷したまま1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎ、「やはり出玉的な施策は今の時代に合わないのか」と諦めかけた時、劇的に客量が増え始めたのだそうです。それはV字回復と言ってよい変化で、時間はかかるが出玉的な施策にもちゃんと効果があるのだというのがこの話の結論なんですが、このホール関係者は時間がかかってしまう理由に「大抵の客が気づかない」以外の、もう一つの理由を挙げてました。
それは、気づいた人間が内緒にしてしまうという事――。
 
美味しい状況は独り占め。進んでライバルを増やす必要はないわなあ。ただ、自分は過去ログで何度か書きましたよね? 自分さえ良ければいい――そんな人間が集まれば集まるほど、その業界は力を失って行くのだ、と。
出玉的な施策に効果がある事を近隣他店も認め、そうした状況が周囲に広がれば、立ち回りの選択肢なんていくらでも出て来ると思うんですけどね。
とりあえず、自分はその辺りの事は意識してブログを書いて来たつもりです。もし、美味しい状況を見つけたら、目先の得に捉われず、ちゃんと口コミしましょうね。
 
なお、ホール関係者には出玉的な施策が広がると打ち子やノリ軍団の台頭といった問題が出るだろうという意見もあるでしょうが、出禁にまつわるハウスルールが何のためにあると思ってるんですか? 開店の列を乱した、台を叩いた、何でもいいから難癖つけて追い出してください。それも仕事でしょう?
出玉的な施策が成功する方法論を確立して行かねば、疲弊したユーザーが離脱し、市場は縮小して行くばかりだと思いますよ。
 
一日累計+0.175k也w

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