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【ヒロオ】
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『酒と涙と本とパチスロ』
もう少し動くと思っていた
掲載:2015/4/30 00:10

もう少し動くと思っていた
 
 
なるほど、だからそんな格好に。
だったらもうちょっとだけ呪われて、あと一枚くらい脱いでくれるともっと嬉しいんだけどなぁ。
私的には、どうせならコレのまま確変演出をやってほしかったとすら思います。
 
 
ということで、パチブランドとしての立場も既に確立されたように見受けられるリングシリーズ。
 
打ち込み度合いの違いはあれど、パチンコのシリーズは私も全作触っていまして、その記憶によれば初代『リング』とは「あのリングがパチンコに!」みたいな話題性こそあったものの、台自体はそんなにヒットしなかった、そんなに人気が出た台ではなかったと記憶しています。
確か、1/300くらいの『N』と1/350くらいのなんとかの2スペックがあって、当時としては出始めのヘソと電チューでの振り分けが違うシステムを採用していた台だったかと思いますが、私的には新台初日に初当たりが高い方の『N』で2,000ハマって初対面の隣のお兄さんがコーヒーを奢ってくれたという思い出の方が強い台でもありました。
 
2作目である『呪いの7日間』は皆様の記憶にも新しいはずで、ほぼ全スペック(FPL以外)が大ヒットしたといっても過言でないほどの人気機種となりました。
ただ、打ち込んだ方ならば分かる通り、あの台は作り込まれた、狙った面白さがウケたというよりも、荒々しい面白さともいえるような、狙っていない部分がウケたと思えるような台だったので、私的にはこれの後継機は危ないんじゃないかなぁ……なんていう、別段しなくてもいい心配をしていたんですよね。これは、この2作目が非常に使える台だったという理由でもありましたけども。
 
そして、今作『運命の日』。
上でも述べたように、狙っていないところがウケてヒットした機種の後継機は大体狙いすぎて失敗するものですが、予想に反してこれは良く出来ている、良く作ってある機械だと私的に思っています。
 
しかし、それがヒットしたかと問われれば、答えが非常に難しい。MAXは時期のせい=牙狼と被ってしまったせいが大きいと思いますけども、ライトも、期待が大きかった甘デジも人気があるかと言えば無いわけじゃない程度で、前作ではほぼ全スペックで行われた増台もする気配がない。
うーん、私は及第点以上のデキだと思っていますし、全体的に甘めな台ですから、そういった意味も含めてもう少し稼動が伸びると思っていたのですが。
 
 
で、私が『運命の日』に思うこと色々。
 
 
●スルーを叩かれると何も出来ない
それなりに多くの店で様々な形の台を打ちましたが、ここだけは本当にどうしようもなかったです。
アタッカーが良かろうと良くなかろうと、ベロ寄りが良かろうと悪かろうと、はたまた腕があろうとなかろうと、ココがダメならまずまともな出玉は見込めません。回し云々も当然見るべきですが、何があってもココだけは絶対に見るようにすべきかと。
 
●ST中のモードが多すぎる
今作は、前作にもあった「みちづれ」「脱出」に加えて「非日常」「呪いのビデオ」の4つのモードから選べる仕様でしたが、さすがにこれだけ数があると法則とか面白さを知るのがちょっと大変で、ここはあまり良くなかったかなと思っています。
しかも、ST80回転の電サポのうち最初の40回転が手落ちメインの井戸ゾーンですから、なおさら知るのが大変ですし、これはさすがに複雑にし過ぎたんじゃないかなぁとは感じました。
 
●「脱出」のドM度が足りない
前作の「脱出」は継続ゲーで、とにかく一発目の危険度が「大」=継続なしだとほぼアウトでしたけど、今作のは継続することの方が稀というか、一発目だけで決まることが多いように感じられ、言うなれば熊のぬいぐるみゲーと化してしまっているような。
あとは、当たりのときにもただ智子?が登場するだけで、前作のようなギリギリからの脱出感が薄れているような気がして、爽快感が薄くなったように私は感じました。ま、これについては前作の「脱出」マニアであるうちの次兄に訊いてみないととも思いますが、なんとなく次兄の評価も良くないような気がします。
 
●貞子が出てくるときの手は、なんであんな濡れ方をしているなのか
たぶん淀んだ井戸の水ってことなんでしょうけどね、トローンと手や腕から落ちる様子におよそ水らしさが感じられません。どちらかというとローション的な、具体的にいえばペペ的な固さに見えますけども……って、とりあえずこの話はやめておきましょうか。
 
●陽一君はどうしてしまったのか
本当にどうしてしまったのか。
前作の「覚醒」ではPSのゲームの主役みたいな顔だったのに、なんであんな全盛期のいとうせいこうみたいな髪型になってしまったのか。
確かに、あそこまでじゃなくとも映画版『リング2』での白塗りの陽一くんは少し近いくらいの髪型だったような気もしますが、今回のは白塗りになる前の姿ですしね。
まあ、別にどうでもいいっちゃいいんですが、あの髪型にこだわった訳が地味に気になりました。
 
 
さて、なんだかネガティブなこととどうでもいいことばかり挙げたような気もしますが、まあそれだけ期待した、いえ、「私的には期待していなかったのに触ってみたら期待をしてしまった」台だったということですね。
果たして、これから触る機会がどれだけあるのか。とにかくスルーを叩く店が多すぎてなぁ……ぶつぶつ。
 
 
といったあたりで、今日はこの辺で。
皆様、良きGWを。
 
それではまたー。
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