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【ザッシュ】
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『ネクスト・ロック・ゲート』
今年の桜の木の下で
掲載:2015/4/9 09:50

第2回AKB48グループ ドラフト会議・候補者のパフォーマンス検証映像を観ていた。
 
48グループがこうした映像を公開する事は珍しくなく、一昨年の第1回ドラフト会議 / 昨年のチーム8合宿とお馴染なのだが、毎度ながら「立った者」の覚悟の強さには刺さるものがある。
検証(テスト)を経て、講師からのアドバイスと言えば聞こえがいいが、要するにこれはダメ出しである。かけられるのは自分を否定される言葉だ。
そりゃあ、悔しいし、悲しいし、情けないだろう。ここでは多くの候補者が涙を見せるのだが、それでも彼女たち「立った者」は「まだやる」と言うのだ。
 
「立つ」とは何か! ――モバイル辞書を引いてみると、「座ったり横になったりしていた人が、足を伸ばして自分の体を垂直の姿勢にすること」と載っていた。
では、何故人は「立つ」のか! それは、座ったり横になっていては見れないものを観、取れないものを掴むために決まっているじゃないか。
だから、彼女たちが高い木の枝に生った実に手を伸ばす様を座しながら観る者としては、「立った者」に対する敬意を忘れてはならないと思うのだ。
 
実際問題、これには若くて可愛い女の子が自己を否定され、すすり泣く様が楽しいという下種な見方もあるわけだしね……つーか、今回は逸材揃いで、一色嶺奈(13歳)など絶対に取り合いだっつーの。
 
ちなみに、48グループのファンとして参入後間もない方、新規参入を目論んでいる方は、こうしたオーディションイベントに注目するとよろしいでしょう。今年の10月から活動を開始すると言われているNGT48に注目するのも良いと思います。何故なら、ここを入口にする事でシーンのド真ん中に行けるからです。
やっぱ、自分がド真ん中に行けなきゃ、ファンとして参入しても面白くないよな? この業界も新規参入者がシーンのド真ん中に行ける仕組みを作らなきゃイカンのではないかと思います。
 
それにしても――
 
 
 
今年の桜の木の下で
桜の蕾
 
 
 
春なんですけどねえ。この数日の冷え込みで、開花までもう少しかかりそうです。
射幸性を抑え、遊べるパチンコ・パチスロをという話は業界上層部の理想or建前論で、現場ではコイン / 玉単価の高い台ばかりが大量導入され、残存する古参から利益をむしり取ってる有様を見ると、この業界の開花はあり得ない気がして来ますが……。
 
ギレン・ザビ閣下の「立てよ国民! 悲しみを怒りに変えて――」という演説を頻繁に聞く今日この頃、この営業モデルは今年いっぱいで終了なんですから、現場はもっと危機感持って「立ち」ましょうよ。
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