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この台を打って、やっと「ヤツ」の正体の一片が見えてきたような気がしました。
 
 

 
 
この謎の生物「クジラッキー」の初出は、確か地中海だったかと思います。
 
正直に言うとヤツの登場以降、私は「コイツは何者なんだ?」とずっと考えておりました。
いや、「クジラッキーなんだからそりゃクジラだろ!」というのが当たり前の話なんですけどね、私にはアイツがクジラとはどうしても思えなかったんですよ。
私的にはここまでの観察から、黒光りした容姿と動きが妙に素早いこと、「キキキ」みたいな羽根を擦り合わせたかのような音を発することなどなどで、我が国で最も嫌われている昆虫のひとつであるあの「黒い悪魔」の眷属ではないかと疑っていたのですが……。
 
この台を打って、そしてこの役物を見て、ピーンときました。
パッと見ると上に歯があって下に尾びれがあって、何故だか羽根が生えている不可思議なクジラのようですが、よーく見ると、目があって、そこと下の間に口があって……なんだか、メットっぽいものを被った顔に見えてきませんか?
 
そう、おそらくコイツはパーマンの亜種です。
そう考えれば、空を飛ぶことも人語を解することも納得がいく。何号なのかとかブービーとはどっちが立場が上なんだとか疑問点はまだ残りますが、それはこれから先の機種でおのずと解るはず。
 
 
……などという妄言は置いておきまして。
 
ということで、先日、『ギンギラパラダイス 情熱カーニバル 強99バージョン』を長時間打つ機会がありました。
 
打って感じたのは、回しの基本形がなかなか強いということと、スルー以外の出玉関連が弱いということ。特に、回しは通常の海シリーズとはまるで違う印象で、同じ「フレンズ」である『アクア』と似たような感じですかね。ヘソが平行に微プラス程度でステージも強いというわけでもないのに軽々と20/1kを超えてきたのは、やはり基本ゲージが強いからでないかと思います。
対して、右はスルーこそ大幅なマイナスでなければなんとかなりますけども、特に厳しいのがアタッカー手前、右下の位置の釘の影響でした。今まで私が見てきた店では大体ココに大きなマイナスが仕込んであって、ココをやられるとアタッカーだけでなくて電チューへの右からの玉も殺されますから、とにかくココのマイナスだけは良く見るべきかと。
そして、一応ながら海の範疇に入る台にしてはちょっと回しが遅い印象。甘海くらいかなーとか思って打ってたんですがそこまで全然届かなくて、うーん、この日くらいの状態なら他の台を打った方が良かったかもなんても思ってしまいました。
 
ちなみに、初めてSTに突入したときは、
 
 
 

 
 
「キンギョラッシュってなんなんだよ!?」と正直本気で思いました。
まあ、よくよく見れば「ギンギララッシュ」と書いてあるのは分かるはずなんですが、やっぱり最初のイメージってのは刷り込まれるものでして、今でもコレを見るとつい「キンギョラッシュ」と私は読みたくなってしまいますね。
 
私的には、通常の海とはちょっと違う点が面白かったのでまた打ちたいとは思うのですが、果たしてその機会はあるのやら。無調整~微マイナス程度でも左の電チューヨリが良いのは高ポイントですし、ノリノリのST中のサンバも良いですしね。
 
 
といったあたりで、今日はこの辺で。
それでは、またー

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