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先日書いたF機動戦士ガンダム-V作戦発動-の共闘の条件は「20台以上の導入」らしい……。
 
うわっ、ぱちんこAKB48 バラの儀式ですらそんなに入れなかったホールがゴロゴロしてるのに、SANKYOって何か凄いわー。
でも、低粗利で使ってくれるならエンドユーザーの立場からは言う事がございません。「当ホールは20台以下の導入のため次機種以降で使える3万円値引き券がもらえません。よって、低粗利での営業はいたしませんので、何卒ご理解下さいますよう……」なんてアナウンスは無いと思いますが、そんなもんホントに我々には関係ない話ですから。
 
みんなも被害者ヅラで語るホール関係者の言い訳なんざ、共感する必要ねーぞ。
営業資料や筐体画像も無いのに、ミリオンゴッド～神々の凱旋～に飛びついてる連中だ。他業種でそんな営業マンが来たら「みそ汁で顔洗って出直して来い!」と叩き出す話なのにな。
そんな買い方するからメーカーが増長するんじゃねーの?
 
……てか、導入が始まったら「神々の敗戦」ってネタがメディアを席巻する気がするのはオレだけですか?
 
ともあれ、ホール側は「射幸性の抑制」という課題に取り組む意欲が薄いように思います。
「規制されたらそれまで」と開き直ってるように感じるというか、AT機に続いて時間粗利1,300円・平均アウト19,700コのMAXタイプを失ってやって行けるのか、と?
警察庁は規制の前に業界の自助努力を求めているのが明らかなんですけどね。
 
4号機時代、ミリオンゴッド、アラジンA、サラリーマン金太郎の3機種が検定取り消し処分になる前にも業界は自助努力を求められてます。
しかし、警察庁が問題視した爆裂AT機の回収は一向に進まず、日電協に質した所、返答は「ホールが回収に応じない」であり、全日遊連に質すと「メーカーの回収努力が足りない」だったそうだ。
つまり、任せておいても埒が明かないから検定を取り消しての強制撤去であり、この後の5号機への規則改正に至るという流れなんですが、監督庁から強制されない限り、金になる道具の使用を自ら控えるなんて奥ゆかしいホール関係者はいないんでしょうね。
MAXタイプ偏重が変わらず、「射幸性の抑制」についてさっぱり進まない件について警察庁から質されたら、日工組の返答は「ホールがMAXタイプ以外、買ってくれない」で、全日遊連の返答は「メーカーの販売努力が足りない」になると思います。
 
射幸性とはパチンコの「のめり込み要素」であり、趣味や娯楽はのめり込み要素あってこそのもの。
そして、のめり込み要素が無い遊びが楽しいはずはないし、「依存症」は患者から依存対象物を取り上げても根本的な解決になどならないのです。興味が他の依存対象物(競輪・競馬、麻雀等)に移るのがオチ。
射幸性を保持しつつ、それとの正しい付き合い方・遊技者への提示方法を模索して行くべきなのでは――?
 
興味が薄い話題とは思いますが、皆さんも考えてみて下さいね。
「射幸性の抑制」にどう取り組むかは「規制後、メーカーはどんな遊技台が作れるのか?」という技術に関する推論より重要です。
事故らないように走る事より先に、事故ったらどんな救急車が来るかを考えて走るドライバーがいるかーーいっ!

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